密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

菅総理楽観の根拠:ワクチン1回接種割合が人口の4割、感染者の減少 ってファウチ博士でもいまだに試行錯誤なのに?

天才バイルスが団体戦危険、心のケアの必要を求めている。なんで五輪で、ドクターからの虐待に対するインタビューをしたんだろう。やはりいくらつよい精神力を持ち、女性の意識の高いアメリカ女性でも、性的虐待へのトラウマは一生残る。ましてや、性交渉が何かもわからないうちに、そういう目に合えば、克服どころか、緩和でさえ、並大抵ではない。
それが原因とは発表されてないが、アメリカは彼女に英雄を求めすぎたのかもしれない。



さて本題。どうして、菅総理は、こんなに悪くなる一方の状況で、自信満々and鈍感でいられるのか?東京感染者4000人代を受けても、同じことを繰り返す。ワクチンにすがりつく。彼の根拠は、野村総研のこの提言、「ワクチン接種先行国における接種率と感染状況から見た今後の日本の見通し」をその根拠に挙げ、「イスラエルやイギリス、アメリカにおける接種率(人口比)と新規感染者数の推移を比べたうえで、1回目接種率が4割前後に達したあたりから、新規感染者数の減少傾向が明確になり始めたと指摘されている」らしい。
もちろんこれは、日本にデルタ株が入ってこない、来るわけない、が大前提。
分析が甘い分析が古い、そして頭が硬い+思考停止+プライド固執。
地位に恋々としがみつき、、、。



菅義偉首相が8日の記者会見で「人口の4割がワクチンを1回接種したあたりから、感染者の減少傾向が明確」と述べた根拠は、野村総合研究所がまとめたリポートだった。会見で指名されなかった報道各社の質問に対し、書面で16日に回答した。
 首相は会見で「先行してワクチン接種が進められた国々では、ワクチンを1回接種した方の割合が人口の4割に達したあたりから感染者の減少傾向が明確になった、との指摘もある」と説明。そのうえで、「(接種が)今のペースで進めば、今月末に一度でも接種した人の数は全国民の4割に達する見通しだ」と述べている。
 朝日新聞は首相官邸を通じて、「該当する国やどのような方がどのような分析をして『4割』が導き出されたのか」と質問。書面での回答は、野村総研がまとめた「ワクチン接種先行国における接種率と感染状況から見た今後の日本の見通し」をその根拠に挙げ、「イスラエルやイギリス、アメリカにおける接種率(人口比)と新規感染者数の推移を比べたうえで、1回目接種率が4割前後に達したあたりから、新規感染者数の減少傾向が明確になり始めたと指摘されている」と説明した。
 野村総研は5~6月にリポートをまとめた。首相は3日に首相公邸で、梅屋真一郎・野村総研制度戦略研究室長と面会し、リポートの内容についての説明を受けている。


1回目接種でワクチン効果が数字に表れるなんて聞いたことない。アメリカのシビアな報道陣が追及できない数字を、政府にとってポジティブな数字が隠され、日本のシンクタンクが情報を解析できた?


少なくとも、菅総理が、あるいは彼の側近が、アメリカの報道や、CDCの発表に目を通していれば、この提言が、いささかおかしい、ということがわかるはずだ。
数字の集積だけを追いかけていると、現実と乖離する結果が出るのではないか?特に感染症の専門弁席部門があるわけでもない野村総研、顧客の利益未透視と戦略が目的の会社だ。
畑違いである。


実際、今でも、CDCのファウチ博士でさえ、試行錯誤だし、この変異を繰り返すウイルスにプラスして、偏見や維持といった人間の蒙昧さを加味した対策を立てなくてはならないのだ。地域(マスクなんかするか!は自由の証という、全くバランスの取れない小学生以下の主張にすがりつく、(すでに聚落著しい)トランプ、な人たちや、不幸にして、知事や市長がそういった脳みその地域では、デルタが猛威を振るっているし、その勢いがワクチン接種者まで脅かす。また接種したい人は、ご近所にこっそり受け、受けたことを隠すという始末だ。

”あまびえ”より効きそうなファウチ博士の知性的お顔。トランプ時代より、うんとストレスのない様子。尾身さんはストレスいっぱい。


アメリカの感染症対策トップのアンソニー・ファウチ博士は25日、国内で新型コロナウイルスワクチンを接種していない人の間で感染が急増していることについて、「間違った方向に向かっている」と警告した。


ファウチ博士は、従来株より感染力の強いデルタ株が、ワクチン接種率の低い地域での感染を急増させていると述べた。そして、接種完了者に対するマスク着用ガイドラインの見直しを、保健当局が検討していると話した。


新型ウイルスの影響を受けやすい高リスクの人たちにブースター(追加免疫)接種を提供することも検討しているという。


ジョー・バイデン米大統領の首席医療顧問を務めるファウチ氏は、アメリカにおける新型ウイルス感染の状況について、「ワクチンを受けていない人の間でパンデミック」が起きつつあると、25日に米CNNに述べた。


米疾病対策センター(CDC)の集計によると、アメリカでは25日午後の時点で、人口の49%に当たる1億6300万人以上がワクチン接種を完了している。


アメリカは4月までは、接種率で世界をリードしていたが、その後は接種率が低下し始めた。
特に接種率が低い南部では、住民の半数以下しか1回目の接種を受けていない州もある。
こうした中、1日あたりの感染者数は5月と6月に減少した後、再び増加に転じている。
この傾向は、感染力の強いデルタ株が急速に広まったことが一因となっている。

米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、アメリカではこれまでに3440万人以上が感染し、61万人以上が死亡している。


接種率の低い州で感染急増
感染者が急増しているのはフロリダ州、テキサス州、ミズーリ州などワクチン接種率の低い各州。
オバマ政権下で公衆衛生局長官に任命され、ドナルド・トランプ前大統領によって更迭されたヴィヴェク・マーシー氏は今週初め、新型ウイルス感染症COVID-19による死者の99.5%はワクチンを接種していないと指摘した。


ファウチ博士はCNNのインタビューの中で、ワクチン接種率の低い地域の首長たちは、住民に接種を促すためにもっと努力する必要があると述べた。
博士はさらに、アーカンソー州とフロリダ州の知事が接種を推進していると聞き、「非常に心強い」とした。
両州知事はいずれも共和党所属で、これまでファウチ氏の助言に批判的だった。

え?フロリダ知事、ついに考え変えたんだ。こいつはトランプ信者でトランプの跡を継いで大統領になると公言しているクレージーなトランプな人たちのニューアイドル。その地位を維持のため、絶対、違反ワクチン半マスクで通すと、つい昨日まで我々の会話に昇っていた。まあ喜ばしいことだ。


このパンデミック下で、ファウチ氏はバイデン現政権とトランプ前政権で重要なアドバイザー役を務めてきた。


マスク着用ガイドライン
ファウチ氏はCDCが定めたマスク着用ガイドラインの内容を変更する協議に参加したと述べた。

現状では、CDCは接種完了者について、「マスクを着用せずに、パンデミック以前に行っていた活動を再開できる」としている。


ファウチ氏はCDCの現行ガイドラインに基づき、地方自治体が独自ルールを設定できると述べた。
ただ、感染者の増加を抑え込むために、一部の自治体が屋内や公共の場でのマスク着用義務を復活させたことにも言及した。カリフォルニア州ロサンゼルス郡では、接種の有無に関わらず、屋内でのマスク着用が義務付けられている。
(英語記事 Fauci says US going in wrong direction on Covid)


ワクチンに対して怖がりすぎのきらいがある日本では、しかし、自由の権利と、マスク・ワクチンをひき比べようなどという人は少ないだろう。ただただトップが馬鹿なだけ。
日本人が割とCOVID-19に耐性があり死者数が少ないことにあぐらを開き、ありもしない日本モデルなどと言って、何もせず、商法収集も、大手経済シンクタンクに任せ、それを信じてこの、全く状況が変わっているデルタ株蔓延でも、金科玉条のように寄りかかってる。


ところで、小池知事も、東京五輪が感染を拡大させる要因の一つになっているのではとの専門家の指摘に対し「オリンピックはステイホームに一役買っている」と強調し、感染拡大への影響を否定した。というのだが、専門家の発言を否定する根拠は?、私がそう思う?
菅総理と同じ、”私”がそう思う。なんなんだろう、日本の政治家は?


少し前に、与党が、ファイザーが、野党のせいで(ロシア・中国のワクチン使用に言及)でへそお曲げたから供給が止まった、なんて、もう笑い話な、野党に責任なすりつけを試みたが、流石に無理すぎでしょう。ファイザーCEOが柚木議員の発言に反応するくらい、国際的知名度影響力があるなら、彼に交渉担当を任せた方がいい。アメリカのトップは、あいつがこう言った、絶対許せん、などと根に持ち、陰険に、利益にもならない嫌がらせやパワハラに時間と労力を費やしたりしない。トップでなくても一般の人も、しない。トランプは、オバマさんに対してはそうだったけど、トランプだから、、、なのだ。


与党の苦しさがよくわかる、藁をも”菅”る反撃。でも、”菅”捨ててこそ浮かぶ瀬もあり、だと思うけど。よ〜く考えてみてください。


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