不可思議な仲介が多い五輪関係。食べ物だけではなく、選手村備品、エアコン・給油機も廃棄？

東京五輪・パラリンピック組織委員会の環境への取り組みは、選手村の備品を巡っても懸念が残る。各居室には合計でエアコン１万３０００台、トイレ５０００基、給湯器４０００台が設置された。すべて新品だが、パラリンピック終了後は分譲マンションへの改修工事をするため、全て撤去されるという。

組織委の北島隆ビレッジゼネラルマネジャーは６月、本紙の取材に「エアコンはリース会社に返す。再利用しやすい性能なので、工事現場などで利用されると思う。ただ１万３０００台もあるので、すぐには使われないだろう」と話した。　中古市場の関係者によると、エアコンは保管中の性能の維持が難しく、設置に手間がかかるため、繰り返しの利用に向かず、使用後は廃棄物処理業者に回収してもらうことが多いという。
　
組織委をめぐっては２８日に五輪開会式の際、スタッフやボランティアに用意した弁当など１万食分のうち、約４０００食分が消費されず、処分したことが分かり、インターネットなどで批判を浴びている。

エアコンに関して言えば、随分旧型を設置したな、という印象だ。旧型安物で未使用新品であっても、たった一月かそこいら使って、廃棄するリース会社。またぞろ不条理なお金の流れがあるのではないか。

昔、生活保護を受けていたおばあちゃんが、エアコンを使っていることを見つけた、市の職員が、生活保護だからエアコンはダメ、ということで撤去、おばあちゃんは熱中症で亡くなった。　今はそういうことは改善されているだろう。猛暑・熱帯夜の日本で、エアコンは生命維持装置だ。それでも、エアコンがなくて熱中症になる人はたくさんいると聞く。

学校でも教室にエアコンがないところもある。郵送料などは沖縄など必要と捨自治体で負担して、米軍の騒音で窓の開けられない学校のクラスに取り付けるとか。給湯器だって使いたい人はいるだろう。
廃棄するくらいなら、消費税免除で、エアコン１０００円（取り付け工事費がかかるだろうし）　給湯器５００円で、予約受付したどうか？　しめて、１千３百５十万円金図解の洗い五輪周辺の人々にしたら端金の節約だろうけれど、一般庶民には大金だ。

本当に五輪関係の、地区整備、建築から、備品、人件費、食料供給など、このまま終了、あるいは中止後に、きちんと国会で、資金の流れを調査公表、国民に明らかにしてほしい。

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