密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

まだ学徒動員観戦を諦めない、水筒禁止はテロ防止?

医療や教育の現場から、この無茶なオリンピック中止を訴えた会見。



Press Conference: The hidden cost to women of holding the Olympics during the Covid pandemic
多くの国民が、納得の意見・訴えであった。その中で(全体からすれば小さな問題だが)、子供達は、この猛暑の中、水筒持参も許されていない、その理由は異物混入によるテロ防止、だという。


安心安全感覚が、大きくずれている政府。一足飛びの危機妄想、看板は大きい方がいい。
子供の親がテロリストで水筒に爆弾やガス発生薬品を持たせて、自爆テロを行綯わせるとでも考えているのか?すごい想像力だ。中東の紛争地なら起こらないとは言えないが、その現実的バランスを飛び越える想像力を現実の方向に働かせてほしい。そんな心配をしなければいけないほどテロ蔓延の国なら、子供に観戦強要などしなければいい。オリンピックなど開催しなければいい。


また自宅からの飲み物なら、子供たちにとって安全安心だが、会場で”スポンサーから?”飲み物を配られるなら、そのほうが異物混入しやすいだろう。
一事が万事、現実が見えていない、対策のための対策。後付け言い訳で継ぎ足してゆくからとんでもなく架空のファンタジーが出来上がる。


開会式さえやってしまえば、競技さえ始まってしまえばと、目を瞑り耳を塞ぎ、彼らのゴールに向かって疾走する。科学的に分析し、現実を捉え、当然と言える懸念で真剣に中止を求める人たちを尻目に、自己都合な夢に向かって突っ走る後がない妄想総理菅義偉。


15日に開かれた都のモニタリング会議では、新規感染者の増加が今のペースで続けば、五輪閉幕直後の8月11日には直近1週間平均で約2400人に達するとの試算が示された。だが政府高官は「それくらいなら大丈夫。中止はない」と意に介さなかったという。
その菅氏の妄想的自信を支える政府高官。
政府高官誰だ? Wikipediaによると、日本の報道における、内閣官房長官を指す隠語。主にオフレコ内容を報じるときに使用される。同様に、内閣官房副長官は政府高官と呼称される。とするなら、この発言は、内閣官房副長官現職者 坂井学(政務・衆) 岡田直樹(政務・参) 杉田和博(事務)のどなたかだろう。 前川喜平氏をして、この国にとって最悪の組み合わせと言わしめた”菅義偉+警察官僚エリート杉田和博” 彼らの認識では、2400人くらいの感染なら取るに足らないのか。


2400人観戦しても、1〜2週間引き締めれば、すぐ治るし、今までの検事でいけば死者数な少ないだろう、と考えるのだろうが、その後には、お盆休みやパラリンピックが続くし、猛暑も続く、感染拡大+デルタ株、猛暑、海外を巻き込むイベント、ワクチン不足、鉄壁のガースー+杉田ラインでもキャパオーバー、どころか彼らの強権的行動のGOTOゴリ押しは、不発どころか、厄災を引き寄せてきた。



このまま彼らの計画通り、日本チャチャチャで、国民の頭を馬鹿にして、成功した!!を擦り込めるなら(それでも今後も菅総理を国民が望むかというと、難しいと思うが)自民党にとってこれまでの成功体験を継続できるかもしれない。しかし、彼らの『それくらいなら大丈夫』を超える自体が勃発すれば、『デルタ株が予想以上に猛威を振るう』『選手村で、パンデミックが起こる、あるいは選手関係者が重症化する』『選手の競技中、ボランティア活動中の熱中症被害』そして、『台風・地震等の自然災害〜こればかりはどうしようもないが、可能性0でない、対策は考えているのか?』
甘い見込みの確信犯政権、いいなりのJOC、下々とは別世界のIOC が、安全安心の大会など
悪い冗談だ。


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