密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

憎まれ役の麻生太郎、とはいえ狂いすぎでしょう。

常に暴論を駆使し、国民の気持ちを逆なでし続ける麻生太郎氏。都議選残敗・衆議院選心配が渦巻く自民党にあって、またもや暴論連発。ただ自民党の首脳部は多かれ少なかれこの論拠に基づいて、医療関係者や研究者の声を無視し、”国”のプライドと利益に突き進んでいるのかもしれない。

麻生太郎副総理兼財務相は5日、新型コロナウイルス感染を巡り「コロナで全員、死に絶えるようなあおった新聞記事も拝見するが、日本の場合10万人当たり12、13人亡くなっている。人口比では、先進国の中で最もうまくいっている」と述べた。
日本政府の対応に大きな不備はなく、感染による死者は少ないとの見方を示した発言だが、国内の感染死は1万4800人を超えている。
 

東京都内で開かれた自民党衆院議員の政治資金パーティーで講演した。
 コロナ禍の東京五輪・パラリンピックに関し「巨大な祭典なので気分も変わる」と指摘。「コロナの中で、東日本大震災後たった10年で日本はこれだけの祭典をやってのけた国として、われわれはその評価に堪えるだけのことをやらないといけない」と訴えた。(共同)


一体何をやってのけたというのか?2000年を超えて、日本は変わった。リストラという言葉が広まり、終身雇用制が甘えだとばかり消滅させられた。将来設計ができない人々が溢れかえり、満足に食事をできない子供たちが出現し、その反面、一部の人々の利益と富が集中し、その人々の中で税が再分配される。国を挙げての富の独占を国力と呼び、その仕組みを支える者が優遇され、その不公平を隠すための情報の不開示の横行。
基準も理由もプロセスも示さずどんどん勝手に決めていけるシステムを構築し続けている。


いくら麻生さんでも、「コロナの中で、東日本大震災後たった10年で日本はこれだけの祭典をやってのけた国として、われわれはその評価に堪えるだけのことをやらないといけない」なんてよく言える。土建・システム構築・デザイン・広報に税金をばらまいただけで、
五輪にたかって税金を吸い上げただけだ。復興に不可欠の人材。資材まで五輪で吸い上げ
妨げにこそなれ、何の助けになったのか?恥知らず、という言葉以外、形容の言葉が見つからない。


その恥知らず麻生さんは、この日は、飛ばしに飛ばして、憲法違反



麻生太郎副総理兼財務相は5日、東京都内で講演し、中国が台湾に侵攻した場合、集団的自衛権行使を可能とする安全保障関連法の「存立危機事態」として対処すべきだとの見解を示した。「台湾で大きな問題が起きれば、存立危機事態に関係すると言ってもおかしくない。日米で台湾を防衛しなければならない」と述べた。
 沖縄選出の自民党議員の政治資金パーティーで講演。台北市でのデモや騒動に中国が軍隊を派遣して「中国の内政問題だ」と主張する有事シナリオを紹介した。その上で「次は沖縄。真剣に考えないといけない」と強調。「日本を防衛する力をきちっと準備しないといけない」とも訴えた。


どうして、台湾侵攻が、存立危機事態になるのか? 台湾へ、日本の自衛隊が攻め込んで、中国軍と交戦するとしたら、日本が侵略と言われかねないし、中国に日本を攻撃する口実も与える。中国は人民統制を強めていて、アーチストや映画・音楽などへの愛国統制が基部しくなっていると聞く。もちろん香港の民主的独立運動をする市民弾圧、ウルグイ人に対する民族浄化弾圧は、許されるべきではないが、台湾の自衛隊派遣などもってのほかだ。

日本政府がそんなことをすれば、米国は絶対に止める。第三次世界大戦など誰も望んでいない、一部の日本のクレージー政治家以外は。彼らは、第二次大戦敗戦時幼少期を過ごし、尊敬していた大人たち、ヤマトや零戦を英雄視し、日本はすごいと信じていた、幼い心がくじかれた、その子どもの心のまま大人になって、そのトラウマを回復したい願望が強い。
だからいまだに中韓は自分たちの使用人だと、劣った人々だというような発言をする。
きちんと歴史を紐解けば、日本は大陸から多く学んできた。劣っているどころか、教師であり、日本文化の礎なのだ。


昨今の日本の凋落は、この子供っぽい学ばない人々、甘やかされ過度なプライドだけを抱える世襲政治家が国の中枢に蔓延ってしまったことだ。この人たちの幼稚さが、国民全体に伝染している。だから、政治家が入院すればすぐかわいそうと信じ込んで、流される。単純な仮想敵設定にすぐ騙される。


とにかく、5日の講演は、単なる失言などではなく、とても危険な楽観と、とても危険な状況判断が示されている。麻生さんは、全部がダメだとは言わないが、森友などの状況の危機、政権の政策の負けが込んで狂ってきている中、余裕がなくなっているのか、かなり危ない。


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