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ルワンダ選手出場資格剥奪。見せしめ? 人身御供?

昨今注目度の高いルワンダ選手団から、大会資格剥奪者が出てようだ。

東京オリンピックに出場を予定していたルワンダのマラソン選手が新型コロナウイルスの感染防止対策に違反したとして、出場資格を剥奪されました。今大会での資格剥奪は初めてとみられます。


出場資格が剥奪されたのはアフリカ東部・ルワンダの男子マラソン代表のムヒティラ選手です。ルワンダオリンピック委員会によりますと、ムヒティラ選手は先月29日、ルワンダのキャンプ地の宿舎から許可なく抜け出したということです。


これについて委員会は「東京大会で定められている新型ウイルスの感染防止対策に違反した」と説明しています。一方、ムヒティラ選手は抜け出した理由について地元メディアに対し、「体調不良で薬をもらうためだった」と話しています。


今大会で新型ウイルス対策をめぐり出場資格がはく奪されたのは初めてとみられます。



このニュースを聞いて、まず思ったのは、管政権のボロボロ水際作戦+穴だらけバブルへの非難を覆す、人身御供?というものだ。
五輪選手に寄り添い、4年に一度だからと全てのルールをずるずると緩める日本側が、問答無用の決定、このやり方は管的だ。もし、この無断外出選手が、アメリカ・イギリスなどの選手だったら、どうだっただろうか?


選手にとっても、五輪参加資格剥奪は、大変なショックであろうから、十分な検証、言い分で公平性のある公判が必要だろう。気にに力があれば、弁護士を立てて争うことをしかねないが、ルワンダ政府にそこまでの交渉力があるとは思えない。


要請者が出たことで、水際不信の象徴となっているルワンダから、選手資格剥奪を言い渡し、厳しい姿勢です的印象操作を画策なのでは?と疑う。


だいたいアスリートには大会資格剥奪が、ルールブックを破ることの大きな抑止力になるが、肝心なのは、スポンサー招待客などの遊びに来ている裕福な人々だ。彼らは選書の比にならないほど、コントロールが効かない存在だ。


彼らを配慮してルールブックの特例条項をどんどん付け足す、日本側が、「体調不良で薬をもらうため」の外出を訴えているアスリートからは、あっさり出場資格がはく奪を決める。


特に、ルワンダキャンプは泉佐野市、東京のように、クラブやバーやショッピングセンター、アミューズメント施設があるようには見えない。若い選手にとって、剥奪の危険を冒して、出歩くほどの、魅力には乏しいだろう(山あいの神社とか、自然の魅力はあるにせよ、東京のようについふらふら出てしまうということは考えにくい)。


そして大会資格剥奪が無断外出抑止力になるのは、競技前の選手だけ。競技を終えて開放感MAXの選手にはその罰則は関係ない。帰国前のみんなで街に繰り出して大騒ぎして、そのあと退去勧告されても、So What?!だ。


23回野党合同チームヒヤリングで、プレイブックについての追求があった。政府が日本国内に伝えているプレーブックの厳格さは、英語では書かれていない、同様に強う表現にはなってはいないことを、斉木議員が指摘、また川内議員は、このプレイブックの内容について、まず『原則として』という言い方をやめてほしい。プレイブックは、指標ではなくルールであるべきだ、と述べた。これは大賛成だ。日本側の言い分は、常に原則として、原則としてとのべ、例外もありますよ〜と言外に示し続けている。

2021年7月2日 第23回「ワクチン進捗フォローアップ野党合同チーム」ヒアリング
また今回のように、強権的に何の審査・言い分の妥当性も問われず、強権的に資格剥奪!!と言うのならそこには、細かい誰もが納得するルールが記されていなければならない。
そうでなければ、相手も納得しない。下手をすれば国際問題だ。


アメリカやイギリスのような国は良くて、アフリカ諸国、小国には強気の対応。メダリストには特別優遇措置、現に再感染拡大中のインドは厳格行動規制(抗議文提出)同じような状況のイギリスは、我が国は大丈夫です、的主張で、すぐに0待機ということが起こっている。


立民議員から質問が出たがホテルなどの宿舎の食事に飽きたから、個室レストランで食事はダメで、体調不良(食事が合わない)から、レストランで、は許されるのか?のような、ただの言い逃れめいたことまで、協議しなくてはいけないルールブック。


個室ならいいよ、というのは、IOC貴族が、小さい寿司名店貸切・高級料亭個室でご会食想定が全部OKの対応だ。コンビニがどうのなんていうのはダミーで、本命はこちら。
だいたいコンビニなら、高級ホテル内、選手村にもあるだろう。


”いだてん”では、東京オリンピック選手用食堂には、世界各国の料理が提供される配慮がされた。もちろん、その当時より色が多様化している現在は、当然配慮されているだろう。
学食感覚の想像力で話しても始まらない。ましてや大金持ちの五輪関係者は、日本に来たら、高級レストランで、高級ワインや日本酒エオ楽しむおは当然と考え、それを阻害される行動規制は受け付けないだろう。 コンビニに買い物行きたい、、などということを、例に考えるのは、あまりに日本的庶民感情がすぎる。


いっそのこと、政権御用達の高級レストランを五輪期間貸切で、そこまでバブルを広げ、グルメな、安倍麻生グルメマップを英語版で作り、裏ルールブック、政府主導で、みなさま順繰りに、特別リムジンで、寿司〜神戸ステーキ〜懐石〜フレンチ〜イタリアン〜焼き鳥〜串カツ〜お好み焼き〜のローテーション接待でもすればいい、もちろんお勘定は税金で。
それで国民の反発が増大しようと、馬耳東風でやり過ごし、どこかの小さい国を槍玉に挙げて、難癖的また選手資格剥奪、あるいは北朝鮮にミサイルを一発打ってもらえばいい。そして、国民の怒りは、五輪ファミリーより仮想敵に向かう、そういう方策をとらば万々歳。


最悪の事態の、五輪ファミリーか、英米選手が感染しても、日本人を蹴り出して、特別治療、アビガンでもなんでもどんどん投与、その煽りを受けて、亡くなる国民がいても、「お前らとは身分が違うんだよ!!国益にかなわない命など取るに足らない」と、確信をもって思うだろう。


今、熱海で土石流が起こって、甚大な被害が出ている。全く恐ろしい映像だった。コロナ下でも、救助・復旧は、大変な状況になるだろう。できる限り多くの人が命を救われることを願う。八千代市の飲酒自動車事故現場視察に出向いたあざとい菅総理なら、当然、一目散に視察、家を失った人たちの、支援金を約束するよね、当然。


しかし、今後、どこで自然災害が起きても、五輪優先だろう。被災者が冷房のない体育館で不安の夜をすごく中、選手村では冷房完備、飲食十分、4つ星ホテルは快適そのもの、それでも足りいず貸切、個室レストラン会食だ。


日本政府にとって最悪の災害は、地方の国民は被災してくるしむ事ではなく、東京で災害が起こること。地震・台風 そこまでいかなくても、東京エリアの広域停電が起こること、連日の猛暑。そんな、素人でも想像できることの対応さへ、大きな混乱や惨事が起こる可能性は大だ。そして、今の政府はできていないのではないかと思う。


開会式が近ずけば近くほど、ドロドロと不手際が流れ出て、政府はその隠蔽に大忙しになるだろう。


せめて都議選で、自民がぼろ負けしてくれれば、目を覚ます与党議員も出てくるか?と虚しい期待もしてしまう。


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