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五輪選手へのSNS誹謗中傷を監視するチーム設置、これ五輪優先事項?

この記事に、嫌な感じがした。

日本オリンピック委員会(JOC)が7月23日に開幕する東京五輪に合わせ、選手の会員制交流サイト(SNS)などに書き込まれる誹謗中傷を監視するチームを設置することが29日、関係者への取材で分かった。初の取り組みで悪質な場合は捜査機関などへの通報も想定している。
 インターネット上での中傷は近年、社会問題化しており、五輪で注目を浴びる選手を保護する狙いがある。JOCはツイッター社などと連携して書き込みを監視する方針を同日の競技団体との会議で説明した。
 また、JOCが東京五輪の日本代表選手数を約580人と想定していることも分かった。


SNSなどの書き込まれる誹謗中傷の被害多方面で広がっている。もし、こうしたことを抑制、抑止する、またこうした行為を監視するチームの設置に関しては、個人情報や人権がらみもあり、そうイージーに行えないだろうし、行うなら国会の審議を経て行われるべきだろう。


今回の場合、JCO内で、”これが誹謗中傷だ”という判断をし、捜査機関などへの通報ということも判断するためのチームを作るというのだろうが、これはともすれば、反五輪発言への威嚇として行われる可能性もあるし、またこれを五輪後、既成事実として発展させることで国の承認する事業に対する言論統制にも使われかねない。


以前池内選手に対して、五輪中止に賛同して欲しいという、”お願い”に対して、多くの市民は筋違いと判断した。多分その発言をひた人も、不見識を反省しているだろう(心配はその人がまた攻撃されていないかだ、これが日本の困った状況だ)そんな日本の現状で、JOCによるSNS監視や捜査機関などへの通報を行うチームの設立が必要なのだろうか?


五輪アスリートクラスの選手には、チームがあり、社会的に守られる体制も、普通のいじめに遭う子供達、人たちに比べて、しっかりしている。かつ特に五輪期間を越えてまで継続されるわけでもない。このチーム発足はどれだけの具体例から計画されたのだろうか?



コロナや五輪をお題目に、こういうことを”こそっ”とするから現政権は油断ならない。これは決して五輪選手の保護のためでも、人権擁護のためでもない。




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