密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

五輪が始まると日本選手の活躍が気になって仕方ない、と気持ちが変化したことに気づくだろう。こう変化してるよ。

猪瀬元知事は、ツイッターで「東京五輪開催反対を言う人たちは、五輪が始まると日本選手の活躍が気になって仕方ない、と気持ちが変化したことに気づくだろう。でもそれはごくふつうの健全な感情で少しも後ろめたいものではない」「僕が言いたいのは、自分の意識の深層に想い致すことなく、軽薄に意見らしきものを述べる愚かしさだ」とツイートし援助している。当たり前だ。為政者の愚民認識のお手本のようなツイートだ。こういうことを思っても行ってしまうセンスは、言葉でものを表現してきた作家としても、大変お粗末だ。


しかしご指摘の通り、五輪の開催を待たず、選手の活躍に対する見方が変わってしまっていることを実感した。


アメリカの女子体操チームは今、最高水準に達している。TV彼女らのスバラシーパフォーマンスを見て、その勢い、完成度、個人の妙技でありながらチームとしての一体感を見て、気分が悪くなった。楽しめない。この五輪強行によって、日本に大きな厄災が広がると思うと、無邪気に楽しめないのだ。


バイデン大統領は、もちろん五輪開会式には行かない(アメリカ大統領は五輪は出席しないのが通例)ファーストレディーのジルが行くかどうかを検討中だ。ジルなら、平昌に行ったペンスのようなあからさまな敵対行為、政治持ち込み丸出しの行為は行わず、知的にエレガントに対応してくれるだろう。しかし、個人的に、行かないでほしいと思う。若く見えるとはいえ70歳だ。もし感染したら(二度受けても感染する、しかも、デルタ・ラムダ株の危険もある)苦しい思いをする。もちろんハリス副大統領も行く気は無いだろう。メルケル首相も不参加を表明しているようだ。


”五輪が始まると日本選手の活躍が気になって仕方ない”のと同様に、次々に起こる不手際や、新規感染者も気になって仕方がないだろう。ただし、メディアがきちんと報じれば、だ。日本メディアは、繰り返し日本選手の活躍をこれでもかと報じて、感染情報やトラブルなどをはじき出すだろう。しかし海外メディアも国内にいることを忘れてはならない。


猪瀬元知事もこんな「おまいう」なことを平気で発信する時点で感覚が狂っている。
ネット上では、猪瀬氏に対して「言行不一致」の指摘がでている。東京都の副知事を務めていた12年7月に「誤解する人がいるので言う。2020東京五輪は神宮の国立競技場を改築するがほとんど40年前の五輪施設をそのまま使うので世界一カネのかからない五輪なのです」とツイートしたが、現在は削除されて閲覧できない状況になっている。


 コメント欄には「意識の深層にある『やっべ、コンパクト五輪ツイート消しとかんと…』に想い致すことなく軽薄に人々を侮蔑することのほうが愚かしいです。反対する根拠は山のようにあり、何より命・健康を優先するからこそです。五輪競技自体を好きか嫌いか楽しめるか否かなど問題ではない。そういう観点こそ軽薄だ」、「世界一金のかからない五輪とかいっていた元知事さんはtweet消したようですが、そのことについてご自身の意識の深層になにか想うことはないのですか?」などの書き込みがなされた。(AERA)


猪瀬元知事の傲慢発言は、今に始まった事ではないようだ。



一般紙の社会部記者は猪瀬氏についてこう語る。


「自分が東京都知事の時に東京五輪を誘致したので、開催への思いが強いのでしょう。ただ、この人が『上から目線』であることは今に始まったことではない。今回の発言も特に驚きはないですね。11年の原発事故の時もそうでした。あの時は主婦を蔑視するようなツイートで炎上しました。他にもイスラム圏の人を不快にするような誤解を招く発言をしたり…本質は変わっていないなと感じます」


11年3月に発生した福島の原発事故の影響で、関東地方で水道水や母乳から放射線が検出され、乳児を持つ母親等の不安が高まっていたことがメディアで報じられた。すると猪瀬氏は「仕事をしない専業主婦は、パートでもなんでも仕事をして社会人になってください。数値の意味がわかるようになるしかありませんから。不確かな気分で子どもを不安にさせてはいけません」とツイート。この発言が働いていない女性に対する差別発言という批判が高まると、21日に「乳児をもつ親の気持ちはわかります。放射線は見えない。でもいまは有事です。原発に近い住民、避難所の人たちは見通しがなく苦しい。東京は違う。浄水場の客観的な数値を行動指針にしてほしい。考えて行動している主婦や仕事に就きたくてもつけない主婦を非難したつもりはありません」と弁明した。


 都庁に勤める男性は今回の五輪開催を論じたツイートについて、「猪瀬さんらしいなと思いました」と話す。


「気を遣って発言できる人ではないですね。ストレートに自分の意見を言うから誤解されることが多い。今回の『五輪開催反対は愚か』という発言も批判されていますが、反省していないと思う。むしろ、『何が悪いの?』という感じでしょう」


 自身の考えを主張することは否定されるべきではないが、言行不一致と指摘されるようでは説得力がなくなる。猪瀬氏は今回の批判に対してどう対応するだろうか。(牧忠則)


権力者が考えるほど、庶民はバカでも従順でもない。反対意見も馬耳東風で受け流し、これだけ強引にいこなった五輪だ。たとえ、選手に拍手しても、為政者に拍手する国民はいない。


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