密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

米デルタ株二倍、再流行懸念でも、一番危ないときに日本は五輪

バイデン政権は、5月末には、独立記念日までの集団免疫確保に必要な70(+の国民の二度接種を終えることが、難しくなりそうだと、警鐘を鳴らし始めたいた。
アメリカのバイデン大統領は社会を正常化する道筋として、来月4日の独立記念日までに、18歳以上の70%が新型コロナワクチンの接種を少なくとも1回受けるという目標を先月発表していました。
しかし、アメリカ政府の新型コロナウイルス対応チームの高官は22日の会見で「30歳以上ではすでに70%を超えているが、18歳以上が70%に達するにはまだ数週間が必要だ」と述べ、目標の達成は困難だという見方を示しました。CDC=疾病対策センターによりますと、アメリカでワクチンを少なくとも1回、接種した18歳以上の割合は21日現在、65.4%となっています。


ワクチン嫌いの赤い州の人々の対応が難しいのだろうと思っていて、相当用心深いワタクシたちでも、今年の独立記念日は、気持ちよく花火でお祝いできるのでは、と期待していたが、、、。


しかし、ことは、そんなドメスティックな話ではなくなりそうだ。アメリカでも、デルタ株が、蔓延の兆し、6月5日までの2週間では10%だったものが、今や20%に達しているという。

(CNN) 新型コロナウイルスの変異ウイルスのうち、インドで最初に見つかった変異株(デルタ株)が米国でも優勢となりつつあり、専門家からは年内にも新型コロナウイルス感染症の「再流行」が引き起こされる可能性があるとの見方が出ている。
専門家によれば、すでに米国の感染のうち5件に1件がデルタ株とみられるという。
デルタ株はすでに英国で蔓延(まんえん)しており、英国で確認された変異株(アルファ株)と置き換わっている。
ベイラー医科大学の熱帯医学を扱うNSTMの学部長ピーター・ホーテズ氏は「これは、我々が見たあらゆる変異株の中で最も伝染性が強いものだ」と述べた。デルタ株が英国全体で流行したのを目にしており、同じことが米国でも起こると懸念していると述べた。
米疾病対策センター(CDC)のロシェル・ワレンスキー所長は先ごろ、CNNの取材に対し、デルタ株が数カ月後には最も優勢な変異株となるだろうとの見通しを示していた。
CDCの試算によれば、6月5日までの2週間で、米国での感染に占めるデルタ株の割合は約10%だった。米国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長ら専門家によれば、今ではこの割合はおよそ5件に1件となっている。


ファウチ所長は22日、ホワイトハウスでの報告で、6月19日までの2週間に言及し、「数日前の時点で検出されたデルタ株の割合は20.6%だった」と明らかにした。この割合は2週間ごとに約2倍となっているという。

異株の追跡を支援しているヘリックス社の幹部ウィリアム・リー氏は、デルタ株は感染しやすく、ワクチン接種率が十分に高くない場合、感染の急増が起こりうるとの見方を示す。



デルタ株などのより感染しやすい変異株によって、想定される集団免疫に達するまでに接種が必要な人口の割合は高くなるという。リー氏は、ワクチン接種を行っていない集団があることもわかっており、そうした人々でデルタ株が急速に流行するのではないかとの懸念を示した。
専門家からは、感染力の高い変異株が増えれば、夏の終わりから秋の初めにかけて、再流行が起こるとの見方が出ている。



最近のモデルでは、デルタ株のような変異株はアルファ株と比べて60%感染しやすいとみられている。ワクチン接種が可能な米国人のうち75%が接種を行えば、夏季にいったん収まった死者数も、学校が再開して屋内での活動が増える秋から冬の時点で1週間あたり3000人超に達するとみられている。
米国の過去1週間の死者数より約1000人多いが、1月第2週のピーク時の2万4000人よりははるかに少ない数字となっている。


4月の時点で、ワクチン二度目接種を受けない人が増えている懸念が示されていた。
CNN) 米疾病対策センター(CDC)が25日に公開した統計によると、米国で新型コロナウイルスワクチンの2回目の接種を受けに行かない人が、3月に比べて増えている。
ファイザーとビオンテックが共同開発したワクチンと、モデルナのワクチンは、完全に有効と見なされるためには2回の接種を必要とする。ファイザーのワクチンは3週間間隔で、モデルナのワクチンは4週間間隔で接種する。しかしCDCの統計によれば、2回目の接種を受けなかった人は約8%と、3月の約3.4%に比べて増加した。ただしこれは正確な統計ではない。ワクチン接種に関する統計はCDCがまとめているが、州がすぐに報告するわけではなく、集団接種会場や薬局などさまざまな会場から情報を収集する必要がある。


CDCの25日の統計によると、完全接種を終えた人は人口の約28.5%に当たる9500万人を超えた。
少なくとも1回の接種を受けた人は約1億4000万人で、人口の42.2%を占める。
米国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長は25日、「2回接種するワクチンはどんなものであれ、利便性や疲れなどさまざまな理由で2回目の接種に行かない人がいる」「この数字が0%になってほしいとは思うが、そうする人がいても驚かない」と語った。
CDCも、2回目の接種を受けない人がいることは想定していた。ただ、接種に対するためらいがあるのかどうなど、理由を調べる必要があるとした。
ホワイトハウスの新型ウイルス対策担当上級顧問アンディ・スラビット氏も25日、まだためらっている人に接種を受けてもらうため、啓発キャンペーンの重要性が大きくなるとの認識を示した。



二度接種完了でなければ、効果は格段に下がるどころか、意味をなさない。特にデルタ株には。そしてデルタ株感染が出ている日本、いくら大急ぎ五輪対応ワクチン接種でも、五輪までに、二度目を打ち終わる人は、数パーセント。一番抑えなくてはいけない時に、五輪開催という狂気。



NHKはアメリカをご心配?
アメリカでは新型コロナウイルスのワクチンを2回接種したにもかかわらず感染する人が増えていて、変異ウイルスへの不安が高まっています。


アメリカのCDC(疾病対策センター)によりますと、ワクチンを2回接種して2週間が過ぎた後に感染したのは20日時点で7157人です。


接種を終えた約8700万人の0.008%余りと割合は少ないものの、各地で変異ウイルスによる感染が確認されています。アメリカの一部メディアは、既存のワクチンは変異ウイルスの一部には効果が少ないと確認されたとしています。


こんなにアメリカのワクチン不信なのに、五輪はやる。。。
ワクチンを2回接種して2週間が過ぎた後に感染したのは20日時点で7157人(0.008%)しかも、ワクチン本来の役目である、重症化したのかどうかには触れない。
何が言いたいんだNHK。だったら日本はどうする?という意見ぐらい付け加えてはいかがか。


ファイザー95%モデルな94%変異株にも効力があると発表している。ただし2回接種後の一定期間で定着した場合(それでも7157人は感染)


付け焼き刃でもワクチン接種が絶対間に合わない日本は、有観客だ、アルコール提供だの(断念、当たり前だ!!)子供達動員だの、PVだの(断念、、当たり前だ!!) サーフィンフェスだの(やるの?)直帰だの、無言声援だの、かえってストレスの溜まる無理を強いる。本来中止しか無い物を捻じ曲げて、あとずけの対応だから、結局みんなが楽しくないどころかストレスになり、危険にさらされる。


今、アメリカの独立記念日が、デルタ株対応でどうなるか、とても注目している。
さて、バイデン大統領は、どう判断するか?この危機を国民に呼びかけ、独立記念日の花火は、昨年同様リモート、無観客と国民に呼びかけるか? 実際、数週間後の感染爆発と、その後の歯止めのないデルタ株蔓延のキーポイントに思える。


そしてその対応は日本も注目しておいたほうがいい。


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