密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

五輪ボランティア接種開始 でも中途半端な五輪ファースト

ズルズルと、非常識で危険な五輪開催に引きずられる日本。政権の力技、自力と他力(G7とIOC)で国民を引くに引けない諦めモードに追い詰めている。


そんな中でも管総理は、自分の特典になるボランティアワクチン接種の可能性に一切言及してこなかった。もともと、65歳以上をまず接種、それが終わらぬうちに、並行して企業大学接種、そして65歳以下と範囲をいきなり広め始め、それでなくても危うい予約システム、打ち手と、ワクチン供給の混乱が懸念される中、何が目的か?と思っていたが、これが目的だったのか、と腑に落ちた。18日には、東京五輪のスタッフやボランティアの新型コロナウイルスワクチン接種が始まったのだ。BBCのメインは専門家の提言『無観客』を無視する主催者側だが、その最後に、スタッフやボランティアのワクチン接種、は寝耳に水。
日本国内ニュースでも検索したが、Yahoo Newsが取り上げているのみ、大手主要新聞はこの重要なニュースを報じていない。



7月23日に始まる予定の東京オリンピックについて、日本政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長ら専門家の有志は18日、「無観客開催は、会場内の感染拡大リスクが最も低いので、望ましい」とする提言を発表した。


東京オリンピック・パラリンピックの開催に伴う新型コロナの感染拡大リスクについて、尾身会長ら感染症の専門家26人が連名で提言をまとめた。新型コロナウイルス感染症の政府対策本部と、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会にあてた内容で、「ワクチン接種が順調に進んだとしても、7月から8月にかけて感染者および重症者の再増加がみられる可能性がある。また、変異株の影響も想定する必要がある」と指摘した。


さらに、「大会開催を契機とした、全国各地での人流・接触機会の増大による感染拡大や医療逼迫(ひっぱく)のリスクがある」として、「無観客開催は、会場内の感染拡大リスクが最も低いので、望ましいと考える」と提言した。


「もし観客を収容するのであれば」、「観客数について、現行の大規模イベント開催基準よりも厳しい基準」を採用し、「観客は、都道府県を越えた人々の人流・接触機会を抑制するために、開催地の人に限ること、さらに移動経路を含めて感染対策ができるような人々に限る」よう求めた。また、「感染拡大・医療逼迫の予兆が探知される場合には、事態が深刻化しないように時機を逸しないで無観客とすること」と提言した。


加えて、「パブリックビューイングや応援イベントも、人流・接触・飲食の機会の増加につながることが予想」されるとも指摘した。


専門家の提言を受けた大会組織委員会の橋本聖子会長は、観客の有無について「政府方針の下で決めたいと思っているが、状況によっては無観客も覚悟しないといけない」と述べたものの、「競技を見たい人がいる限り、リスクをできるだけ払拭して、最後まで(観客を入れる可能性を)探るのが組織委の仕事」だと話した。


日本政府と大会組織委員会は、会場ごとに1万人を上限に観客を入れる案を検討しているとされる。これについて18日に記者会見した尾身会長ら専門家の間からは、「1万人を想定するのは東京の状況を考えると厳しい」という意見が出た。


東京五輪の観客数の上限については21日に政府や国際オリンピック委員会(IOC)などが協議し、決定する見通し。


五輪スタッフ・ボランティアの接種開始
他方18日には、東京五輪のスタッフやボランティアの新型コロナウイルスワクチン接種が始まった。米ファイザー社は、IOCおよび日本政府との取り決めにもとづき、4万人分のワクチンを提供している。接種対象には、選手村スタッフや大会を取材する報道陣も含まれる。


日本政府は東京など9都道府県の緊急事態宣言を20日に解除すると決定した。一方、日本でワクチンを少なくとも1回接種した人の割合は約16.4%、2回接種を完了した人の割合は約6.42%に留まっている。


(英語記事 Tokyo Olympics: No spectators is 'least risky' option)


ファイザーが提供する4万人分。選手村スタッフや大会を取材する報道陣も含まれるというだけなのだから、その数は十分ではないはず。しかも、ファイザーであるなら、18日に全員打ち終わっても、効果が期待できるのは、7月25日以降。それ以前の不完全な時期には感染の危険性がある。


すべてが楽観的な目論見を元に、先走って進められる。こちらでは五輪ボランティアのワクチンから熱中症対策にいあるまでの杜撰な計画が実行されているという詳しいレポートが見られます。
東京オリンピック ボランティア批判 タダ働き やりがい搾取 暑さ対策 ボランティアは「タダ働き」の労働力ではない! - Media Close-up Report 東京オリンピック ラグビーW杯 五輪レガシー 放送・通信・ICT 


「感染拡大・医療逼迫の予兆が探知される場合には、事態が深刻化しないように時機を逸しないで無観客とすること」いや、その時点で無観客にしても遅い。本当は中止、と言いたいのではないのか?この五輪推進劇を見ていると、本当に日本という国の脆弱性〜議論をせずになあなあで、そして最後は長いものに巻かれろ、諦めるという体質が如実にあらわになった。そしてその体質を知り尽くし、あぐらをかいて、8年間、もう何をやっても通せる下地作りに邁進してきた、菅官房長官(現総理)の努力の結実を見る思いだ。


不透明な受注・利権・国民に徹底して、何も説明しない・国会は時間切れまで無視・常に仮想敵を盾にし愛国を叫ぶ・虎の威をかる超訳外交・手足となる官僚の両親を麻痺飴と鞭。だから今回も、もう手口は、見え透いているのに、どんどん、面白いように誘導されて、現在に至るだ。


今でも声高に、五輪中止を訴えているのは日本共産党だけで、野党第一党は物分かりよく折衷案を提案させたいただく、姿勢。 


菅さんはワクチンさえ打てばすぐにでも、新型コロナ問題はなかったことになり、五輪大成功で支持率ふしん時回復、とでも思っているのだろうが、日本と比較してワクチン接種が進んでいるアメリカでも、今でもかなりの用心深い対応をしている。


多くのストアーは入店時マスク着用。人々も野外でかなり距離亜あればマスクを外すが、
大方の人は、携帯している。すれ違う、人が止まっているときはマスクをつける。


昨日メガネを注文に行ったが、そこも店内マスク着用。メガネの試着時は外していいが、試着したメガネは、棚に戻さず専用の箱に入れる。受付と話をするときは熱を図られるし、マスクは必須。これが昨日の現状だ。店内は広々していて、お客も二人くらいしかいない。
これが昨日のNYの状況だ。


常に日本の人混みを見ていて、怖いなと感じてきた。しかし日本はアメリカに比べた爆発的な広がり、死者数はなく、耐性があるという説も説得力があった。しかし、そんな日本人にとっても、最も懸念されるデルタ株が、もう広がり始めているときに、五輪を開く、しかも、最初遠慮がちに?無観客で開催などと様子見していたが、G7作戦後、どんどん無茶を押し通している菅さん。この態度はGOTOキャンペーンの時のそれと同じだ。


誰がなんと言おうとやる!! やれば国民は喜んで、不都合は忘れて、こっちのもの。あの外見からは想像もできない楽観論者だ。安倍さんは、政権の危機が来ると、北のミサイルが飛んだり、災害が来たり(その対応を縦に不祥事をもみ消したり)と、とても悪運の強さに助けられ、また人の顔色を見るに敏で、深追いはせず、押したり引いたりもしていた。それを影で支えてきた菅さんだが、自分が表立って、強権を振るうことは、ことごとく不評。忍野一辺倒の結果、失敗に終わっている。この非常時で、携帯電話値下げのトンチンカン、感染爆発GOTOキャンペーン(二階さん共々新型コロナを舐めている)そして五輪強行だ。


どさくさ紛れの国民生活監視体制・締め上げ法改悪や戦争準備の憲法改正準備も強権でやりきった。この辺は菅さんの得意なところだろう。


菅さんが最高に運が良かった場合(梅) 普通にオリパラを、ある程度(と政府が考える)人数の熱中症死亡者と感染死亡者を、想定内、問題ないで済ませ、観客を入れいかにも五輪成功感動の映像を世界に発信し、海外陣には無事帰国していただき、五輪は成功と無理やり国民に刷り込んで、選挙になだれ込む。(大甘だと思うけど、、!


今までの菅さんの運、普通(竹)で、ボランティアクラスター・熱中症多発、一般の観客にもクラスター発生で、医療逼迫。国民が冷静で、日本選手のメダル感動物語は、それとして、菅さんには関係ない、もうこんなリーダーは嫌だと選挙で意思表示されて、負ける。


菅さんが引き込む最悪の悪運シナリオ(松)で、選手村隔離にストレスを溜めた選手たちのトラブル、喧嘩、抜け出し、お酒と、こっそり大麻パーティーなどのトラブルそしてクラスター。動員の子供達が熱中症げバタバタ倒れ最悪の事態、かつ自宅にデルタ株をお土産に持ち帰る。教員のストレスもMAXで、自殺者も出かねない。
一般庶民も、今までのストレスで、興奮しマラソン観戦に殺到、クラスター、医療崩壊。
忖度しない海外メディアが、五輪汚職・原発汚染水・福島は本当に復興?アンダーコントロール?・報道の自由は?女性差別・LGBQ差別そして、プチ新疆の入管の人権侵害問題、など世界にバラされては困る日本の暗部を鋭く取材。トランプの親友前総理のスキャンダルなんかも面白いかもしれない。日本ほど腐った腹わたを表面撫で付けで、先進国づらしている国はないから、記者たちは楽しい時間を過ごすだろう。もちろん日本政府の管理監視など、従うつもりはない。
デルタ株が完全に置き換わり、日本人の誇るコロナ耐性を打ち砕く。何もしてこなかつたのに、運良く感染者死者数が他国より低かった日本も、世界のコロナ大国の肩を並べる自体に。そんな日本から世界の、五輪変異種を発信、など菅さんの妄言が洒落にならない形で実現するかもしれない。


そして(特上)ともなれば、これに加え、海外からきた人に、熱中症・新型コロナによる重傷者・死者がでてしまう。また、潜伏期間2週間として、開会式の騒ぎで感染した人・子供達が、閉会式を待たず急増、パラリンピックは開催不可能と、他国から判断をされ、泣く泣く中止。責任は誰が取るのか!!と怒る国民に、いつものぬらりひょんトークが通じるのか?少なくとも、総理に返り咲けない(彼に散って唯一無二の最悪の想定)。


トランプのつまらない見栄の暴論で、どれだけの人々を殺したか。当然の帰結として自身の感染したが、特別待遇で生還した。人生不公平で非条理だ。それでも国民の審判は降った。いまだに、不正選挙を訴えているが、対面と次期選挙まで共和党内の影響力を保つための御託。それでも去る者は日日に疎し、一時期のパワーは見る影もない。司法の手も伸びている。


日本でも、必ず、安倍・菅・二階とその周辺にも、本当に身の責任を取ってもらう状況は来ると信じたい。


立憲がまたつまらない自己主張(のようなふりをする誰かのためのご機嫌取り)で台無しにしなければ、政権交代の大きな足がかりが作れる。
希望の党騒動を忘れるて欲しくない。小池都知事からの”排除いたします”で立ち上げた立憲民主党も、今や”排除いたします”の方?概ね元の木阿弥、旧民進路線でまた党内でグダグダするのか?


志位さんの会見で、多くの記者が枝野パーシャル発言をぶつけている。志位さん曰く、枝野さんに聞いてください〜そうだよね?なんで枝野さんにぶつけないのか?結構高圧的で怖い喋り方するし、取りつく島もない感じも、菅さんと双璧の時もある。つい話を聞いてくれそうな志位さんに、自分の枝野さんへの不信・不満をぶつけて、気持ちを代弁してほしい?
でもそうはいかない。志位さんは自分(自党)に発言と他人(他党)の発言をきちんと線引きし、直接の話し合い。合意以外は憶測は口にしない。共産党の姿勢自他がそうだ。
たとえ、党首会談後の、第二の、裏・党首会談を開くようないやらしい政党であっても、打倒自公政権−補完勢力の独裁私物化政治を終わらせる大義のために、忍耐を貫いている。国民のためだからだ。


与党でも、野党でも、自分の地位にいい気になっている政治家はいらない。


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