密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

パンデミック再発防止で合意のG7でオリパラ開催に向けた決意を表明のKY菅首相

G7首脳も、さぞ魔が悪い思いをしただろう。普通、パンデミック再発防止で合意、新たな感染症のパンデミック防止、感染症を早期に発見する国際的な監視網の構築を合意している会議の場で、新たな感染症・パンデミックを引き起こすと懸念されている東京オリパラの開催決意表明、各国首脳に対して選手団派遣への協力を求める、日本国首相。


人の話を全く理解しないで自分の考えにだけ固執する菅義偉の面目躍如だ。

【コーンウォール=藤沢有哉】英南西部コーンウォールで開催中の先進7カ国首脳会議(G7サミット)は12日、2日目の討議を行った。議題は覇権主義を強める中国への対応など。保健分野では、新たな感染症のパンデミック(世界的大流行)防止策を定めた「カービスベイ宣言」で合意する見通しで、感染症を早期に発見する国際的な監視網の構築などを明記する。


中国問題では、巨大経済圏構想「一帯一路」や新疆ウイグル自治区の人権侵害問題への結束した対抗策を協議した。
 討議会場がある村名にちなんだカービスベイ宣言は、新型コロナウイルス禍の反省を踏まえて策定。ワクチン、治療薬の開発や承認に要する期間を100日未満に短縮することや、世界保健機関(WHO)の改革、機能強化への支援なども明記する。サミット閉幕の13日に首脳宣言とともに公表する予定で、議長国・英国のジョンソン首相は「コロナ禍から教訓を得て、次は別の方法で対応すべきだ」と語った。
 一方、開幕日の11日には、コロナ禍からの「より良い回復」をテーマに経済分野などを議論した。菅義偉首相は、コロナ禍に直面する今こそ「世界が団結し、人類の努力と英知で難局を乗り越えられることを日本から発信したい」と、東京五輪・パラリンピックの開催に向けた決意を表明。各国首脳に対して選手団派遣への協力も求めた。



意味不明だ。英語ではなんといったのだろうか?”世界が団結し、人類の努力と英知で難局を乗り越えられることを”ここまではわかる。主語を後回しにできる日本語ならでは。
そのあとの、”日本から発信したい=東京オリパラ開催” これを正常の順番に戻すと、

東京オリパラ開催で、世界が団結し、人類の努力と英知で難局を乗り越えられることを発信したい。になる。これを聞いて、東京オリパラのどこが、人類の努力と英知 なのだろうか?世界が団結?みんな、引いている。 記事は、選手団派遣への協力も求めた。で終わっている。各国が、それに賛同を示したなら、大きな記事の表題になるだろう。つまり、誰も選手派遣を約束しなかった、ということだ。


この記事も怪しい。



【コーンウォール共同】菅義偉首相は11日午前(日本時間同日夜)、英南西部コーンウォールで開かれる先進7カ国首脳会議(G7サミット)開幕に先立ち、議長を務めるジョンソン英首相と会談した。英政府によると、ジョンソン氏は東京五輪・パラリンピック開催への支持を表明し、安全な大会を実現しようとする日本の努力を歓迎した。両首相の対面での会談は初めて。
 ジョンソン氏は5月の電話会談でも菅首相に開催支持を表明している。菅首相はG7サミットの議長を務めるジョンソン氏と、サミット成功に向けた連携を確認したとみられる。


努力を歓迎?どこかで聞いた表現だ。バイデンさんも、日本の”努力”に対して、”歓迎”したと報じられた時、”努力”に対しての歓迎だ。歓迎=Welcom? いや、 Appreciateが適当だろう。 Appreciateは、感謝を含めて認める、というニュアンス。丁寧な回避語。自分のために色々動いてくれたけれど結果は思わしくなかった時に、努力に感謝するという意味で、
I apprecate  you という。もしジョンソン首相が、”開催支持を表明”しているなら、かつて、イギリスのトランプと言われたのは、まさに言い得て妙のおバカさんだが、どうも、超訳くさい。


サミットのホスト国首相であれば、最大級の敬意を参加国にはらい、議会を運営するだろう。別に菅さんだけ特別な熱意を込めて対応したわけではないだろうけれど、日本の報道では、まるで’特別扱いされているような感じで流布される。困った時の海外頼みの印象操作。歴代首相に中で海外に出て、一番のみすぼらしさなのだが、それは、彼の陰気な見た目だけではなく、社交の不器用さ、人を巻き込む話術のなさ、人間的魅力の乏しさゆえである。国の代表は、存在感がある魅力的であることが求められる。そういう意味でも不適任だ(見た目差別?)

おう、金よこせや!!、いや〜えっと、、、、。のように見えなくもない。


外国人記者クラブで、枝野さんが会見した時に、フランス?の記者から、『今菅首相は、G7に参加していますが、きっとそこで、各国首脳からオリンピック開催の支援を取り付けたと、言ってくるでしょうが、それをどう思いますか?」と質問が出た。超訳して、G7参加国首脳たちが、オリパラ開催賛成!!のようにいうだろうと、在日外国人記者も思っている。


さて、枝野さんの答えは「他国の首脳は、日本国民の生命・健康・性格と安全を守る義務はないのだから、自国民(参加選手団)の安全が確保できれば、送るというだろうし、それは当然だ。しかし我々は日本国民の生命・健康・性格と安全を守らなければならない。オリパラは中止、または延期。他国の山道は関係ない。」というような答えだった。


少し、他国に対して(特にアメリカを見据えて)不信感と敵意が感じられる。他国のことでもその国民がどうなろうと知ったことかと考える首相はそう多くないだろう。日本の首相にはないが、民主主義国の首相は(トランプを除く)、良識があることを示すことが求められる。枝野さんは、「入国を決めるのは日本であるから、入国拒否を盾にIOCと交渉する」とも言っていた。アグレッシブだ。やっぱり志位外務大臣だな。
それでも、菅自民政権と対峙する覚悟は感じられた。国会会期延長は自民党が飲まないようなので、内閣不信任案提出。もうガチンコで戦うしかないし、今こそがそれが国民の支持をあられる時だろう。


断固として中止を求める!!そういう日本の国民の意思、それを代弁する野党の強い姿勢が、今度こそ、日本人は、破滅の道を止めることができる と示したい。


菅さんは、総理になってからやることなすこと、強気の強行が、不発を連発している。
GoToは今や、感染拡大の偽作が明白であり、7月末高齢者接種官僚をぶち上げで、地方に圧力になる、過失を誘発。少し考えればわかりそうなものの、大型接種会場設営も、高齢者にウケが悪く、というより、高齢者は菅官邸より冷静でまともで、7〜8割が予約が空いている。とにかく目先のことに動いて、きちんとした先の見通しもない、短絡的なアイデアの乱発でしかない。その上、不祥事、利権問題がダダ漏れ。


バブル方式も、俺が命令すれば皆いうことを聞く、という思い込みの甘さが、大穴を開けている。もしオリンピックが開催されれば、世界のジャーナリストは、福島原発の現在、汚染水海洋放出、日本国民のワクチン接種状況と感染状況、オリンピック格差、オリンピック利権特に買収承知、と興味深い取材対象はたくさんある。行動確認のGPSをホテルの部屋に置き忘れ、動き回ることができる。ジャーナリストの中には砲弾の飛び各地域での活動も、ものともしないツワモノもいる。報道の不自由をキープできるか水面だ。


人権無視の強権国外退去措置などしたら、もっと厄介な問題になる。日本は独裁国ではないのだ。退去を求められる側も言い分がある。合意書にサインを求めるというが、今の日本の管理能力であれば、絶対もれが出て来る。退去まで取材した内容は世界に流れる。これを取り上げれば、日本は、まさに独裁帰国宣言。


菅さんが考えているほど、人間は権力に支配されない、特に海外メディアは。


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