密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

人工呼吸器300台インドに提供、で大阪は?

大阪では入院時に人工呼吸器使用できない、という条件がつくそうだ。自宅療養という名のネグレクト、人気の知事はTVで得意の論点すり替え、責任回避に余念がない。


そんな中、日本政府は、国際社会の責任を果たすため?人工呼吸器と酸素濃縮器を各300台をインドに提供すると発表した。

政府は、新型コロナウイルスの感染拡大に苦しむインドへの医療支援として、人工呼吸器と酸素濃縮機それぞれ300台を提供すると発表しました。


 「自由で開かれたインド太平洋実現に向けた重要なパートナーであるインドとの友好関係に鑑み、新型コロナによる被害を受けた方々を支援すべく緊急援助を行うこととした」(加藤勝信官房長官)


 感染の急拡大に苦しむインドに対して世界各国が支援の手をさしのべる中、政府は医療支援として日本製の人工呼吸器と酸素濃縮機をそれぞれ300台提供することを決めました。


 26日の電話会談で菅総理がインドのモディ首相とコロナの克服に協力することを確認していて、加藤官房長官は、「今後も迅速な追加支援を検討する」と述べました。


 また、政府は30日朝の閣議で、今年度予算のコロナ対策用の予備費5兆円のうち、事業者への支援の財源などとして、およそ5000億円を支出することを決定しました。(30日11:12)



26日、モディ首相と電話会談、4日で人工呼吸器と酸素濃縮機をそれぞれ300台を用意できる。やればできるじゃん。ではなぜ、大阪に送ってあげないの?


インドに恩を売るのは、近い将来、懲りずに、新幹線や原発を売り込みたい。中国包囲網で連体したい。だから大阪の人たちより助けがいがある、そういうこと?


アメリカは、コロナへの、アンダーコントロールが見えてきて、しかもトランプ政権で作りすぎた人工呼吸器が余っているとも聞いている。支援できる状況にある。
日本は人工呼吸器が使えず死んでゆく人を横目に、将来の展望優先が、いかにも菅棄民政権らしい。


確かにインドは、今大変な状態だ。一時感染終息の早い国であったのに、二重変異株であっという間にアメリカの感染者数を抜いた。支援が必要なのは当然だ。ブラジルだって29日、感染症COVID-19関連で亡くなった人の数が40万人を超えた。この国はワクチン接種が遅れている。自分のことで手いっぱいの国は他を援助なんてできない。
ワクチン接種が遅れに遅れ、人工呼吸器が不足、医療崩壊を起こす都市を抱える日本も、まず自分の国のことを考えてしかるべきだ。人工呼吸器不使用などということが入院の条件になっている地域があるのだから、4日で300台の人工呼吸器と酸素濃縮器を用意できるなら、国内にもできることがあるだろう。できる能力があるなら、大阪にも即座に回すべきだ。東京もすぐに必要となるだろう。


どうもこの政権のやることは、自国民を歯牙にも掛けない、経済ファースト・国益ファースト。たとえ世界から、非人情な国と罵られても、(誰も罵らないだろうけど)自国民ファーストを公言し努力する。そしてその後で、できるだけの人道支援をする、そういう采配のできる政府が欲しい。


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