密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

GOTOワクチン いいアイデアだ。

感染拡大真っ只中に、旅行を推進して経済を回そうというGOTOトラベル 献金団体の旅行業界を助けたい二階さん、ですが、助成金を出すための方策ならコレですよ。

新型コロナウイルスワクチンの高齢者向け接種がさいたま市を皮切りに県内でも始まり、これから本格化していく中で課題となるのが接種会場や移動手段の確保だ。コロナ禍で打撃を受けた交通事業者が観光バスの活用を提案したり、自治体がバスやタクシーの運賃を助成したりする動きが出ている。 (近藤統義)


バス事業を展開する「国際興業」(東京)は、接種業務用に観光バスを有償で提供するサービスを始めた。高齢者が自ら出向く必要のない「出張接種」の会場として、営業エリアの埼玉、東京の市区町村に採用を呼び掛けている。車内には抗菌・抗ウイルス加工を施し、空気清浄器を設置。座席の向きを変えることで接種に必要なスペースを確保した。接種後に副反応がないか経過観察する待機場所としての用途も想定している。
さらに、バスのトランクに医療機器を積んで医療従事者を指定の接種会場に輸送したり、案内の役割にたけたバスガイドを会場の誘導スタッフとして派遣したりすることも可能という。

同社は昨年度の観光バス需要が前年度の十分の一に激減した。ワクチンの接種スケジュールが確定しないこともあり、今回の提案に対する反応はまだ少ないが、「社会貢献と売り上げにつながれば」と期待する。
 
一方、接種会場までの高齢者の足をサポートする自治体もある。杉戸町は、集団接種会場になっている公共施設二カ所をルートに含むコミュニティバスの一日乗車引換券二枚を、接種券とともに対象の約一万五千人に発送する。引換券を降車時に乗務員に渡すと一日乗車券と交換でき、通常は一回二百円の運賃が無料に。接種の実施日に合わせ、本来は運休している祝日の一部も臨時で運行する。


上里町は集団接種会場へのタクシー代を補助する。タクシー事業者と協定を結んで仕組みを整えて、二回分の接種の往復で毎回の初乗り運賃が無料になるチケットを希望者に発行する。
 春日部市もタクシー乗車に使える市内共通商品券を、高齢者に二千円分ずつ配る。各市町の担当者は「慣れない会場に足を運ぶことになる高齢者もおり、その負担を軽くしたい」としている。


どこも、民間、地方自治体からの発案。二階さんにはこの発想は無理だね。国民の顔の見えない・見ない政治家の政治は”最後は金目でしょう”だけだ。


本当に素晴らしいアイデアだ。日本って、こういうところが、とてもいいと思う。発想が柔軟で、創意工夫があって、しかも人の身になって考える努力をする。

移動営業、レストランカーなんかも集まって、ワクチン市場でもやればいい。どうせワクチン打ちに来るんだから、ついでに買い物、野外での食事。 地方だけではない、オフィース街でも有効だ。会社ごとにワクチンの予約を管理してもらえばいい。

こうした動きを行政が全面的にサポートして行くべきだ。大手旅行代理店の儲けと予約サイトの儲けだけ考えないで。


一方行政は、というと


河野太郎行政改革担当相は17日の読売テレビ番組で、新型コロナウイルスワクチンの65歳未満向け一般接種について、職場や学校での実施を検討する考えを表明した。「首都圏や近畿圏は(隣県から)通勤、通学する人が多い。昼間にいる場所で接種することも想定しなければいけない」と語った。
 新規感染者が多い地域にワクチンを傾斜配分するか問われ「まん延防止等重点措置の適用有無など感染状況で差をつける必要はない。自治体の接種ペースに合わせ、しっかり供給したい」と述べ、慎重な姿勢を示した。 (共同)


河野坊ちゃん、ワクチン担当になってからは、他と閣僚と比べると、悪くない。でもやっぱり発想は行政どっぷり感は否めない。
「首都圏や近畿圏は(隣県から)通勤、通学する人が多い。昼間にいる場所で接種することも想定しなければいけない」マジョリティー側からの発想だよね。学校はともかく(昔体育館で予防接種したみたいに)通勤する人の昼間いるところって、会社? そこの社内にワクチン接種会場を設けさせて、ワクチン接種ができる人を派遣する?どうやるんだ?そのスケジュール調整が大わらわになりそうだ。


上記のバス活用なら、会社ごとに予約管理をさせ、いく先を伝達。バスに来てもらって、人々は順繰りに接種を受けに行く、そういう方がいい。今、都市部の観光バスも大変なのだから、そういうところに助成金を出して会場にしてもらえばいい。数日間は一社限定で、次は隣の会社、とか、バスごとに違う会社とか。大きい会社は社内放送があるだろうから、番号ごとに送り出ししてもらえばいい。


一番大切なのは予約と接種後の管理、こういうのもiphonで”ピッ”で済まそうとシシテムから作ろうなんて、またやり始めたらダメです。そこはアナログでいい。予約がきちんとしていれば、ゆったり受けられる。問診もあるから対面で行うのに、駅の改札じゃないんだから、”ピッ”の必要はない。アメリカは紙のカードに、1回目シール貼り、2回目シール貼り(あまりにアナログ、適度にいい加減)です。それを保存して、接種証明。そこで初めてデジタル登場、カードをiphonで写真に撮って、見せる必要がある時はそれで見せる。それで十分。


なんでも机上の空論で完全管理を考えるから日本のデジタル化は、お粗末な結果になる。
目的が政権側の管理に集約されているから。説明も、アニメ風イラスト付きでも複雑になりすぎて意味不明。きっとコンピューターゲームで育った世代が作ってるんだろう(だからどこでもアニメ入り)結局それを読む必要のある高齢者には全く意味不明。頭がいい?わりに、相手の身になって考える想像力が欠如しているとしか思えない。


日本でマイナンバーカードと同じですぅ、と引き合いに出される、米国ソーシャルセキュリティーカード、まず紙です。画用紙くらいの厚さの青いかみに二色刷り。せめてプラスティックにすればと思うが、日本にスーパーのスタンプカードより安い作り。使い道は、納税と初診の医者にかかる時、ワタクシの場合、画廊からの支払いがある時。あとは必要とした覚えがない(勤め人ではないからかもしれないが)。
医者にかかる時必要だけれど、ソーシャルセキュリティーナンバーに医療の内容が紐付けされるなんてとんでもない。もちろんアマゾンで何を注文したかもソーシャルセキュリティーナンバーには関係ない。


そういえば、グリーンカードもドライバーズライセンスも紙だ(ソーシャルセキュリティーよりは幾分立派だが)実質主義というか、余計なお金はかけないお国柄。


アメリカもマイカー社会でなければ、バス接種場はきっといいアイデアだと言われるだろう。マンハッタンなら活用できるかもしれない。


こういう民間の発想や工夫を、行政が後押しすれば、日本はよほど上手く回るかも。
だって、どう考えても、今の与党議員の脳みその程度も、心の程度も、真面目に生きて、考えて働いている人たちに比べれば、酷く劣っている(というか腐っている)としか思えないから。


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