密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

ああ、不発。オリンピック後押しなし、首相訪米への米側さらっとした対応

やっと熱が下がった。やはりワクチンを打った(特に2回目)後、翌日1日は、仕事などの予定を入れないようにしておくことをお勧めする。


さて、日本のメディアは、いかに菅さんが重大な会談をしたというように書きたいだろう。
しかし、会談のメインは対中国・香港ウルグイの人権問題での協調。そんなことはどうでもいい菅さん、なんとかオリンピックへの後押しが欲しい開会式に来て欲しい、と思っていたのだろうが、こちらは見事に玉砕。


バイデンさんは、トランプと違って、洗練された表現を行う。つまり”やんわりきっぱり”
断られた。日本の心意気は買うけど、それだけ、頑張ってくださいね、ということだ。


そしてこの、無駄な訪米を意味のあるものにしたい菅さんは、米製薬大手ファイザー社のアルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)と直接会って、ワクチンゲット、と国民受けする成果を模索したらしい。ところが、、、、。

【ワシントン共同】菅義偉首相は17日午前(日本時間同日夜)、米製薬大手ファイザー社のアルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)と電話会談し、新型コロナウイルスワクチンの日本への追加供給を要請した。ブーラ氏は、追加供給に向けた協議を迅速に進め、日本政府と緊密に連携したいと述べた。日本政府が発表した。
 

国のトップがワクチン確保を目的に、製薬企業首脳に自ら協力を求めることに対しては、政権内にも慎重意見があった。当初はワシントンで対面での会談を模索したが、電話形式に切り替えた。(要は断られたということだ)


首相はこれまで、国内のワクチン供給について「6月末までには1億回分(約5千万人分)を確保できる」と説明。ただ残りのワクチン確保のめどや、一般向けの具体的な接種スケジュールは示していない。(共同)


アメリカのトップはものすごく忙しい、電話で済むことは電話で、担当者で済むことは担当者で、と考えるのが普通。日本国の首相が、直接乗り込めば、へへ〜、と恐れ入るだろうと思っているなら、アメリカ人を理解してない。 アメリカ人は、権威に対してへへ〜とならないのが一般的だ。


そうしたアメリカ気質により、菅さんの身を呈してワクチンゲットパフォーマンスは不発に終わった。そもそも、6月末までにワクチン”確保”ということは、接種までにどれだけの時間がかかのる?6月末にオリンピックが中止になっていなければ、大わらわの準備に巻き込まれる。ワクチンを打っていない人々が入り乱れて奔走する。普通に考えて、狂ってる、としか言いようがない。


だいたい、随分前にワクチンは確保したと大見得を切っていたのではないのか。それをファイザーに、無視され?また一から確保協議か、、、この共同の記事が、菅訪米の悲しさを暗に語っている。


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