密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

五輪ボランティアへの日本の恥対応可視化記事CNN

天下無敵の老害二階幹事長が、オリンピック中止もあり得ると言及し、大騒ぎ(特に与党側は)必死に二階発言に解釈を加えて火消し中。そんな中、NYタイムスに続き、CNNは、まさに日本にとって痛〜い記事を掲載。書き出しは、海外在住ボランティアに対する日本政府の、恥ずかしすぎる対応体。日本の従順なボランティアに対しては精神論で押し切れる(政府はと思っている)だろうが、海外ボランティア( 東京五輪・パラリンピックに携わる海外在住の外国籍ボランティアについて、日本側が約500人を特別措置による入国を可能にする方向で検討していることが2021年3月22日に、分かった。複数の関係者が明らかにした。政府や大会組織委員会などは、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、原則的に海外在住の外国籍ボランティア受け入れを見送る方針。総数2千人超のうち、競技や大会運営に関する専門知識、経験を持つ約500人については、より必要性が高いと判断した。政府、組織委、東京都、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)は20日、海外からの一般観客受け入れ断念を決めた。ボランティアへの対応についても具体的な検討を進めている。一方、既に辞退したボランティアは千人を超えているが、組織委は大会運営に支障はないとみている。(共同))が存在する以上、データー非公表、対策なし、精神論では押し切れない。CNNがいかに日本の対応が無思考状態かを露呈した記事を載せたので、全文転載します。



東京(CNN) 東京五輪のボランティアらがこの数週間、大会の運営側に対し、自分たちは新型コロナの感染からどのように守られるのかを尋ねた。大会に当たっては各国から選手が日本に押し寄せるが、国内でのワクチン接種率は低い。
運営側の回答はシンプルなものだった。ボランティア1人につき、手指消毒液入りの小さなボトル1本とマスク2枚を配布するという。   アベノマスク的なもの?その思考回路Agein?恥ずかしすぎる。


「彼らはワクチンについて話さない。私たちに検査を受けさせることさえ口にしない」と、ボランティアの1人でドイツ日本研究所の副所長を務めるバーバラ・ホルトス氏は語る。


開幕まで100日となる中、東京五輪をめぐる疑問にはいまだに答えが出ていない。巨大なスポーツイベントを開催する一方で、どうすればボランティアや選手、審判員、そして日本国民を新型コロナから守れるのか。


懸念が高まる要因は、感染の「第4波」が迫る現状にある。今月10日、日本の累計の感染者数は50万人を突破。日々の感染者の増加を受け、一部地域では感染対策のための規制を再度強化した。埼玉医科大学の岡秀昭教授は、直近の感染の波について、7月23日の五輪開幕までに抑え込むことができないかもしれないと指摘する。


菅義偉首相は今月12日、6月末までに1億回分のワクチンを確保すると改めて約束したが、ここまでワクチンを接種した人の数は人口1億2600万人に対し110万人前後にとどまる。率にして1%にも満たず、2度の接種を終えているのはわずか0.4%だ。


前出のホルトス氏は、ボランティアとして五輪開催に協力するのは「一生に一度の」チャンスだとしながらも、「現状は極めて危険な経験」だとの認識を示す。
東京五輪の組織委員会はCNNへの声明で、安全で安心な大会の開催に向けて準備を進めており、ワクチン接種が広がらない状況でもそれは変わらないと述べた。
(こういう言語明瞭意味不明は海外では通用しない。ワクチン接種は、まず安心安全への第一ハードルであり、それを無視して、安全で安心な大会の開催に向けて準備は意味をなさない)


一方で、国内外でのワクチン投与が適切に行われ、全般的に感染が収束に向かうのを期待するとした。(期待してるだけでしょう。こんんなことを言って恥ずかしくないのかね。)


進まぬワクチン接種
五輪の開催費用が250億ドル(約2兆7000億円)とも試算される中、アジアで日本ほど感染の抑え込みとワクチン接種の拡大を求めている国はないだろう。
(求められている国はないだろう、ではないのか?)それでも日本では諸外国に比べ新型コロナワクチンの承認に時間がかかっている。


米ファイザーと独ビオンテックが共同開発したワクチンの承認には2カ月以上を要し、実際に医療従事者への先行投与が始まったのは2月に入ってからだった。共同通信によれば、一般の高齢者向けの接種は4月12日から始まった。


専門家からは、こうした遅れはワクチンに対する不信感を取り除くための当局の注意深さに起因すると説明する(え?ファイザーが予定納入をしてくれないから、とか言ってなかったっけ、相手によって違う説明、二枚舌)。そうした不信感は以前、ワクチン接種の取り組みを後退させる要因となった。だが、これにより日本は他のアジア諸国に遅れをとる形となった。中国とインドでは、ここまでそれぞれ1億7100万回、1億800万回分の接種が行われている。


政府は高齢者の接種を6月末までに完了することを目指すとしているが、埼玉医科大学の岡氏は、現状で新型コロナの治療に当たる医療従事者への接種さえ完了していないと指摘。政府の目標の実現に懐疑的な見方を示す。(日本国民は、安倍・菅政権に、すべてに懐疑的見方を示す必要に迫られている)


同氏はまた、五輪参加のために入国する全選手へのワクチン接種を優先するべきだとも述べているが、政府は選手への接種に後ろ向きな姿勢を示してきた。これに先立ちメディアが五輪選手への優先接種について報じた際には、日本国内のソーシャルメディア上で批判の声が起こっていた。


このほか中国政府からも東京五輪の選手向けにワクチンを提供するとの申し出があったが、日本政府は中国製ワクチンの使用許可が日本国内で下りていないのを理由にこれを断った。
(これは単に中国蔑視・敵視・妬みという低次元感情から)



大会での新型コロナ感染拡大のリスクを抑えるため、海外からの観客受け入れは断念した。だが200を超える国・地域から1万1000人以上の選手が来ると予想されている。
選手に対するワクチン接種の計画がないまま何万人ものボランティアは防護の見込みがほとんどない状態で参加する形となる。


ホルトス氏は、大会組織委員会の橋本聖子会長がビデオ会議システム「Zoom」を通じて、大会の成功はあなた方の笑顔にかかっていると話しているのを聞いたという。全員がマスクを着けるのにと思い、特に不快感を覚えた言葉だったと語る。
「あなたの笑顔でオリンピックが成立する(と我々は言われた)。ふざけているのかと思った」とホルトス氏は語る。
(海外には、通じない精神論なんだって!!わかってないなぁ)



ボランティア向けの感染症予防対策について80分間の講習を受けたボランティアの女性は、感染症のトップ級の専門家から、大会前にワクチン接種を受けられると期待すべきではないと言われたと語る。



高齢者でない限り普通の人が接種を受ける時間的猶予は十分ないだろうと言われ、講習後に怒りと怖さを感じたという。女性は大会で与えられた役割から外されるのを懸念して匿名を希望した。


以前の大会にも参加経験があるこの女性は、ボランティア全員がワクチン接種を受けられないなら、役から降りることも考えている。接種をしないということはボランティアの命を軽視していることを示し、日本はホスト国として最上の安全な環境を提供する義務があると語る。


ボランティア向け説明会の内容に関する質問について、運営側からの回答はまだない。


選手に関する疑問
新型コロナの感染がほとんどない国でさえ、パンデミック(世界的大流行)のさなかに大規模なスポーツイベントを開催するのは大変だ。


今年1月、オーストラリア・メルボルンで開かれたテニスの全豪オープンでは、厳格な健康状態のスクリーニングの措置に一部の選手からSNS上で不満の声が上がった。同市で小規模な感染流行が発生したのを受けて、一時的に無観客で試合が行われたこともあった。


日本は13日に2112人の新規感染者を出す中、より大きな試練を迎えることになる。
国際オリンピック委員会(IOC)が2月21日に公開した大会のルールブック(プレーブック)によると、外国からの大会参加者は出航前72時間以内に新型コロナの検査を受けて陰性である必要がある。さらに日本でも検査が行われる。
だが、選手は日本到着後14日間の隔離を求められていない。ただし国の予防措置への違反やウイルスに触れた可能性がない場合に限る。
(それをどう確認する?)



大会中、参加者は「さまざまな間隔で新型コロナの検査を受ける」とされ、すべての選手と訪問者に新型コロナの連絡係があてがわれるという。
海外からの招待客は宿泊先から公式の大会会場や他の限定された場所との行き来のみを求められる。場所のリストは今月公開予定の次のルールブックで示される。(スポンサーの招待客=自分がルールの大金持ちとその家族だよ。例えば、トランプがルールに従うと思う?)


ハグやハイタッチは避ける必要があり、公共交通機関の利用もできない。顔のマスク着用はいつでも求められる。(決死の神風タクシー大忙し。運転手さん命がけだ。)



運営側に選手村でソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)をどのように維持するのかを尋ねたが、返答はない。



五輪が「スーパー・スプレッダー」のイベントに?
選手村の選手は全員来日前の検査で陰性を確認するが、検査を受けずに自宅と大会開催地の間を往来するボランティア数万人との接触は避けられない。大会組織委員会の公式サイトでは、ボランティアの人が開催地に行くときは公共交通機関の利用を促す記述があるこういうのを片手落ち〜差別用語?〜片・手落ちが正しいそうでご心配なく)


東京では13日、510人の新規感染者が出ている。
運営側はCNNに対する声明で、ボランティアに感染予防対策を周知するリーフレットを発行していると述べた。そこにはマスクの着用や手洗い、対人距離の確保が記されている。



新型コロナが原因でいずれかのイベントが延期されることもあるかと運営側に尋ねたところ、状況は常に変わるとの回答があった(事実上の無回答、冗談か?!、こういうのを回答として取り扱うのは日本だけじゃないか?)



ホルトス氏は手指消毒剤とマスク2枚のほかに、健康状態を日々記録する記録帳の提供もあると語る。ボランティアは自分でそれを記録する。(ありがたいねぇ〜って馬鹿にしてんのか!!ですよ、これ)
「世界中から人々が集まり、混ざり合う状況になる。もしある会場でクラスターが発生したらどうなるのか。もしそれが我々から発生したものだったらどうするのか」と同氏は語る。


大会組織委員会の公式サイトでは、ボランティアの人が開催地に行くときは公共交通機関の利用を促す記述がある


岡教授もボランティアが抱く心配を共有する。大会が危険な新型コロナの変異株を日本だけでなく、世界に広める可能性があると危惧している.
(専門家でなくても危惧している。)



岡氏はまた、選手やボランティアで急激な感染が起きた場合に、既にひっ迫している医療システムで対応しきれるのかと懸念を示す。感染症の専門家として、十分なワクチン接種が行われず、対応策も十分でないままに大会を開催することには賛成できないと言う。
(専門家でなくても賛成できない。)


運営側はCNNへの声明で、大会組織委員会は日本での新型コロナの感染状況が大会前に改善していることを大きく期待し、安全で安心な大会を今夏に開けるよう関係者と緊密な連携を続けると述べた。(その大きく期待する根拠はなんだ?神風が吹くとでも?関係者と緊密な連携って、関係者って誰?自分たちの都合のいい事実しか見ない、日本政府とオリンピック運営委員かいと、IOC。関係者以外ともっと真剣で緊密な連携をとれよ!!!!!)


ボランティアの一人、フィルバート・オノさんは選手とボランティアの安全を守る点で政府やIOCを信頼していると話す。日本人は歴史を目撃するのを楽しみにしており、今大会は歴史的なもの、これまでと違うものになり、心待ちにしているという。大会をどのように行うのかも見たいとも述べた。(CNNの両論併記?こういう人もいる、と。 日系の方かな? フィルバート、あなたの両親、あるいは祖父母の国に対する尊敬と憧れの念は、わかる気がしますが、残念ながら買いかぶりです。日本人特に政府中枢は歴史を修正しています。オリンピックだけが歴史ではなく、今のコロナの蔓延と世界の葛藤こそ歴史です。その後に続くコメント、本当に、海外の自発的ボランティアか? IOC/菅政権の回し者の仕込みボランティアか?と思ってしまうほど、あんまりな見解だ。こんなこと考えている人そうは海外にはいないと思う。IOC職員のご家族とか、ならわかるけど。いや、日本在住のハワイ日系の人に同姓同名の人がいる。日本文化大好き観光フォトサイト運営。この人なら、こういうコメントしてもおかしくないかも。両論併記の対象としてはどうだかなぁ〜


ホルトス氏は大会が現状の予防策のままで進むべきではなくと語り、多くの人にウイルスをうつす「スーパースプレッダーのイベントを生み出すレシピになっている」との認識を示す。
「どれほど悪い状況になりうるか想像もつかない。だが、大会が開かれれば後の祭りだろう。皆が入国しだしたらもう後戻りはできない


黒字でツッコミまくりましたが、さすがCNN、妥協なく論理的に問題を指摘していますし、
読んでいて問題点と、日本政府・運営側の対応の愚かしさと脆弱性が明白になるのではないでしょうか? こうした、海外メディア必須の論理性を全く持ち合わせず、政権運営をしている日本政府とそれに慣れさせられたしまった、空気読み、まあまあ、事なかれ主義を大切にする日本国民。ですがものには限度がある。『大会が開かれれば後の祭りだろう。皆が入国しだしたらもう後戻りはできない』その通りです。





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