密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

ぎりぎりの支援を、適正化 上っ面の子育て支援

ママ世代の代表、民主党山尾議員の質疑、”子育て支援の三千億円予算を削られるのか?”
軽減税率(導入)と引き換えに、子育て支援の充実策を削るのではないか、と云う追求に、安倍首相は「必要な社会保障を削る考えはない」と述べる一方、「たくさんの(子育て支援の)メニューの中から何をやっていくべきか考える」


削減はしないが、適正化はする。適正化の基準は首相の気分しだい。本当にこういう答弁が多い。言葉を変えただけ、表明するが,根拠も基準も示さない。


『基準は私、根拠も私、総理大臣なんですから』と云う事で、子供の命も,自衛隊員の命も、国民の生活も、全部首相の気分次第。国会の論戦は安倍氏の暴走を止める事は出来ない。どんなにスジの通らないことを言っても,最後は数にものを言わせて可決。

ただ、それでも野党議員諸氏には厳しく追求し続けて欲しい。 如何に首相の言う事が,都合のいい、つまみ上げデーターを使った,安手のレトリックであるか、そして本人には深い考察もなく、表面的な思いつきに等しいアイデアを打ち上げているだけである事を,国民の目の前にこれでもか、これでもかと、晒し続ける事が大切なのだと思う。
報道陣も,批判が出来ないならせめて、下記転載記事の様に、国会質疑検証記事をしっかり出していって欲しい。


東京新聞;待機児童増=女性就業者増? 首相「連動せず」認める
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201602/CK2016020502000126.html
「女性の就業者が増えたから待機児童が増えた」との安倍晋三首相の発言をめぐり、四日の衆院予算委員会で民主党の山尾志桜里氏が、女性の就業者は横ばいとして追及した。首相は女性就業者の増加が、単純に待機児童の増加に連動していないことを認めた。 
(我那覇圭)
 

首相は昨年11月の講演や今年閣議決定した質問主意書への答弁書で、首相が就任した
2012年12月以前の三カ月と、14年の同時期を比べ、女性の就業者数の平均が約91万人増えたと指摘。そのために待機児童が増えたのは「うれしい悲鳴」と述べた。
 これに対し、今年一月十三日の衆院予算委で「子どもが保育園に入れないのは働く母親にとって心の底からの悲鳴だ」と追及した山尾氏が、この日も予算委で質問。働く子育て世代女性の数は、待機児童が増えた一四年から一五年にかけてほぼ横ばいと指摘し、あらためて首相に見解を求めた。 首相は、女性の就業者は増えているとの認識をあらためて示しつつ、「待機児童がどうなったかは(保育所など)受け皿との関係による」と答弁した。
 

予算委では、来年四月に予定される消費税増税で軽減税率導入と、子育て支援策拡充の財源がいずれも不足している問題をめぐっても論戦に。
 軽減税率は六千億円、子育て支援は三千億円超の財源が不足している。山尾氏は「軽減税率(導入)と引き換えに、子育て支援の充実策を削るのではないか」として、政府が軽減税率の財源確保を優先するのではないかと追及。財源不足で実施が危ぶまれている保育士らの給与アップ、延長保育や放課後児童クラブの充実などを見送る考えがないかただした。
 首相は「必要な社会保障を削る考えはない」と述べる一方、「たくさんの(子育て支援の)メニューの中から何をやっていくべきか考える」と説明。山尾氏は「(子育て支援の)充実策が後回しになり、削られる可能性を否定していない」と批判した。


<3000億円超の財源で実施予定の主な子育て支援>
保育士らの配置の充実 1261億円
保育士らの待遇改善 381億円
障害児支援の強化など 447億円
栄養士らの配置 340億円
延長保育の充実 164億円
放課後児童クラブ事業の充実 193億円


どれも,削る余地などない、切実な支援。足りないくらいだ。保育関係者は平均より9万円も安い賃金で働いていて、それで暮らせなくて,辞めてゆく。保育所も経営難。民間支援の子供食堂、持ち出し寄付で頑張っている.本来はこういう事こそ行政主導で行うべき


どれも必要な予算を削って、防衛費ーいや軍事費5兆円 武器兵器輸出で企業をもうけさせ,減税もします。苦学生募集特別優待遇の自衛隊。


安倍自公政権を根本から引き抜かないと、みんなの明日が辛くなるばかり。


維新・共産・生活太郎・社民+市民連合(国民力)で,共闘してゆくしかない。



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