密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

既成事実で聖火リレースタート 変異種の集う祭典にワクチンなしの国民+遺骨含む土砂の講義はホワイトハウスへ

今、ブラジルでは、変異種が猛威を振るっている。若い女性が罹患して10日で死亡する事例がある、感染力が強く若い人も重症化する。ブラジルの大統領は、ほぼトランプな人なので、国民は悲劇だ。


早期にコロナ対策を成功させたインドが、今また感染拡大を起こしている。しかも2種の変異種が見つかった。

(CNN) 新型コロナウイルスの感染が再拡大するインドの保健省は27日までに、ウイルスの「2重変異株」を新たに発見したと報告した。
1つのウイルス株に2つの変異がみられるものだが、この変異株がどれほどの感染者増につながっているのかは不明。また、従来の流行株に比べ感染力が強いのかも把握されていない。
ただ、保健省は今回見つかったようなウイルス株の変異は免疫回避と感染力の増強をもたらし得るとも述べた。
保健省は報道発表文で、2重変異株をさらに詳しく分析するためゲノム解析や疫学上の調べを続けているともした。インドでは感染の再加速を受け、第2波到来への懸念が高まっている。


日本では、既成事実を作ってしまって、オリンピック開催に突っ走る聖火リレーをスタートさせた。被災地福島をスタートした聖火リレーでのスポンサー車両の馬鹿騒ぎなど、日本は死者が少ないから、実感に乏しいのか?



東京の感染者が、またじわじわと増えているというのに、このお花見シーズンに緊急事態解除をぶつけてお花見になだれ込む人々。ただ宴会中止や夜桜鑑賞のライトアップ話などの対策は講じられているようだが、こんな状態でオリンピックに突っ込む特攻日本。


菅首相は、わざわざ訪米、バイデン大統領と初の対面会談すると吹聴している『アメリカにとって日本が重要な同盟国であるという証』のようなことをほざいていたが、バイデンから来てくださいと招待たわけではなかろう。内心「このク*忙しい時に、何考えてんだ!!!!」と思っても、一国の首相が、ぜひ会いたいと言われれば、無下にもできない。他国の首相は不要不急の訪米は遠慮し(どころか、自分の国のことに邁進している)リモートや電話で済ませているというのに、本当に何をしに来るのか?といえば、バイデンから、オリンピックへの力強いエール、アメリカの参加の現地を取ろうという目論見らしい。


国会を見ていても、菅総理をはじめ閣僚は、まるでコロナを見ていないというか、その先のことばかりを語る。それが政治の役割だとでもいうように。でも本当にそんなにうまくはいかないだろう。先見の明ではなく、足元を見ずに底なし沼に進んでゆく、そんな愚行。


バイデンは、コロナ対策のオーガナイズで評価を得ていつが、国境に押し寄せる移民、特に両親を伴わない10代後半の未成年者の処遇に困っている。コロナが収束すれば、移民の受け入れもできるだろうが、今は無理だ。金網の収容施設には、銀色の保温シートをまとった
若者が溢れている。共和党はここぞとばかり非難を展開している。そんな時に、世界初の訪問を誇る日本の首相、、、、、ピントがずれすぎている。バイデンは決して、オリンピック開催に、確定的な言葉を発しないだろう。努力は素晴らしいとか、なんとか、それを、日本で超訳でなんとか”アメリカが参加を約束!!!”とかバイデン大統領、菅首相にエール”とかいうんだろうな、、、、と思うとうんざりする。


そんなことより、米軍の首都圏低空飛行への厳重抗議とか、住民反対の沖縄新基地建設問題とか、いうべきことはいろいろあるだろう。


ところで、辺野古基地建設に大戦末期の戦没者の遺骨はまだ含まれたいる土を、土砂として使うという信じられないことをやろうとしている政府の抗議して、官邸前でハンストをしている人がいるという。



【東京】名護市辺野古における防衛省の新基地建設を巡り、沖縄戦戦没者の遺骨が残るとみられる沖縄本島南部を含め、本島全域からの土砂採取計画に抗議するため、東京の首相官邸前で宜野湾市出身の金武美加代さん(47)=東京都世田谷区=が8日から、ハンガーストライキ(ハンスト)を続けている。同じく計画の中止を求め、ハンストに取り組んだ遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」の具志堅隆松さんの行動に呼応した。金武さんは「具志堅さんからバトンを託された。東京からのアンサーを届ける」と力を込めた。


 15日、官邸前。この日も歩道で静かに座り込みを続けていた金武さんは、自身に言い聞かせるように語った。「東京に住むウチナーンチュに何ができるのか。それが問われている」


 8日から始めた座り込みで、顔は真っ黒に日焼けした。水分補給と塩だけでしのぐ。16日、「今のところ体調に問題はない」という。


 21歳で英国ロンドンに留学し、2009年から都内でフリーのインテリアデザイナーとして活動する。両親は沖縄戦体験者。米軍普天間飛行場の近くで生まれ育ち「非戦への思いは強く持ってきた」。


 会員制交流サイト(SNS)を使い、新基地建設や集団的自衛権の行使容認など、強権的な政権に対して抗議の意思を示してきた。「沖縄の問題が県内だけで議論されている。そのことに歯がゆさがあった」。


 昨年から官邸前での座り込みをしている。官邸前に集う、さまざまな人々と対話し、静かな抗議を続ける。「沖縄に目を向けさせたい」。ハンストは1週間を超えたが、さらなる意欲を示した。


ただ、ワタクシは、こういうことこそ、沖縄の人たちが、直接ホワイトハウスに手紙(英文でないとダメだが)書いて送る方がいいと思う。鉄面皮棄民政治家の菅総理より、沖縄戦で多くの自国兵士も命を落とし、それゆえ、本土上陸戦闘は絶対避けるべきと判断し、焼夷弾の雨と原爆を落としたアメリカの方が、ことの痛みと重さに共感を示すかもしれない。
トランプは無理でも、バイデンは、その遺骨の混じる土を基地建設ん土砂に使う非道を許し難いと感じるだろう。


ホワイトハウスには、何万通も手紙が来る。しかし、この訴えを、無視したり、握りつぶしたりすることはしないように思う。そういう強い共感を喚起する話だ。
実際辺野古新基地は、アメリカにとってどうでもいい基地なのかもしれない。
”戦死者の遺骨”に対する尊厳は、戦争をしてきた国だから、より強く持っている。沖縄戦当事者でもある。沖縄市民、子供達も含めて、ホワイトハウスに直接手紙を書いてみてほしい。


環境と希少動物保護に関心の高いバイデン政権はジュゴンの絶滅危機にも関心を示すだろう。戦没者の遺骨を含む土を、基地建設土砂に使用 ゾッとする、普通の神経では絶対やらない。


今の菅自民党政権は普通の神経ではない。みたくないものは見ない。これはオリンピックもそうだ。なん度もいうが、オリンピック開催時、ほとんどの日本国民はワクチン接種を受けられていない。そこに、各国選手と関係者、スポンサーの招待客、その人たちが、日本人のように、決められた窮屈なルールを守るとは思えない。数人の無症状感染者が混じっていれば、日本は新しい変異種の感染拡大を容易に起こす。またワクチンも100%ではないのに、誰が感染者かもわからない未だ感染が蔓延している国に誰が行きたがるだろう。
前のめりは日本とIOCだけだ。



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