密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

ワクチン反応その後+死に体オリンピック私物化の果て

ワクチンの副反応は、夜になって出た。風邪を引いたときのように体中が痛く、怠く、眠いのだが、痛くて眠れない、ので鎮痛剤を飲んだ(アセトアミノフィン)
翌日もまだ体が痛い。右腕は、少し痛みが治まったが、コーヒーを入れるためにポットを持ち上げるのが厳しい、という状態。


ワタクシは、他の人と比べて へなちょこで、日常的に体が痛いとぼやいているが、それが、150%になった感じ。しかし呼吸器に変化はなく、熱もない、いわゆるアレルギー反応は出ていない。翌日は、すごく頑張れば仕事もできなくはない(重いものを持つは運ぶは厳しい)が、状況が許すなら安静に(ダラダラ)していたい。
ただ、病院に行こうとは思わない。そういう危機感はない。


今後、ワクチンを受けられる方(特に働き盛りを過ぎた方)は、やはり受けてその日は、できれば翌日も、安静の時間をとって置かれた方がいいように思う。


さて、オリンピッグで炎上した、ほんの少しの間もおかずトラブルを作り出すオリンピック。振り返れば、スタジアム建設:デザインが地質に合わず、変更を重ねた末キャンセル莫大なキャンセル料とコンペのやり直し。国策;(木を使った建築をやけに推奨)に会う建築(隈研吾さんはいい建築家だが、他にもいい人はいた妹島和世氏とか)
エンブレムデザイン:盗作訴えで辞任、彼のクラスの学生の就職にまで影響
ボランティアへの優勝無償:研修まで自腹持ち出しの人もあれば、パソナ派遣の優勝ボランティアもあるという不公平。


これだけ様々な問題と、計画のやり直し不手際があったオリンピックは、なかったのではないか?それに加えて、会長・森喜朗氏の不見識差別発言での辞任、その上、閉開会式のエギゼクティブでレクター氏が、ボディシェイミング(体を恥かしめる)の発想の元にした、ダジャレのプランが表に出て、辞任。それに付随して、このセレモニーの統括をめぐる内輪の追い落としストーリーが表に出て辞任。ここでも森喜朗の力技が働いていたようだ。また、電通参入。もう、犯罪の陰に電通あり、だ。

<記事要約>
事の発端東京五輪開閉会式の演出の「総合統括」を務める電通出身のクリエイティブディレクター・佐々木宏氏が、タレントの渡辺直美をブタに見立てた「オリンピッグ」なる演出案を出していたことが判明、昨日18日に辞任。


本題電通と森氏を後ろ盾にした佐々木氏が演出トップの座をめぐって繰り広げた「権力争奪劇」であり、事実上の演出責任者を任されていたコレオグラファーのMIKIKO氏を「排除」した問題。
そもそも2018年に発表された東京五輪開閉会式の演出チームの「総合統括」は狂言師の野村萬斎氏だったが、「週刊文春」によると、野村氏は森氏の主導で肩書きはそのままだが事実上の責任者から降ろされ、2019年にはMIKIKO氏が事実上の演出責任者となっていた。
乗っ取り前夜佐々木氏はパラリンピックを担当していたのだが、MIKIKO氏が佐々木氏に「ストーリー作りができる人材を紹介してほしい」と相談したところ、佐々木氏は「自分がやる」と乗り出し、森氏を後ろ盾にして五輪の開閉会式のチームにも参加するようになった。
コロナ利用で:森氏と「親密」な関係にあり、佐々木氏と同期である電通代表取締役社長補佐の髙田佳夫氏が、佐々木氏を「コロナ緊急対策リーダー」に抜擢。このとき佐々木氏が「自分一人で式典をイチから決めたい」という条件を出したことから、すでに500名ものキャスト・スタッフを固めて企画が完成に近づいていたにもかかわらず、MIKIKO氏は責任者を降ろされてしまうのだ。


完全な政治権力者+電通のオリンピック私物化。この成り行きの中でもどれだけの血税が無駄になったのだろうか。”コロナだから”という口実で準備してきたものを、一からやり直すというのは、馬鹿げたアイデアでしかない。
最初に総合統括に就任した野村萬斎氏は記者会見でこのように語った。
「私自身が狂言という立ち位置から参画している部分があるので、鎮魂と再生であるとか、そういう部分が我々の芸能的な重要な部分でもあります。その精神を生かすことが、復興五輪にも意味があるのではないかということはチームの中で賛同いただいているところ」
鎮魂と再生それをどう表現したか見てみたかった。
「もちろん、お金がかかるとかが色々なことが問題になるとは思いますが、何より質を上げたいなと思ってます。それはお金のこととは別の意味で、良質なる、"日本の精神"に則ったものにしたい」芸術オンチの森氏をはじめとする運営側の人々は、お金をかけるところを間違える。結局、鎮魂と再生がオリンピッグ。
今後どうすることやら、と考えることがバカげている。

このワクチン接種状況が不安定の中、オリンピック強行し、国民の半数以上がワクチン接種していない国に、各国の選手団とスタッフを招き、彼らを管理してウィルスを持ち込ませないなんて言っているが、日本で感染するリスクが高い環境だということをわかっているのか?世界がIOCと日本政府の力技にどれだけ協力するか?見ものだ。


アメリカでは、オリンピックの”オ”も報道にない。それどころではないからだ。
ワクチンを注文すれば、もう安全 来訪者にはアプリを配ればもう安心、そんなずさんなお花畑の政権で、無理やり開催すれば目も当てられない情けない状況になりかねない。


日本人口およそ1億2千630万人の内、3月18日時点で、接種を受けたのが、49万人ーうち2回目を完了した人は、18289人(日経新聞)
今受けられている人たちは医療関係者や、高齢者施設入居者などで、比較的効率的に摂取ができる環境にある。しかしこれが全国民レベルとなると、不手際や混乱は怒るだろうし、
本当に時間がかかるだろう。7月8月のオリンピックなんて、どう考えても無茶な話で、しかもやる意味があるのか?あるとしたら、やると言ったらやる、という政権の意地と、それを機に成功を大宣伝し選挙に勝つ(本当にそんな風になるのか?)という都合のいい妄想の産物だ。


まさに人間の醜さのオリンピックだ。オリンピックで経済が回復なんていって無観客でやる。経済回復の根拠は何?


今はまず、ワクチン接種を行き渡らせることに集中し、そして接種したから、パパッと安全になるわけもなく、様子を見ながら社会を動かしてゆくのが政権の役割だ。 オリンピックにエネルギーを割いている余裕はない。


リテラの記事のもう一つの題材は、ねぐってしまったが(女性をいじって笑うことを攻められる男性の生きづらさ主張)については次の記事で書こうと思う。


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