密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

二階発言でまたもや女性蔑視が海外報道”女性議員あくまで「見学」”

今度は二階幹事長の女性蔑視発言が国際社会に発信だ。


事の起こりは、稲田朋美元防衛相が代表を務める「女性議員飛躍の会」が、二階幹事長に、
党所属の女性国会議員を5人程度ずつ、党の幹部会議にオブザーバーとして出席してもらうことを提案した。自民党おじさま幹部のわきまえた女たちが立ち上がった?!というものの、このメンバー自体が、問題といえば問題なのだ。
戦艦にハイヒールというマンガチックなパフォーマンスをした、保守神道ファザコン+安倍ちゃんお気に入りの稲田朋美元防衛大臣。
極右女性の重鎮猪口邦子議員(かつて優秀なキャリアの持ち主がなぜ?)
捨て身のポンコツ答弁で政権を守り続けた、健気な森まさこ元法務大臣、
身の翻し方が見事な極右の親子鷹鈴木貴子議員、
そして自民党のおじ(ぃ)さマスコット、どんな暴言も許される、守ってちゃんかまってちゃんの杉田水脈(議員でいちゃいけないレベル)


ともあれ、稲田議員筆頭に、前述の方々が、自民党のガラス天井打破に立ち上がり、二階幹事長は、よしよし、と頭を撫ぜる。自民党員支持率回復キャンペーンガールズ。
 
自民党の二階俊博幹事長は16日の役員連絡会で、党所属の女性国会議員を5人程度ずつ、党の幹部会議にオブザーバーとして出席してもらうことを提案した。今後、どの会議に出席するかなどについて検討する方針だ。

 出席を想定している会議は、党としての方針を機関決定する総務会や、党幹部らが情報共有を図る役員連絡会など。ただ、党幹部らによるとオブザーバーとして出席する女性議員には発言権はなく、あくまで「見学」にとどまる見通しだという。
 二階氏は同日の記者会見で、女性のオブザーバー参加の狙いについて、「どういう議論がなされておるかを十分ご了解いただくことが大事。それをご覧に入れようということだ」と説明した。
 これに先立ち、15日には自民党の議員連盟「女性議員飛躍の会」の共同代表を務める稲田朋美元防衛相らが二階氏と面会。会議への女性参画や各界における女性登用などを盛り込んだ提言を提出していた。(野平悠一)


ところが、『男女共同参画の女性議員幹部会議に出席、いいねえ〜、入れてやるからおとなしくしているんだよ。』というオチ。『女性のオブザーバー参加の狙いについて、「どういう議論がなされておるかを十分ご了解いただくことが大事。それをご覧に入れようということだ』バカにしてんのか?! 女は幹部会の議論は理解できない? いや幹部会の阿吽の呼吸が理解できないと、話が長くならないようにわきまえる態度を学べ、と?この発言自体自民党以外では通用しない、酷い女性蔑視発言であり、民主主義先進国ではあり得ない、議会においては、ありうべからざる発言だ。言ってしまえば、森前会長以上の蔑視丸出し。


案の定、BBCでニュースになっていた。


蔑視丸出しのご尊顔二階俊博とクールファイブ、あるいは、ともちんとキラーズ(古い?)ならまだいいが


日本の与党・自民党は16日、党の主要会議に女性議員を招き入れる方針を示した。ただし発言は認めない考え。日本では東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)が、性差別発言で辞任に追い込まれたばかり。


報道によると、自民党の二階俊博幹事長(82)が党役員連絡会で、男性が圧倒的に多い党幹部会議に女性国会議員5人がオブザーバーとして出席するのを認めることを提案した。

女性議員らは会議で発言はできず、会議後に限って意見を提出できるようになるという。
二階幹事長は16日の記者会見で、党幹部会議にもっと女性の視点を取り入れたいと述べた。
ロイター通信によると二階氏は、党執行部のほとんどが男性であることへの批判を認識しているとし、女性党員が意思決定過程を「見る」ことが大事だと話した。
「どういう議論がなされているのかを十分ご了解いただくことが大事だ。それをご覧にいれようということだ」


女性が活躍から疎外
日本では長年、女性が政界や経済界から疎外されている。


世界経済フォーラムが昨年発表した、男女格差を示すグローバル・ジェンダー・ギャップ指数では、日本は153カ国中121位とされた。
衆議院は議員465人のうち、女性は10%程度の46人だけだ。世界的には女性議員の平均比率は25%となっている。自民党は1955年以降、ほぼ政権を握り続けている。同党役員から成る執行部12人のうち、女性は現在2人しかいない。


会長発言問題
東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森会長は今月3日、日本オリンピック委員会(JOC)臨時評議員会で、会議の場に女性を増やすことについて、「時間も規制しないとなかなか終わらないので困る」などと発言した。


これに対して大きな批判が起こると、森氏は12日、「不適切な発言」をしたとして辞任を表明した。トヨタなど東京オリンピックの主要スポンサー企業も、森氏の発言を批判した。


国会では女性議員らが抗議の表明として、白色の服を着用した。東京都の小池百合子知事は、オリンピック関係組織のトップが協議する「4者会議」への欠席を表明した。
今年夏に延期された大会のボランティア予定者で、辞退するとした人は400人を超えているとされる。



(英語記事 Japanese party invites women to 'look, not talk')


イメージアップのつもりが、さらに、さらけ出してしまうその旧態然の封建思考回路と体質。二階氏は、森氏同様、多分何が悪いのか全然理解できないのだろう。 
どこまでもどこまでも女性蔑視の男様政党自民党を、他に適当な政党がないと指示してきた日本国民も、世界の認識についいけない、男様社会で当然という意識後進国だ。これを機会のこちらも意識改革のチャンスなのかもしれない。
頑張ろう日本の女性たち。








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