密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

トランプ演説”問題ない” 暴動は支持者の自己責任?

トランプが、自身が行った演説内容について「完全に適切だった」と主張。自らに事件の責任はないとの認識を表明した。


まあ、こういう人だ。言葉上だけでも煽動に”完全に不適切”で、その上”未必の故意”を含んでいる。事が大きくなって、選挙で支持したほとの7割が、この暴挙に怒りを感じている現状において、手のひら返しで支持者の勝手な行動、自己責任と切り捨てる。


「議事堂へと歩いて、勇敢な上院議員や下院議員に声援を送ろう。ただ、弱腰でいては私たちの国を取り戻せないので、議員の一部に対しては大した声援はしないだろう。強さを示さなくてはならない」「ここにいる全員がまもなく、平和的かつ愛国的にそれぞれの意見を届けるため、議事堂に向かって行進していくだろう」「死ぬ気で戦え」「弱腰では米国を取り戻せない」「議事堂まで歩こう。私も行く」「向こう(議事堂)で会おう」


メデイアで文字になっているトランプの演説。これは一般人の平和的抗議デモ主催者の発言
ではない。米国大統領が自分の熱狂的支持者に向かって発した言葉だ。
遠くない未来に、弾劾裁判の場で、このスピーチは文字起こしされ検証されるだろう。


病的嘘つきで恥知らずのこの大統領は、自分が熱狂させ、人生を踏み外させた気の毒な馬鹿者を、自分の完治しない暴徒と切り捨て、「今こそ我々の国家にとって癒やしの時だ(これは、バイデン氏の選挙キャンペーンのシンボル的言葉だ)」などとを恥ずかすげもなく宣い
「ペロシ下院議長とシューマー院内総務が手続きを継続すれば、とてつもない危険と怒りを我が国にもたらすことになると思う。私は暴力を望まない」
トランプはまたもや、犬笛を吹いた。自分を弾劾すれば、自分の支持者が暴れるぞ、という脅しだ。


弾劾は、多分政権交代後、100日の後に行われる可能性が高い。上院の2/3とハードルが高いが、50%の50人は民主党が占め、あと17人の共和党議員の賛同があれば段階は成立する。共和党トップのミッチ・マコーネル上院議長は、弾劾を歓迎しているというリークが伝えられている。トランプ弾劾は、共和党内のトランプパワーを排除できる大きな機会である。


暴動後のトランプのジタバタを、トランプな人々はどう感じているのだろう。


暴動で最も目立った、自称「Qシャーマン」ことジェイク・アンジェリは逮捕後食事を拒否
その理由を母親は、オーガニック以外を食べると体調が悪くなる ということだ。
彼は無職で母親の家の地下に住んでいるという。
チャンスリー氏は9日、アリゾナ州の連邦捜査当局に出頭し、身柄を拘束された。
The Arizona Republicによると、11日に開かれた審問で国選弁護人は、チャンスリー氏が拘束された日から、食事を取っていないと明らかにした。チャンスリー氏には食事制限があり、それが宗教上か、健康上の理由なのかは不明だと述べていた。食事を拒否している理由に関して、法廷を訪れていた母親のマーサ・チャンスリー氏は「息子はオーガニック食材を食べなければ、非常に具合が悪くなる。彼は食事を取る必要がある」と地元テレビ局に語った。さらに「息子と何日も話していない」と述べ、面会を求めている。


こんな住環境に繊細な人間が、刑務所に収監されるリスクを考えなかったのか、、、。行動には結果を伴うということを考えられないほど、自分の世界にどっぷり浸かっていたのか。


世間的に”Loser”と言われる人々の反乱。自分を受け入れない世の中で、唯一トランプだけが自分を認めてくれる(彼を賞賛すれば)事で自分と同一視し、見下したきた奴らをやっつける”Under Doog"の反乱だ。気分は”俺たちに明日はない”


AP通信によると、今回の暴動に関連し、120人以上が訴追される予定だという。SNSや有権者登録、裁判所の記録から、ほとんどがトランプ氏の支持者であると結論付けた。
重い人で、禁錮20年もあるという。彼らはそんな重い罰になることをしたと思ってはいなかっただろう。現職の大統領の後ろ盾で行動を起こしたのだ。敵をやっつける、思い知らせるそれだけ。ここでトランプが涼しい顔で、自分は何も命令しちない、煽動もしていない、彼らが勝手にやったのだと放り出されて、この120人以上の人たちは、民衆の敵になり、
ヘイトメイルが押し寄せ、刑務所に入れられる。トランプはこういう人たちはらの200億円のを懐に入れ、平気な顔で、また何かを始めるのだとしたら、不公平すぎる。


今回の暴動(まだ続いていくのかもしれない)の致命的なことは、壊した後のビジョンなどないということだ。トランプ本人もそうだ。彼は、ただ負けたくないだけだ。落ち度テニした気持ちのいいポジションから離れたくないだけだ。それを邪魔するやつらを、ただやっつける、あんな人たちに負けるわけにいかない!!というどこかの全総理大臣とどっこいどっこいだ。


とうとう、SNSにそっぽを向かれたトランプ。ネット界のトランプ包囲網の様相を呈している。社会が過剰に傾斜することに、理念的警鐘示したメルケル首相の言葉は正論だ。しかし、トランプはの人たちがその言葉に、すがりついて、また攻撃材料にするかもしれない。
彼女の言葉はねじ曲げられた拡散される可能性がある。これがネットの怖さだ。ポスト・トゥルースが作られる。その怖さが暴動煽動という実害で現れている現状、ネットの世界に責任を持つ企業が自社のポリシーで凍結することは、必要だと思う。逆にこの感じx雨滴にも混乱している中で、規制の法制化が行われることの方が、怖い気もする。


これからの一週間、何が起こるかわからない。警察組織や、州兵は、トランプ支持者を警備に加えないで欲しいと思っている。


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