密接な関係にある他国から

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いまだにこんな事を、、恥の上塗りトランプの悪あがき

流石に、この悪あがきには、多くの市民は辟易している。幼稚でくだらない、思い込みのみで駄々をこね、野心家の共和党員を抱き込んで、議会で選挙結果w覆そうと息巻くトランプ。同調する共和党員もあきれたものだが、バイデン就任確定を数時間遅らせる以外、ほとんど効果をなさない。


そんな焦りのトランプ(此の期に及んでまだ焦りを感じている神経が理解に苦しむが)が、ジョージア州の務長官に敗北上回る票「見つける」よう電話で一時間にも及んで、あの手この手で働きかけ、しかもその会話の録音がメデイアに流れるという、大恥をかいて話題になっている。


トランプ大統領は2日、ジョージア州のラッフェンスパーガー州務長官(共和党)との電話で、同州での敗北を覆すため、バイデン氏との得票差を上回る票を「見つける」よう求めていたことがわかった。ワシントンポスト紙が、会話録音を入手し、公開した。


トランプ大統領は電話で、投票用紙が細断されたり、投票機メーカーが部品を取り替えるなどの不正があったと主張。ラッフェンスパーガー州務長官は不正を許したと批判し、「私が求めているのは、単に11,780票を見つけたいということだ」と告げた。


同州では、再集計を3度実施した結果、バイデン氏が11,799票差でトランプ氏に勝利している。


ポスト紙によると、ラッフェンスバーガー長官と州務長官室のライアン・ジャーマニー法務顧問は会話を通じて、トランプ大統領の主張は、すでに誤りが証明された陰謀論に基づいたものだとして否定。選挙は公平で正確であると答えた。


トランプ氏は途中「君たちは彼らが何をしたか知っていて、報告していない。これは犯罪だ」と主張。ラッフェンスバーガー長官とライアン氏にとって「大きなリスクになる」と、漠然と法的責任がともなう可能性を語った。さらに「どうするか教えてくれ。私たちは選挙で勝ったのだ。このように奪われるのは公平じゃない。いろんな意味で非常に高くつくだろう」と述べ、再審査を宣言するようを要求した。


5日に実施する上院の決選投票に触れ、ジョージア州民は選挙が詐欺だと認識していて、「君たちが大統領にしたことが理由で、多くの人々は投票に出かけないだろう。多くの共和党員は、君たちが大統領にしたことが嫌いだから、否定的な票を投じるだろう」と述べつつ、選挙前に「これを正すことができるならば、本当に尊敬されることだろう」と語った。


トランプ氏は、4日にデルトン市で開催される集会で、デビッド・パーデュー議員とケリー・ロフラー議員のために演説を計画している。


電話には、マーク・メドウズ大統領首席補佐官と共和党の著明な弁護士、クレタ・ミッチェル氏が加わっていた。これまで、ミッチェル氏のトランプ氏の取り組みへの関わりは報じられてこなかった。


トランプ氏は会話記録が明るみに出る前、ツイッターでラッフェンスバーガー長官と話したことを明かし、「テーブル下の投票用紙詐欺や投票用紙破棄、州外からの投票、死亡した投票者などの問題に答えたくない、または答えられないのだ。彼は何もしらないのだ」と投稿。


これに対して、ラッフェンスバーガー氏は「トランプ大統領に謹んで申し上げます。あなたがおっしゃっていることは真実ではありません。真実は明らかになるでしょう」と反論していた。

Trump berates Georgia secretary of state, urges him to ‘find’ votes (Audio)
これが録音の声。英字幕付き。
英語が苦手な方でも、この声の調子、喋り方など、とても大統領、いや、まともな思考回路を持つ大人の話し方とではないとご理解いただけるだろう。


今日、1月5日は、ジョージアの上院議員選の決選投票の日だ。補選と改選で2名が選ばれる。この上院議員選の結果で、バイデン政権の出足の順調さが問われる。そんなジョージアで、トランプの圧力電話が公開された。3回も再集計させられている上に、感染の危機や、脅迫などの恐怖にも晒され、護衛付きで家に帰る集計人の人々も、大変な思いをしている。


一時トランプと一部のバカ共和党議員は、選挙は不正なので投票するなと触れ回っていたが、それでは、拮抗するジョージアで共和党が議席を落としかねないとみて、なぜか?今回の電話恫喝に及んだようだ。トランプはジョージアの人たりはみんな自分の味方だと言っているが、果たしてどうかな?


どっちみち、後5時間後には結果が出る。民主党候補2名の勝利を切に切に望んでいる。


ところで、生まれながらの嘘つき、周りを煽って反対意見を攻撃、事実を認めず、証拠も示さず、ただ言い張ればその通りになると思っている、トンデモな人物が国のリーダーに居座っている(いた)点で日米国民の苦難は同じだが、どこが違うかというと、アメリカでは、
きちんと事実を追求し、証拠を示す必要がある、個人の思想の差はあれど、未だ、司法や地方自治体や、政権の中枢で働いたことのある人々には、ギリギリ良識があり、民主主義の危機、選挙制度の破壊には、厳しい姿勢で望んでいるということだ。


悲しい哉日本は、証拠も出さない、話し合いもしない、検察権限は国民には闇の中、白仁存ぜぬで、時間切れの幕引きという結末が通用してしまうことだ。


ともあれ、今夜はジョージア州の選挙結果に首っ引きだ。



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