トランプの中東軍撤退命令は平和志向ではない＋民主党＝軍産複合体という意見は、古すぎる。

2020/12/08 00:00

トランプは、最後っ屁を放ちまくっている。如何にバイデン政権の出鼻を挫き、その対応にエネルギーを使わせようという、単純に子供じみた意地悪だ。しかし魔系にの遠吠え（不正選挙だ！！票が盗まれた！！）から、イタチの最後っ屁を、アメリカ大統領の権限を使って行おうとしている。その一つが、、中東からの軍の一斉引き上げだ。この嫌がらせは多くの人を巻き込むことになる

こんなことが日本で報道されれば国際関係有識者の方々が、トランプは軍産複合体に抵抗し平和貢献した大統領、などと、また言うんだろうなぁ、と思うと、イラっとする。
しかし、現実的に一ヶ月で撤退など全く無理な話だ（兵器野獣機器を残していけば、敵にてんこ盛りの塩を送ることになるから、残してなどいけない）。トランプはペンタゴンのトップをクビにし（バイデン政権で再び指名されるだろう）自分の意のままに動く人間を配置した（もう名前さえ、報道されない。みんな飽きれている）。その結果がこれだ。文民統制どころか、文民がクレージーではシャレにならない。
当然、大統領の命令だから、ハイそうですか、と、受け入れ、次期大統領の就任でもこクレージー大統領令が撤回されるまで、ゆっくりやるだろうし、また相手のアルカイダやテロ組織も、『決してラッキーー！！』とは思っていないはずだ。

ついでに言うが、ずっと日本の国際関係有識者の方々見解を聞くたび釈然としないと思っていたことがある。何かと言うと、民主党のバックに、軍産複合体がいて、彼らを潤すために戦争を仕掛けている、というのだ。この論で、バイデン新政権も危ないなどと言っている方もおられる。

実際、第二次世界大戦ルーズベルト〜トルーマン政権（民主党）朝鮮戦争トルーマン政権（民主党）ベトナム戦争ジョンソン（民主党）〜アイゼンハワー（共和党）政権と確かに、ベトナ無戦争以前は民主党大統領が戦争を起こしてきた。そのベトナミ戦争を終わらせたアイゼンハワーが　1961年1月、退任演説において、軍産複合体の存在を指摘し、それが国家・社会に過剰な影響力を行使する可能性、議会・政府の政治的・経済的・軍事的な決定に影響を与える可能性を告発したことにより、一般的に認識されるようになった。
この指摘とベトナム戦争を終わらせたアイゼンハワーが共和党だったことにより、民主党政権＝軍産複合体がバックにいる、と言う言説が今日まで付いて回っているのだろうと思う。

しかし、近年を見ると、湾岸戦争J・Wブッシュ父（共和党）イラク・アフガン戦争J・Wブッシュ子（共和党）、と共和党の大統領のもと、アメリカが仕掛けた戦争が行われてきた。特にブッシュ子政権は、通服装の税金を下げ、戦争に突入し、ものすごい税金を突っ込んだため、多くの命と、兵士のトラウマと、危機に瀕する経済を残した。

これを急下降から横這いに、そして上向きにすることに全精力をかけたのがオバマ政権第１期だった。この間スーパースターの魔法の結果を期待した人々の気の早い失望と、上下下院が共和党多数という逆風、オバマ潰しで２期目を阻止指定共和党の側で見ていても、ひどい内容むしの政策潰しが、横行した。しかしオバマ氏は再選を果たし、景気は上昇傾向に戻ってゆき、中東戦争の傷跡を修復するためも地味で忍耐のいる政策を行った。

軍産複合体の目的と共和党の目的は合致するが、民主党とは合致しない。これは、個人の肌感覚であるから、ブッシュ父の湾岸戦争以降、ということだ。

ともかく、トランプが平和主義で戦争を嫌った、などというのは、戦争を知らない大人たちの国のイメージでしかない。自分の利益になればやる。彼にとっては戦争は利益にならないということだ。しかし、その利益にならないトラブルを、最後に売電への置き土産にしようと画策していたようだが、結局レームダック大統領の命令でミサイルを撃つような馬鹿な司令官はいない。

ただこれから繰り出す連続この指摘とベトナム戦争を終わらせたアイゼンハワーが共和党だったことにより、民主党政権＝軍産複合体がバックにいる、と言う言説が今日まで付いて回っているのだろうと思う。

とにかく、バイデン次期大統領かで、戦争は起こさない。外交手腕で国際社会との協調を取り戻すだけだ。

バイデン次期大統領のTV出演が増え、荒さいい政策案や、国民へのメッセージが出されることが増え、まともがこんなに癒されると、多くの人は感じているだろう。

最後っ屁連発でこの空気が汚染されようとも、バイデン空気聖樹期で速やかに適切に対処されるだろう。