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予想どうりにごねるトランプ、次は大統領恩赦

大統領選が始まり半年も前から、多くの人たちが、トランプが負けた場合のトラブルを予測していた(そして覚悟し、対応している、)
不当選挙をうったえ、票の再集計、支持者に呼びかけ、暴動を煽るなどだが、トランプが望んだように物事は進んでいない。選挙の再集計、訴訟は行われたが、どれもトランプの望むようなものではなかった。博品優位主義者と極左アンティファ(トランプがそう呼んで吹聴している)の大きな衝突もない。 


ただ、ジョージア州では、選管幹部(共和党)とその家族に対する脅迫が行われ、システム導入を担当したゲイブリエル・スターリング氏は怒りをあらわに、「何もかもやりすぎだ! 何もかも!」、「もうこれっきりにしなくてはならない」と会見で語気を強めた。「このままでは人が死ぬ」と声を震わせながら訴えた。
ジョージア州は、上院二議席を争う決戦投票が1月5日に行われ、その結果は、今後のバイデン政権の行政に大きく関わってくる。そんなジョージアで、このような自分の支持政党の
選管幹部や州知事 裁判官に暴言を吐き、暴動を煽るトランプは、もう共和党がどうなってもいい、というか自分の勝利を認めない共和党に怒りをあらわにしている。非常に愚かだ。
選管幹部(共和党)都知事(この人は、じぶんの選挙で、職務権限ー当時州務長官ーを用いアフリカ系の登録を邪魔した、タカ派のトランプフレンド)が自分たちが支持していた人物の正体に目ざ目考えを変えることを望む。今回は共和党に理がないことを納得すべきだ。すでに多くの共和党員は納得している、というか、トランプとアメリカの民主主義を秤にかけて、民主主義が重いと結論づけている。


しかしトランプはまだ敗北を受け入れない。名残惜しく、ホワイトハウスでマスクなし三密のクリスマスパーティー(一部咳き込んでる人のいる中、自分の2期目に言及!?それができなければ、24年に戻ってくる、と宣わったらしい)そして円力の残り火を掻き立て、予想通り、大統領恩赦の人選に動き出した。トランプ家の子供たち、そして、朋友ルディー・ジュルアーに元NY市長。昨夜のTVニュースはこの話題で持ちきりだ。NYTimsが報じた。
”トランプが恩赦アドバイザーと3人の子供たちの恩赦について話し合っている”

これの転載はネット報道ニュースの翻訳記事、ほとんど内容は同じなので、こちらを転載します。(翻訳してるとパッと半日終わっちゃうので。)


ランプ大統領は、3人の子供と娘婿、弁護士のジュリアーニ氏に先制的恩赦を与えるかどうかについて、アドバイザーらと話し合いを行なった。ニューヨークタイムズが、関係者2人の話として報じた。


トランプ・ジュニア氏は、2016年の選挙期間中、クリントン氏に有害となる情報を巡ってロシア人と接触したとして、ロバート・モラー特別検察官の捜査対象となったが、起訴されなかった。大統領上級顧問のクシュナー氏は、機密情報の扱いに関する審査に際して、外国人との接触に関する誤った情報を政府に提供した。


2018年にホワイトハウスの法律顧問と首席補佐官は、クシュナー氏はトップ・セキュリティ・クリアランスを受けるべきではないと助言したが、トランプ氏は許可を与えている。


エリック氏とイバンカ氏については、トランプ氏の懸念がどのような性質か不明だが、マンハッタンの連邦検事局は、トランプオーガニゼーションに対する捜査の範囲を広げており、イバンカ氏に渡ったとみられるコンサルティングフィーなど、同社の経費処理にまで及んでいるという。なお大統領恩赦は、州の犯罪には適用されない。


ジュリアーニ氏についても、どのような犯罪への関与の可能性を考えているか不明。ただし、ジュリアーニ氏は今年の夏、ウクライナにおけるビジネスの取引と、トランプ氏の弾劾調査の中核となったヨヴァノヴィッチ元駐ウクライナ大使の解任への関わりについて、マンハッタンの連邦検察の捜査対象となっていた。


ヨヴァノヴィッチ元駐ウクライナ大使の解任に関して、検察官は、ジュリアーニ氏がトランプ氏だけでなく、これを望むウクライナ当局者のために働いた可能性について焦点を当てているという。外国高官の関与を明かさずに、これらの要請や指示に基づいて米国政府に影響を与える試みは連邦犯罪となる。ジュリアーニ氏はウクライナ人ではなく、トランプ氏の代理として行動しており、誤りはないと主張している。


ジュリアーニ氏はツイッターで、ニューヨークタイムズの報道を否定した。
#FakeNews NYT lies again. Never had the discussion they falsely attribute to an anonymous source. Hard to keep up with all their lies.午前10:46 · 2020年12月1日 Phoenix, AZから
NYTimsがまた嘘をついた。奴らの匿名の情報源などは一度もディスカッションなどしていない。奴らの、すべての嘘には付き合いきれない。


<補足>トランプ陣営の弁護団を率いるルディ・ジュリアーニ氏は先週、トランプ大統領の任期が終了する前に”先制的”恩赦を受ける可能性について、トランプ氏と話をしていた。ニューヨークタイムズが2人の関係者の話として伝えた。このうちの1人によると、これまでにもジュリアーニ氏の恩赦について話しをしたことがあるが、トランプ氏は意向を明らかにしていないという。恩赦がどのような行いを想定しているかは不明。ジュリアーニ氏は今年の夏、ウクライナにおけるビジネスの取引と、トランプ氏の弾劾調査の中核となったヨヴァノヴィッチ元駐ウクライナ大使の解任への関わりについて、マンハッタンの連邦検察の捜査対象となっていた。


なお同紙は、この記事の前に、ジュリアーニ氏が先週、自身の恩赦の可能性について、トランプ大統領と直接話をしたと伝えていた。


トランプ氏は周囲に、バイデン政権下の司法省が、トランプ・ジュニア氏とエリック氏、イバンカ氏と夫のジャレッド・クシュナー氏を標的にすることで、トランプ氏へ報復を試みるかもしれないと、懸念を示しているという。


まさに絵に描いたような”下衆の勘繰り” 鏡に移った自分の姿怯えるの図、だ。


大統領は、有罪が確定していない犯罪に対して先制的に恩赦を与えることができる。訴追前や訴訟中、有罪判決後のいずれの行いにも権限を行使することができる。


先制的に広範な恩赦を与えるケースは稀だという。前例としては、ジョージ・ワシントン大統領が、ウイスキー税の反乱の共謀者に恩赦を与え、反逆罪の訴追から保護したことや、ジェラルド・フォード大統領がニクソン大統領に、在任中のすべての行いについて恩赦を与えたケースがある。またカーター大統領は、ベトナム戦争の徴兵を忌避した者に、全面的な恩赦を与えている。


トランプ大統領はこれまで、盟友ロジャー・ストーン氏の刑を免除したほか、先週は、ロシアの選挙介入疑惑を巡り、偽証罪などに問われたマイケル・フリン元大統領補佐官(国家安全保障問題担当)に恩赦を与えた。残り少ない在任期間中に、さらに権限を行使するとの観測がひろがっている。


トランプ周りの人々(本人も含め)は、2006年選挙での古傷を抱え、在任期間中の利益相反、これまでの脱税等で内心戦々恐々だ。またこれでトンデモトランプが新たに、どれだけ規範破り、前代未聞の恥知らずな権限行使をするのか?に一般国民は戦々恐々だ。
それでも、トランプの期待とは裏腹に、徹底調査され尽くし正当性を認められたバイデン次期大統領は粛々と準備を進める(中、愛犬・保健所から引き取ってジャーマンシェパード)と戯れて転んで足の骨にヒビ、でギブス中。それにしても、ジャーマンシェパードと戯れるって、すごいな、、ついでに健康診断もしたらしい、めっちゃ元気な78歳)


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