密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

トランプ弁護団の混迷とトランプのミシガン州上院への圧力

悪あがきトランプは、なぜかミシガン州の結果を覆そうとあれこれ動いている。
トランプは、7日午前、ペンシルヴェニア州フィラデルフィアの”フォーシーズンズ”で彼の輝かしい弁護団が大きい記者会見をするとツイートした。
フォーシーズンスホテルは超高級ホテルだ。一度マンハッタンのフォーシーズンホテルに、展示のために立ち寄ったところ、コンシェルジュがすっ飛んできて、どういったご用件かを非常に丁寧にしかし毅然と入館拒否を求める姿勢。アーチストだというと、『ああ〜』という感じで通してくれたが、ロビーやカフェの客層が一目見ただけで違う。
これは怪しまれるわ、、、(普段でも結構怪しまれるし、、、)


まあそんなフォーシーズンスで記者会見しても、トランプな人たちは来られるのだろうか?
と”心配”していたが、実は、「フォーシーズンズ造園」裏口の駐車場で緊急記者会だった。
これって結構情けない、笑い者になっている。当のトランプはゴルフ。COVED-19での死者が25万人を超えているのに大統領ゴルフ、弁護団をけしかけて選挙結果に難癖。

ただ、トランプな人たちは、野外会見を見に行けたようだ。


そんな最強弁護団を率いる、ルディー・ジュリアー二・現在唯一のトランプの個人弁護士にしてもとNY市長は、この大役に立ち向かう。ずいぶん法廷に立っていないから大丈夫か〜?という声を尻目に、大張り切り。

(CNN) トランプ米大統領の弁護団は19日に会見を開き、今月3日に行われた大統領選で大規模な不正があったとする主張について説明した。90分にわたる会見の内容は、虚偽と陰謀論にあふれたものとなった。
会見中、弁護団が大規模不正の証拠を示す場面は見られなかった。トランプ陣営の法律顧問を務めるジェナ・エリス氏によれば今回の説明は「導入段階」のものであり、今後も同様の発表が行われる予定だという。同氏は弁護団を「精鋭ぞろいの攻撃部隊」と形容した。


会見で弁護団が挙げた具体的な主張の多くに対しては、すでに選挙管理の専門家や全米各地の選挙運営担当者らから、党派を問わず異議を唱える声が上がっている。


トランプ氏の顧問弁護士のルディ・ジュリアーニ氏は会見の中で、陣営がミシガン州での訴え1件を取り下げたことに言及。同州ウェイン郡の選挙結果の認証が取り消され、目的を果たしたためと述べたが、実際のところ同郡の開票検査人委員会は17日に全会一致で結果を認証している。


認証に一時反対した共和党の開票検査人2人は、認証の後になり認証の投票を撤回するとの宣誓供述書を提出。ただ、新たな会議の招集を求める訴えは提起しておらず、期限が過ぎた今認証は有効のままだ。


ジュリアーニ氏はまた、ウェイン郡で集計された票数と署名して投票した有権者の数に大きな乖離(かいり)があるとの見方を示唆。「大規模な不正」が行われていると強調した。しかしミシガン州のジョスリン・ベンソン州務長官によると、こうした数字の不均衡は過去の大統領選でも見られる現象であり、結果は問題なく認証されてきた。トランプ氏が勝利した2016年の大統領選では同州デトロイトの投票区の80%で数字の不均衡があったが、それでも結果は認められたという。
「今回も42%の投票区で不均衡が起きたが、それを理由に結果を認証しないのは明らかに正当性を欠いている」(ベンソン氏)
ベンソン氏はCNNに対し、投票区における上記のような不均衡は「ごく普通」の現象であり、「不正行為の存在を示すものでは全くない」と説明。「むしろ記録や事務的作業上の問題だ」と述べた


一方、トランプ陣営に協力する弁護士のシドニー・パウエル氏は、投票機メーカーのドミニオン・ボーティング・システムズが提供する投票機で不正を働くソフトウエアが使用されていたと主張した。このソフトウエアのアルゴリズムにより、全米のトランプ票が一定の割合でバイデン票に書き換えられた可能性があるという。
しかし上記のような事象が発生したという証拠はなく、複数の連邦当局者が大統領選中に大規模な不正や不法行為はなかったと述べている。また大半の州では紙による投票が行われており、投票用紙を再集計して結果を二重にチェックすることが可能となっている。パウエル氏はさらに、ドミニオンの上記のソフトウエアが南米ベネズエラのチャベス前大統領の指示で開発されたものだとも主張。自国での選挙結果を改ざんすることが目的だったとしている。このほかドミニオンについてはクリントン財団や、民主党の主要な支援者として知られる富豪のジョージ・ソロス氏ともつながりがあると語った。


パウエル氏によると、ドミニオンのソフトは同業のスマートマチックが提供したもので、ベネズエラの当局者から同社のソフトウエアが国内の選挙の結果改ざんに使われたとする証言を得ているという。証言は宣誓供述書とされる文書を通じて寄せられた。この当局者の氏名は明かされていない。ただ証言が事実であることを示す証拠はなく、そもそもドミニオンの投票機がスマートマチックのソフトウエアを使用していたというパウエル氏の指摘自体裏付けがない。両社とも互いを競合相手だとし、いかなる企業間の関係もないと明言している。


両社を結び付けようとする主張の根拠は、複雑な企業再編にあると見られる。05年にスマートマチックはセコイア・ボーティング・システムズという企業を買収したが、連邦議員からベネズエラと関連のある企業の買収を問題視する声が上がり、07年に売却。その3年後にはドミニオンがセコイアを買収した。また、スマートマチックは09年にフィリピンでの機械の使用でドミニオンとライセンス契約を結んだが、結局訴訟となって契約は終了した。ドミニオンは14年にクリントン財団のプログラムの一環で、新興の民主主義国家への技術提供に同意した事実があるものの、同財団とは「会社の所有権をめぐるいかなる関係も有していない」と声明で明らかにしている。またスマートマチックの親会社の取締役会長はソロス氏の財団の取締役にも名を連ねているが、ソロス氏本人はドミニオンとスマートマチックのいずれにも関与していない。



さすが敏腕弁護団、検証が難しい陰謀論を持ち出して抵抗。その上、彼らが固執するミシガン州、トランプが直接労いという名の圧力をかけていた”。認証に一時賛成した共和党の開票検査人2人に直接電話。同州上院議員ホワイトハウスご招待についての記事。

かなり芸術的象徴的写真、さすがCNN
(CNN) トランプ米大統領が19日午前、ミシガン州議会上院の共和党トップに電話をかけ、同党の議員を20日にホワイトハウスに招待する意向を伝えたことがわかった。事情に詳しい関係者が明らかにした。トランプ氏とその法律チームは現在、民主党のバイデン前副大統領に敗れた大統領選の結果を覆そうと試みている。


またトランプ氏は17日、ミシガン州ウェイン郡の開票点検委員会の共和党委員2人に電話をかけ支援を表明。この2人は選挙結果の認定を巡る投票で立場を二転三転させていたが、18日に宣誓供述書を提出し、選挙結果を認定した票の「撤回」を求めた。


選挙結果の認定は通常は形式的な手続きとなるが、トランプ氏は選挙人団を通じて結果を覆す試みの一環として、重要州の手続きを阻止ないし遅らせようとしている。トランプ氏の顧問弁護士を務めるルドルフ・ジュリアーニ氏らも、バイデン氏が勝利した激戦州の共和党議員に対し、認定の遅れを利用して独自に選挙人を指名し、バイデン氏を選んだ州の投票結果を無視するよう伝えている。


バイデン氏は19日、トランプ氏がミシガン州の当局者に接触したことについて問われ、「トランプ氏はまたもや、米国史上もっとも無責任な大統領の一人として歴史に名を残すことになる」と指摘。「彼の行動は言語道断だ」と述べた。


ミシガン州の共和党議員に対するトランプ氏のメッセージがどのようなものになるかは不明。州議会の上院院内総務と下院議長は州の投票結果を尊重する意向を示し、同州の選挙人選出方法から逸脱することはないと述べている。同州では現在、バイデン氏が15万4187票差でトランプ氏をリードしている。



日本ではトランプ最強説が根強いし、なぜか、日本なのに”トランプLOVEな人々”が大勢いる様子。まあ。安倍な人々が彼の親友トランプを同一視して讃えているのか、とにかく、わけがわからない。


このところにトランプ+弁護団+一部共和党の悪あがきに対する、各州選挙管理委員会と、主裁判所の対応を見ていると、アメリカの親が子供に対する態度と似ているな、と思った。


アメリカの親、いや大人は、小さな子供がぐずったり、訳のわからない騒ぎ方をしたり、暴れたりすると、決してうろたえず、機嫌も取らず、落ち着いた声で、体を抑え、納得がいくまで議論をする。騒いで要求を通すことは、不可能だと教える。子供の言い分が正しければ受け入れる。ワタクシなどは、子供に甘いというか、機嫌をとっているように見えるらしく、よくないと怒られたことがある。子供目線で同調しすぎるようだ。自分の子ではないのでついつい甘やかしてしまうのだ。しかしここで、大人の態度を学ぶことができた。
大人と子供の立場を明快にして、子供が尊敬できるアプローチを心がける。決して怒鳴ったり、暴力で黙らせたりはしない(場合によっては警察の通報されるし)



さて、アメリカ(ヨーロッパも)の反トランプの間では、ベービートランプ・バルーンが人気だ。


これ誰が作って売っているんだろう?

調べました、アマゾンで小さいのが5〜6ドル
ヤード用の120cmX150cmくらいで50ドルのようだ(送料別)。

そのほかTシャツ、マグカップなどいろいろ。キャラが立ってるからねぇ〜憎かわいい。
もちろん販売元はトランプオーガナゼーションではない。


もとい、彼の態度はまさに赤ん坊、しかもいい年をした捻れに捻れた心の赤ん坊が最高権力を握った。そしてその終焉で恐ろしい勢いでぐずっている。だからアメリカの選対や裁判所は、彼の無理無体な要求に、大人らしく検証と論理性と法に照らして、我慢強く相手をし判断を下している。9件の訴訟のうち8件は棄却、一件は一部再集計、結果は同じだった。
(これミシガンで、全体では30件提訴して、棄却されたようだ)


彼らは最後の手段、姑息にも直接選挙人に影響を及ぼそうとしている。しかし、無理が通れば道理引っ込む、ではなく、道理があれば、無理は引っ込む、それを実践しているアメリカを頼もしく思う。


最後に、最近いつの”イラっ”とする日刊ゲンダイの国際政治経済学者氏の、トンデモ(ワタクシにとっては)見解。トランプが政権交代の最後っ屁で、国家保安上の機密をばくるするのではないか?というご見解。



”錯乱トランプは国家機密「核爆弾盗難」暴露の最後っ屁も”
公開日:2020/11/20 06:00 更新日:2020/11/20 06:00

という記事より。
2007年8月、米空軍が広範囲な演習を行っていた最中、ノースダコタ州のマイノット空軍基地から核爆弾6発が紛失したというのだ。この問題を取材した国際政治経済学者の浜田和幸氏が言う。


「軍関係者の間で公然の秘密とされている事件です。核爆弾6発はマイノット基地からあちこちに空輸され、最後にルイジアナ州の空軍基地に到着。ところが、到着時には輸送機から消えていたのです。核爆弾の移動の際に必ず発行する指令文書も紛失していた。空軍関係者がすぐに捜索したものの、いまだに行方知らずです。この事件は米国防総省が機密事項としたため、一般には知られずウヤムヤになりました。他国の工作員が空軍関係者を丸め込んで奪ったという説が濃厚です」


 核爆弾は意外と小型のタイプも存在し、米海軍が使っていたB90爆弾などは1発約350キロ。小兵力士3人分で盗む気になれば盗めなくはない。トランプも当然ながら、大統領として盗難事件の報告を受け、副大統領経験者のバイデンも知っているはずだ。


「バイデン氏が国際協調路線にカジを切ろうとする中、核爆弾を盗まれたことが国際社会に知れ渡ったら、米国は権威と信頼を失う。特に核の傘で守られている同盟国はショックが大きく、バイデン氏は出はなをくじかれてしまいます。トランプ氏がイタチの最後っ屁のように国家機密を暴露することを、バイデン陣営は恐れているのです」(浜田和幸氏)


これを検証できるわけではないが、トランプに暴露されて混乱に陥る国家レベルの機密が、なぜ極東の国際政治経済学者氏に漏れているのか?アメリカの国家機密のレベルは歴代大統領令でその範囲は変わるようだが、厳格な区分レベルの規定が施され、末端の兵士に至るまで、軍内部の話はご法度。何より内部告発した、スノーデンは国外に逃亡しているではないか。核爆弾しかも6個も盗難。もし本当に核爆弾がこの基地にあったとすれば、警戒は最高に厳しいはず、しかも空輸?何かあったら大惨事だ。証拠も残さずパッと消えるように盗むなどルパン3世でも無理、しかも、その行方をいくらブッシュ政権でも、しらばっくれて探さないなどということがあるだろうか?こんな暴露したら、トランプでも、脱税を待たず刑務所行きだ。
同氏は以前、ホワイトハウスの近くで小型核爆弾を持った人物が逮捕された、などと書いていたが、失われた6個のうちの1つですかね? 
この人は、国家機密を漏洩した人物から情報を入手し、公に暴露したスパイ的な立ち位置? そういえば、どこか忘れたが、トランプの秘密暴露で、”宇宙人の死体”のありか、とかいうのもあったな。陰謀論、都市伝説にしか聞こえない。
とにかく、本当なら、CIAにマークされてるな。Good Luck.



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