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国を壊す駄々っ子に、共和党からも機密情報共有の声

今年の紅葉は見事だったが、選挙の高揚とコロナで、山歩きの機会を逸してしまった。
お気に入りの、ミネワスカ・ステイツパークに行こう行こうと話していたのだが。ついに紅葉は終わり寒くなってしまった。

気分だけでも、、。変化に富んだ湖の周りを歩く。もっとアスレティックな人たちは、カヤックやロッククライミングをしている。水が綺麗で、サンショウウオが住んでいる。

これは、庭の夏椿の紅葉が美しくて生けたお花、花は無いですが。でも秋です。


さて、選挙での負けを受け入れられず、引きこも、になっているトンデモトランプ。
アリゾナもバイデン勝利確定で、獲得選挙人は290人。
CNN.co.jp : バイデン氏、共和党地盤のアリゾナ州で勝利確実に CNN予想

普通に大きなサボテンのあるアリゾナ。
CNNの予想によると、米大統領選の集計作業が続いていた与党・共和党の地盤アリゾナ州で、野党・民主党候補のバイデン前副大統領の勝利が確実になった。
バイデン氏が獲得した選挙人は同州の11人を加えて計290人となり、トランプ大統領の217人をさらに大きく上回った。

同州では1948年の大統領選で民主党のトルーマン氏が勝利したのを最後に、共和党が優勢を維持してきた。それから20年にわたって保守派が勢力を強め、ブリュワー前知事やアルパイオ・マリコパ郡元保安官らが対移民強硬策を主導。不法移民を厳しく取り締まる州法も成立した。しかし近年、中南米系の移民やカリフォルニア、イリノイなどリベラル寄りの州から流入する住民らの影響で人口構成が変化してきた。


州当局が5月に新型コロナウイルス対策の外出制限を解除した後で州内の感染が急拡大したこと、州都フェニックスを含むマリコパ郡の都市近郊で「トランプ離れ」が起きたことも、バイデン氏の追い風になったとみられる。
同州は共和党の有力上院議員だった故バリー・ゴールドウォーター氏や故ジョン・マケイン氏を輩出。だが、トランプ氏によるマケイン氏への度重なる批判や兵士に対する侮辱的なコメントの報道を受け、マケイン氏のシンディ夫人はバイデン氏支持を表明していた。


さて、そんな惨めなトランプと戦々恐々腫れ物日触る日々の彼の側近は、通常政権移行に伴い様々な手続き情報共有を拒否し続けている。バイデンはこうした対応を見越していたので、きちんと独自に、コロナ対策チームを立ち上げ、着々と政権以降に動いているが、ここで問題なのが、国家機密情報共有だ。”第二次トランプ政権”などとふざけた発言を公にし、各国大使から怒りのクレームを受けたポンペオ国務大臣を筆頭に、トランプの二人のバカ息子が、まだ負けを認めず、周りを煽る。共和党議員も顔色を伺い付き従うものが多い。しかし、国家機密情報共有が止まることは、政権以降で混乱を呼びセキュリティー体制に穴が開く、それは国の根幹を危機にさらすことを意味する。流石に、最後のあがきの同調していた共和党からも、機密情報共有を、の声が上がり始めた。

米次期大統領のジョー・バイデン氏(77)が機密情報にアクセスできない状況が続く中、同氏に機密情報のブリーフィングを行うことを支持する声が、共和党議員らの中でも少数ながら高まっている。


一部の共和党議員らは、次期大統領に通常与えられるはずの機密メモをバイデン氏に渡すべきだとしている。ドナルド・トランプ大統領(74)を強力に支持する共和党重鎮、上院司法委員会のリンジー・グレアム委員長も同様の声を上げているという。


しかしほとんどの共和党議員は大統領選でのバイデン氏の勝利は認めず、トランプ氏を支持している。
3日に投票が行われた大統領選をめぐっては、7日午前(日本時間8日未明)に米メディアがバイデン氏が当選確実と報じたが、現在も一部の州で開票が続いている。


トランプ氏は選挙で広範囲に及ぶ不正行為があったと主張しており、訴訟を連発している。トランプ陣営は不正の証拠は提示していない。米野党・民主党幹部のナンシー・ペロシ下院議長は12日、この「ばかげた大騒ぎ」は新型コロナウイルスのパンデミックが軽視されていることを意味すると述べた。ペロシ氏とほかの民主党幹部は共和党に「現実を受け入れる」よう促した。


共和党が揺れている?
ほとんどの共和党議員らは、依然として民主党の勝利を認めていない。
米議会の共和党議員10~20人はバイデン氏を祝福、あるいは政権移行の動きが必要であると認めている。


共和党重鎮、上院司法委員会のリンジー・グレアム委員長もバイデン氏へのブリーフィングを支持しているが、今もトランプ氏の側近だ。民主党のクリス・クーンズ上院議員は米CNNに対し、一部の共和党議員らから、自分たちに代わってバイデン氏に祝福の言葉を伝えてほしいと頼まれたと明かした。公に祝辞を述べられないと感じているからだと言われたという。


大統領に渡される日々の極秘文書をバイデン氏も受け取るべきだと主張する議員の中にはグレアム氏も含まれる。チャック・グラスリー上院議員、ジョン・コーニン上院議員、ジョン・スーン上院議員(いずれも共和党)も賛同しているが、ケヴィン・マッカーシー下院少数党院内総務(共和党)はバイデン氏は「現時点で大統領ではない」ため、待つべきだとした。
驚きのリンジー・グレアムの賛同、極右クレージー議員でも国の安全保障が途切れる自体はまずいと考える頭は持っているんだ。やはりトランプは異常中の異常、キング・オブ利己的自我の持ち主といえる。

バイデン氏に日々のブリーフィングへのアクセスを与えることと、トランプ氏の敗北を認めることは同じではない。しかしオハイオ州のマイク・デワイン知事(共和党)はバイデン氏を次期大統領と呼んでいる。


共和党員はなぜためらっているのか?
チャック・シューマー上院院内総務(民主党)は、共和党は「意図的に選挙に対して疑念を投げかけている。その理由は、ドナルド・トランプに対する恐怖以外のなにものでもない」と述べた。
このトランプへの恐怖は、自分の選挙の時に応援をもらえなかったり、アンチに動かれフェイクニュースを流されたり、というようなことだ。しかし今回選挙では共和党の多くの改選議員がトランプから距離をおきたのに、まだ何かいいことを求めているのだろうか?共和党の考えることはよくわからない。



共和党の上下院議員はトランプ氏の基盤を保つことなど、多くのことを念頭においている。トランプ氏はバイデン氏に敗れる中、現職大統領として最も多くの票を獲得した。
確かにそうだが、いつまでもトランプが救世主と信じている人々が跋扈するなんてゾッとしない。トランプが2〜3年別荘に入っていれば、人々の頭も冷めるかもしれない。



トランプ氏に敵対すれば、代償を伴う反発が起きる可能性がある。特に上院をめぐっては、来年1月にジョージア州の2議席について決選投票が行われ、与野党どちらが上院をコントロールするかが決まるからだ。また、資金調達や中間選挙を長期的に視野に入れていく必要もある。
ジョージアは2議席を4人で争う。各対立候補が投票の50%に届かない場合、トップ2づつで、投票をやり直す再選挙が1月に行われる。現在民主党はこの2議席が半数にたりない。また共和党はこのに議席を落とすと、最終決定に副大統領の1票が加わるため、上院の支配権を失う。ジョージアは共和党のクレームを受け入れ、手作業で票の再集計をしている。疲れたりストレスで、機械を使うよりミスが多くなりそうなものだが、みんな必死でやっている。大統領決定に影響はなくても、今回選挙のキー・ステイツは、ジョージアだ。
この大変な再集計で、共和党へのうんざり感が高まり、選挙では人気のステイシー・エイブラムおよび、ブラク&ミッシェル・オバマ、カラマ・ハリスそしてバイデン大統領が応援に駆けつけるだろう。
共和党としては、”The Loser〜!!President of the United States Unelected トランプ”の応援が必要だろう。
そんためにも、彼に負けを認めろとは言えない共和党だ。


バイデン氏はトランプ氏に520万票(約3.4%)の差をつけており、当選に必要な選挙人270人以上を獲得している。トランプ氏は選挙後に公の場で演説はしていないが、接戦となっている多くの州について開票方法を疑問視するツイートを連発している。トランプ氏が友人に対し、保守派の米フォックス・ニュースを弱体化させるためのデジタルメディア会社を立ち上げたいと述べていたとの報道もある。トランプ氏はフォックス・ニュースからの全面的な支持をもう受けられないと感じているという。


バイデン氏は何を?
バイデン氏は11日、副大統領時代に自身の首席補佐官を務めたロン・クレイン氏を大統領首席補佐官に起用すると明らかにした。クレイン氏は1989年から1992年まで、当時上院司法委員会の委員長だったバイデン氏に指名され、同委員会の首席法務顧問を務めた。バイデン氏が副大統領に就任すると、2009年から2011年まで副大統領首席補佐官として仕えた。


首席補佐官は大統領の日々のスケジュールを管理する。大統領の門番と称されることがある。


バイデン氏は大統領への就任準備を進める中、世界各国の指導者や重要人物らとの電話会談を続けている。


12日にはローマ教皇フランシスコ1世とも電話会談した。バイデン氏は史上2人目のローマ・カトリック教徒のアメリカ大統領となる。


(英語記事 More Republicans back giving Biden briefings)


CNNはもう少し愚弟的。

(CNN) 米大統領選で民主党のバイデン前副大統領の当選確実が報じられトランプ大統領が結果を覆そうと法廷闘争に意欲を示す中、共和党の幹部が訴訟の進展とは別にバイデン氏に国家安全保障のブリーフィングを直ちに開始すべきだとの認識を持っていることがわかった。
トランプ政権は公式な政権移行の手続きを拒否しているが、国家安全保障に関する大統領への毎日のブリーフィングについてもバイデン氏にアクセスできないようにしている。バイデン氏が大統領に就任すればすぐに直面する国家安全保障上の脅威について、最新情報を受け取れていない状況に共和党の議員は神経をとがらせている。
2001年の米同時多発テロ後に設置された超党派の9・11委員会は、票の再集計が行われた00年の大統領選について、ジョージ・W・ブッシュ政権への短い移行期間がテロ発生前の準備態勢の欠如につながったとの報告書を出している。
上院情報特別委員会のマルコ・ルビオ委員長は、大統領に就任する可能性のある継承者に、いずれ必要となる情報を渡して失うものは何もないと発言。「国内の問題は数週間、数カ月猶予があるかもしれないが、敵対勢力は大統領が情報に追いつくのを待ってくれない」と語った。
共和党の上院院内幹事のジョン・スーン議員、上院司法委員会のリンゼー・グラム委員長、チャック・グラスリー上院仮議長も、バイデン氏への機密扱いのブリーフィングを開始すべきだとの認識を示している。

トランプとリンジーグラム、関係性がよう出ておる。
また、トランプ氏を応援するジョシュ・ホーリー議員(ミズーリ州選出)や、トランプ氏に批判的なスーザン・コリンズ議員(メーン州選出)、リーサ・マーカウスキー議員(アラスカ州選出)も同様の見解を示している。


スーン氏は「あらゆる可能性に準備しておくことは道理にかなう」と述べ、訴訟の継続中でもバイデン氏がブリーフィングを受けることに問題はないと発言。「国家安全保障の観点からは継続性が重要だ」と言及した。


また、大統領が最近国防総省の人事にメスを入れ、エスパー国防長官の解任を含む国家安全保障に関わる高官の離任が相次ぐ状況についても共和党議員は警戒感を示している。


上院軍事委員会のジム・インハーフ委員長は「最終盤での変化は好きではない」と発言。同党上院幹部のジョン・コーニン議員(テキサス州選出)もエスパー氏の解任について「これがトランプ氏や国を助けることになるとは思わない」と述べている。


外堀がどんどん埋まってゆくトランプ。最愛のイバンカからも引き際を綺麗にと説得されているようだ。
せめて負け犬の遠吠えで、2024再出馬を公言し、自分の放送局でファ行くニュースを垂れ流す計画を立てて自分を慰めているのだろう。某日本メデイアには、トランプのウルトラC ”Self Pardon〜大統領の自己恩赦”を報じるものもいるし、アメリカでもその可能性を投稿した大学教授もいた。100%トランプ有利に考えて、それで恩赦を得られたとしても、それは国に対する犯罪であって、税金ごまかしや各州単位で起こされている訴訟、選挙違反等はその恩赦には影響されない。だから、トランプのウルトラCは着地点がない。空中をくるくる回るだけだ。いや着地はやはり塀の中、ということになりかねない。



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