密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

任命拒否は反政府運動先導って、語るに落ちてない?

菅は総理になったから、ずっと気に食わなかったからこの際、きちっとシメておこう、と見せしめ6人の推薦拒否。
散々ごまかしてきた理由を、”反政府先導”って、言っちゃった(言わせちゃった)
この国では反政府は許されないの?どこの独裁国家だ。


政権とったら無批判で国民は従わなくてはならないの?日本共産党と関係してたら何が悪い?暴力的抗議行動をしたわけでも、いかなる被害が出たわけでも無い。


小池晃氏は、「公安は60年近く日本共産党を監視対象にしていて、何一つ見つけられない」と言っていた。存在意義が問はれるのは、公安警察の方では無いのか? いくら予算つけているのか? 10億じゃ済まないのではないか? 結局国民を守るのではなく、反政府しないように冠しし、いざとなれば恫喝的逮捕、社会的立場を弱くするデマを流す、そういうセコイことしかできないと思われても仕方ない。こういうデマで、盛り上がるのは、論理性の欠如した、一部の感情的な人々だけだ。国民の知性をばかに仕切った、『反政府煽動』、『中国や共産党と関係』の印象操作。


中国と関係だって、確かに中国はウルグイ人収容所でのナチス同様の扱いや、香港の”反政府”デモの弾圧で、国際的非難を浴びている。それに抗議や危機感を示すなら、国際的にきちんと懸念なり避難なり表明すればいいではないか。それどころか、自国の苦境から逃れて難民申請をしている人たちを期限不明確な高速をし、人間扱いしていないのはどこの国だ。
なにより、政府に都合の悪い人々を排斥し、反政府運動を芽の出る前から摘み取ろうという、潔癖さは、他に仕事がないのか?と思われても仕方ない。それこそ非難されている中国政府と根っこは同じだろう。


中国も様々な分野で優秀な人材を配している。そうした、文化科学の優秀な人たちと学者なら国境を越えて横流するだろう、何が悪い? 中国って言えば目の敵にして全てが悪いというただの”印象”で大声で騒ぐのは、知性と理性の欠如と言わざるを得ない。


アメリカでの”Black Lives Matter”デモでも、殴り合いや、打ちこわしや放火などの、よほどのひどい暴力行為がなければ逮捕されない。でもで銃撃は起きない。でも抑止で銃を持ち出した少年が2人を殺してしまったが、銃よりアイスクリームの似合いそうな、ふっくらした田舎の少年だた、これは色々な意味で、悲劇でしかない。田舎の子供だから監視対象にならなかったし、本人もこんなことになるとは思っていなかっただろう。
ミシガン知事拉致計画も、銃器を買い揃え、間抜けなことにSNSで呼びかけたり、危険なツイートをしたりした人間を監視対象にして、事前に見事拘束した。


銃規制の行き届いている日本なら、もっと簡単にテロ集団を特定できるだろう、いや、オーム事件以降、その手のテロを起こすのは難しく、公安も手持ち無沙汰で、自分の研究以外にも社会的意見をしっかり表明する学者や、今や日本政治の良心、国会の要である日本共産党を監視し続けたりするのだろうか。テロ・爆弾魔は日本では、刑事ドラマの中で大活躍、公安警察もカッコ良く(あるいは、高圧的で冷徹で嫌味な存在)に扱われ、視聴者を楽しませてくれる。
これだけおとなしい国民に睨みを利かせても、手応えがないだろうし、小人閑居にして不善を為すの類の、政府の不都合な個人・団体への恫喝ネタの変なスキャンダル探しとかに方向転換を余儀なくされ、結局、公安ではなく、政安と名前を変えて方がいいのではないか言われる芯材になりかねない。


公安警察;「公共の安全と秩序」を維持することを目的とする警察、
国外的には外国政府による対日工作、国際テロリズム。また国内的には、極左暴力集団、朝鮮総連、日本共産党、社会主義協会、学生運動、市民活動、新宗教団体、右翼団体などを対象に捜査・情報収集を行い、法令違反があれば事件化して違反者を逮捕することもある。さらには、同僚の公安警察官、一般政党、中央省庁、自衛隊、大手メディアなども情報収集の対象になっているとされる(By wiki)
監視対象範囲、見直した方がいいと思う。今更、学生運動とか、市民活動まで?「公共の安全と秩序」の維持ではなく、『政権の安全と秩序』の維持に働く警察=政安ですね。


日本の安全保障は、前時代的というか、税金の使い方ももピントがずれている。
今更ミサイルだの、肉弾戦に等しい防衛に大枚叩いて、アメリカの売れ残り武器を買い集め戦争ごっこ好きの子供が大きくなって権力を手にして、本物が欲しい、乗ってみたい、使ってみたい(実際、安倍・麻生お坊ちゃんコンビは、、それをやってご満悦だった)変な満足感を満たすだけ。実際そんな戦争を始めたら、日本などひとたまりもないし、起こさないように外交努力で知恵をしぼるしかない。今や自国の資源や国民を危険にさらすことなく、サイバー攻撃で、原発や病院や交通機能、政府機能に侵入して撹乱したら、あっという間に、一般の人々が命の危険にさらされ、衣食もままならなくなる。日本の最大の弱点はそこではないだろうか(そして恐ろしいのは一般の人の命をそれほど重要と考えない、そういう価値観の人間が気にを牛耳っている事実だ)。最近もロシアからのサイバー攻撃が米国各地の病院で起こり、報道された(即時対策が立てられ大事に至らなかったが、大統領選挙中に混乱を目的とした他国の干渉を受けた事実は思い)


公安も、学者先生が反政府デモでスピーチしたとか、とことん共産党に出たとか、赤旗に記事を寄稿したとか、そういう、公共の安全と秩序 に何の支障もないことを大騒ぎするなら、もっとやるべきことがあるのではないでしょうか。


公安出身の警察官僚杉田和博内閣官房副長官兼内閣人事局長は御歳79歳、60年安保後半から70年安保時25〜40歳、米露の冷戦時代の第二次レッドパージ=共産党恐怖症も40代全てを過ごし、オーム真理教のサリンが起こった時は50代、こう時代の変遷をバリバリ現役で生きてきた人だから、今だに”日本共産党、社会主義協会、学生運動、市民活動、新宗教団体”は危険な危険な危険分子なのだろう。しかし時代は変わる。人生の大半、日本社会に混乱を起こすような事件の只中で、公共の安全と秩序 を守って来られたのだろうけれど、それが、社会的発言をする学者研究者の粛清などという、針小棒大の危機管理とは、
公共という目的が、政権に移行してしまっていてる現れではないか。


バイデン時期大統領は、20日で78歳になる。そしてこの4年大統領という激務、しかもトランプがかき回し、コロナが猛威を振るう中で、アメリカは今癒しの時、分断ではなく全てのアメリカに住む人々のための大統領になるという彼の訴えは国民に染み込んだ。
それは78歳という、人としての晩年に臨む、経験豊かで、悲しみや苦難を乗り越えてきた
人だからこそできる仕事を彼はするのだろう。


過去の亡霊に囚われて、全てを管理下において統制しようなどと考えれば、国民の反発は強まる。つまり菅方式はダメだ、ということだ。いくら自分たちが愚民を導けると思っていても、言う通りにしていれば日本は強くなる、口を出すな、そう思っていても、それが正しいとは限らない。識字率はほぼ100%PCを体の一部のように使う今の日本国民は、大人しいだけで、愚民でも家畜ではないのだから、スガさんの言う理屈が理屈になっていないことはほとんどの人がわかるし、なぜそこまでこだわって何を狙っているのかもわかるのだ。
もっと国民を人間扱いすることを考えないと、いくらおとなしい日本人でも、今だに伝家の宝刀を懐に持っていることを忘れてはいけない。いくら”鉄壁の菅”でも、国民から公民権奪うことはすぐにはできないだろう、(長期政権で10年くらいなら選挙廃止を決めるかも。甘利さんは謙虚に3年くらい独裁が欲しいらしいが、ふざけて事を平気で言う恐ろしい政治家が跋扈させてはいけない。)



PVアクセスランキング にほんブログ村
ランキングに参加しています。宜しかったら、両方を
クリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ