密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

11/3 固唾を呑むような大統領選 やっぱり最後はラストベルト3州郵便投票開封まち

11月3日投票日当日
大統領選は、相変わらずの接戦で、多くのアメリカ人はトランプに懲りていないことが証明された。勝敗は、やはり、ウィスコンシン・ミシガン・ペンシルベニアの3州にかかっている。この3州は郵便投票を先に開票しないルールで、それゆえ当日投票の結果はトランプ優勢と出ている。しかし郵便票の数は大きく、開票に手間取るので、今日の夕方に終わらないだろう。


特にパンシルベニアは得票が大きい、ここで心配なのは、バイデンは自然エネルギーを推進し、既存のエネルギーからの移行をし、新しく健康にもいい仕事を創出できると訴えているが、これを逆手にとって、トランプが、『バイデンはフラッキングを禁止しようとしている!!」などとデマを流して回った。パンシルバニアは、天然ガス保有量が多く、その関係の職業、地主も大勢いる。ちなみにフラッキングとは水圧破砕法で地下の岩体に超高圧の水を注入して亀裂を生じさせる手法である。高温岩体地熱発電や、シェールガス・タイトオイル(シェールオイル)の採取に用いられている(By Wiki)、
ペンシルバニアは大都市フィラデルフィアとその郊外、そして酪農農家で構成される。農村部はまさに¥起伏のある北海道だ。その農家が天然ガス採掘契約をしている。ところが、地盤沈下を起こす事故などもあると、パンシルバニアの農場エリアにセカンドハウス持つ友人か言っていた。
話を戻すと、そのフラッキング・天然ガス採掘を徐々にやめようというバイデンに反発する人も多いのではないかと心配される。


現在結果の出ている勢力地図。この3州の他に、ラスベガスのあるネバダ州、フロリダの上の桃・ピーカンナッツ名産地なジョージア州 特に何もないノースカロライナ州 これらはトランプ優勢というか現在郵便投票開票前はトランプ優勢で、わかっているけれど凄くストレスがたまる。

この地図の表では今の所、バイデン優勢だが、確実な共和党支持州が残っているので簡単に追いつかれたしまう。そしてウィスコンシン・ミシガン・ペンシルベニアの3州が決め手となる。20票を持つオハイオは接戦で期待したが、ダメだった。
がったりAND危機感ストレスMAX


トランプはお約束の勝手に勝利宣言で、郵便投票開票の中止を求めて提訴している。
これは無茶な提訴で、保守系判事でも棄却するだろうと思われる。


下院は大幅に民主党が制しているが、上院はいまひとつ伸びない。本当にアメリカ人は共和党が好きで盤石なんだなぁと思い知らされる。


今日のところは全くどっちが勝つかわからない。



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