密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

トランプ集会支援者寒空に置き去りーオマハ

トランプは集会を大統領機エアホース1では地元空港に着陸し、そこに支援者を集めて集会をして、そのまま離陸、ということをやっている。そもそも自分のキャンペーンにホワイトハウスとそのスタッフを使ったり、大統領専用機やその運行スタッフを使うのは法律違反と言われているのだが(それを審議するのは法廷なので、精査は選挙後ーもし他の犯罪でて手一杯ならなければ、だ)トランプはお構えなしで飛び歩く。国民の税金で選挙活動をしている。


昨夜のニュースでは、最後に訪れた、ネブラスカ州オマハで、集会後トランプが飛行機で立った後、残された人々の駐車場への足である、空港バスが運行できず、数時間暗闇の中置き去りにされた。お年寄りも小さな子供もいて、体温を奪われ、病院に搬送された人もたくさんいた。幸い重症になった人はいなかったようだが、人々は身を寄せ合って耐えていた。究極の3密状態で過ごさざるを得なかった。


自分の都合で、無理なスケジュールを組む。人々を、寒さの中長時間待たせる(オマハはものすごく寒いのだ)ようなスケジュールの自分本位はトランプならではで、人名にも関わりかねない、無謀なスケジュールとロケーションをバイデンは厳しく非難した。(アメリカの空港はものすごく広い、特に中部の農村地帯の空港など、とんでもない広さなのだ)


NYでは、トランプ支持者が車で(自動車ではるばる来たんだろうけれど)パレードをし 反トランプ派と衝突。暴力沙汰に発展した。狂信的なトランプ支持者は都市部では少ないので、ニューヨーカーにしてみれば、彼らにNYが侵略されている?と感じ”NY hate You!!"と猛反発。車列にいたジュルアー二前市長(現在トランプの個人弁護士)に向けて卵を投げつけた(彼を見ると卵をぶつけたくなる気持ちはよくわかるが)。これは、どっちもどっちだ、わざわざ挑発的な行動をとるトランプな人々と、ムキになって先に手を出した反トランプの人たちも悪い。


MSNBCのキャスター・レイチェル・メドーは、”Patience-忍耐”を呼びかけ、投票日1週間を切ったので、念のため、もう郵便投票はしないように呼びかけた。


バイデンの認知症を心配してくれていた日刊ゲンダイは、今度はバイデン暗殺の心配をしてくれている。彼らが支持者を装い彼に近ずいて暗殺、というのだが、彼らは白人だから目立たないと思っているのかもしれないが、実はものすごく目立つ。わかりやすい兆候を示している。素人でもすぐわかるのだから、セキュリティーガードは一発でわかるし、今。コロナで社会的距離を重視するバイデンに支援者のふりをして近ずくなど不可能だ。


今月21日にはメリーランド州の42歳の男がバイデン氏を殺害すると脅迫した疑いで逮捕され、23日には19歳の少年がネットに「ジョー・バイデンを殺すべきか?」と書き込んでいたことが発覚した。少年は祖父の遺産で5200万円相当の銃火器などを買い込んでいた。報じているが十分マークされ監視対象になっているし、彼がアルカイダでも率いない限り、人いで5200万円分の武器を持ち歩くことは不可能だろう。
「FBIはトランプ大統領の苦戦が深刻化すれば、プラウドなどのミリシアが焦りから、バイデン氏暗殺に動き出すとみています。ミリシアは副大統領候補のカマラ・ハリスの命も狙っています。バイデン氏が大統領就任後に倒れたら、黒人女性のハリスが大統領になるからです。おそらくミリシアのメンバーは支持者のふりをしてバイデン氏に近づき、至近距離からの射殺を狙うでしょう。いまFBIは寝る間も惜しんでミリシアの動向を探っています」(浜田和幸氏)
FBIはいかなるテロについても警戒している。組織だった傭兵集団が旅客機ハイジャックで起こった911のような予想を超えた大都市テロとはちがい、大統領・副大統領・その候補・知事・議員等の要人を狙ったテロには、特に万全の体制をとっているだろう。
この筆者方はどこからこのFBI情報を入手されたのか?お友達でもいるのか?だとしても外国のお友達・メディアにこんな情報渡すFBIエージェントはいるのだろうか?だとしたら、FBIも危ないかもしれない。米主要メディアは一切バイデン・ハリス暗殺計画について報じていない(ファトチェックできないことをいたずらに報じない、なぜなら大きな混乱を招く危険な行為だからだ。まあ日本なら別にいいのか、、)もちろん目立ちたがりのはねっかえりが愚かにもSNSにこういうことを呟くし、それは全て監視対象になるだろう。当たり前のことだ。5年くらい前だったか?タイムズスクエアーで駐車している車に爆弾が仕掛けられたが、未然に防がれテロリストはNYPDに逮捕された。よく見つけたなぁと驚嘆した。こういうアマチュアテロの爆弾は不発の場合も多いようだが、もし成功していたら大惨事だった。不特定多数を狙うテロの方が、特定要人を狙うテロ対策より難しい。歴史上最も暗殺が懸念されたオバマ大統領を8年間守りきったセキュリティーガードとFBIだ。水も漏らさぬ監視体制を敷いているはずだ。バイデン・ハリスの安全は信頼していいと思っている。と同時に彼らはトランプにも同じ労力を割いている。コロナ感染の危険も無視し、混雑する集会を開くクレージー大統領に命をかける彼らに心底同情する。


とはいえ、多くの普通に暮らす人たちは、武装している極右集団に恐怖を感じているのは事実だ。新規に銃を購入する人が、特にアフリカ系の女性で増えているようだ。しかし、彼らは”テロ”予備軍である、国土の安全保障担当者を信頼して、一般の市民は、コロナじゃないけれど、”正しく恐れる” ことも大切だと思っている。
昨日このことについてDさんと話して、私たちは銃は買わない、で一致した。銃は安心感と気休めになるかもしれないが、概ね自分を守るのには成功しない。それどころか自分や家族や無関係の人を打ってしまう可能性の方が大きい。また、不必要にかつ過剰な結果を招く。一瞬で人を殺してしまう。訓練を受けた警察官でさえそうだ。そしていっときの感情的判断に見合わない重大な結果で、他人と自分の人生を壊してしまう。


バイデンは銃規制に生涯かけて取り組んできた。オバマ政権下で起きた、コネチカット・ニュータウンの小学校銃乱射事件を受けて提出した複数の銃コントロールの法案が、共和党によって全て否決された時(当時両院が共和党過半数だった)、彼は壇上で悔し泣きした。今度こそ彼の銃社会を変える一歩を是が非でも見てみたい。


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