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CNN特別番組”The Insider”トランプ政権で働いた人々の警鐘2〜国家安全保障

今回は国家安全保障について、3人の告発者が話します。諜報に関わる重要なポジションの人たちです。
タッパー:次に、トランプ大統領自身が国を安全に保つための最大の障害であったと言う元最高幹部。さらに、大統領執務室の内部へと展開します。一人のインサイダー(告発者)は、トランプ大統領の注意力をショウジョウバエの注意力と比較します。チャンネルはそのままで。


(コマーシャル)
タッパー:”インサイダー”へようこそ。ワシントンD.C.からジェイク・タッパーです。この時間は、元トランプのスタッフたちの視点をお届けします。


彼と彼の大統領職のあと4年が米国に壊滅的な打撃を与えるのではないかと心配してきた行政当局者たちです。


エリザベス・ノイマン彼女は国土安全保障省の元次官補です。
ロバート・カルディロ、彼は国家地理空間情報局の元所長です。
また、国防情報局の上級アナリストであるカイル・マーフィーもいます。


みなさん、おいでいただき、ありがとうございます。



エリザベス、あなたから始めましょう。あなたは国土安全保障省にいたとき、トランプ大統領をアメリカを安全に保つための最大の障害と呼んでいます。それはどうして?


エリザベス・ノイマン、元国土安全保障長官補佐:ジェイク、理由はたくさんあります。事実、彼は統治の仕事をすることに興味がなかったのです。ですから、彼が私たちの取り組みに注意を払う事さえ無ければ、私たちはもの度とを前に進めることができました。
しかし、たとえば、アメリカ国内でのテロリズムの台頭を問題を取り上げましょう。それは非常に複雑な問題です。それはどのような脅威か定義する必要があるものです、
アメリカ国民に対するその脅威を明確にし、次にこの新たな脅威をどのように追いかけるかについての戦略を示します。


そして大統領はそのようなリーダーシップを発揮することに興味がなかった。ありがたいことに、FBI、DHS、国家テロ対策センターには、さまざまなレベルで、できることを独自に実行することを認められた専門家がいました。しかし、彼が大統領である限り、それは実現できない、ような、重要な会話がありました。また、法執行機関がこの脅威をより効果的に追跡できるようにするためのツールと法律の更新を引き延ばしてしています。


タッパー:カイル、あなたはトランプ大統領にブリーフィングしました。それらの会議はどのようなものでしたか?彼からどのような印象を受けましたか?


カイル・マーフィー、元シニアアナリスト、国防情報局
そうですね、ジェイク。私はホワイトハウス国家安全保障会議のスタッフに依頼された非政治的(党派性のない)公務員でした。トランプ政権の最初の数ヶ月の移行期における私の役割は、大統領が海外の国家元首に電話をかける前に、大統領にブリーフィングをすることでした。そして私がそこで見たものは、米国の国家安全保障で法廷で争われているケースに無関心で、利益を上げることに夢中になっていて、独裁者に寄り添って兵器を売るために、米国の民主主義と法の支配の理想を裏切ることをいとわない大統領でした。


彼は基本的に、不真面目なリーダーでした。彼の前にあった課題と機会を理解していなかった。そしてエリザベスが言ったように、私が最も頻繁に見たのは、アメリカの国民に代わって物事を成し遂げるためには、大統領を回避する必要があったということでした。
そして、それは本来なら米国政府が取るべき方法ではありませんでした。



タッパー:ロバート、あなたは大統領が「少し彼の個人的な世界観に合わない事実やデータに対する忍耐力」と引用しない。それはどのような影響を与えるのだろうか?


ロバート・カルディロ、元国家地理空間情報局ディレクター
そうだな、ジェイク、もし、君がインテリジェンスコミュニティの役人だとして、君が、諸問​​題の複雑さや脅威を伝えようとするとき、その1つ1つは詳細データーで満たされて、より掘り下げて取り組む必要がるものです。
ところが、彼はその種の議論に寛容ではありませんでした。そして実際のところ、彼が不都合な何かにぶつかったり、彼がビジョンのかくに反したりする場合はいつでも、彼はそれらを、聞き入れないか、あるいは捻じ曲げて解釈しました。したがって、国家安全保障の観点からは、アメリカ国民に代わって適切で健全な決定を下すことはできません。


タッパー:例を挙げていただけますか?


カルディロ:そうですね、私たちが持っていた一般的なトピックについて話すことができます、そしてそれは北朝鮮の脅威に関連することでした。トランプ政権の初期のことでした。その時は、彼も学習モードにありました。これは常に新しく大統領になった方に期待されていることです。しかし、繰り返しになりますが、非常に、彼の会話はあちこち飛びます。原因の1つは、彼が集中力を深く持続できなかったためです。または問題が、彼が関連性がないと断じ、それ以上考えることを面倒だと感じた場合、または問題の理解が難しすぎる場合は、その問題についての話は、放っておいて、別の話を求めた。
そして、苛立たしいことは、私たちは、彼を理解が困難なレベルに導くことができなかったということでした。それは、それらの難しい決定をする必要があるのは大統領しかいないという状況です。


タッパー:エリザベス、あなた方が、トランプ大統領に、国内テロの問題の解決を支持することを、納得させられない点において、それらの要因の1つは、トランプ大統領が、白人至上主義者の国内テロの脅威を力強く、はっきりと非難することに消極的だったことが要因だと思いますか?それが大きな影響を及ぼしたことはありましたか?


ノイマン:白人至上主義を非難する言葉を彼が発したのは、20年の間に1回や2回はあったかもしれませんが、問題は、彼がそうした言葉を明確かつ一貫して口にすることを拒否し続けている点です。
プラウドボーイズだけでなく、これに刺激された複数のグループ、他の白人至上主義者グループが大胆になっていきました。彼らは、選挙の準備のために武器を取ることについておしゃべりしをている。


私たちは今、非常に危険な場所にいます。そして、私が心配しているのは、ある人が人種差別主義者であるかどうかということではありません。つまり、彼が(現職アメリカ大統領)がそうなら、それは恐ろしいことです。


しかし、問題は、彼が国民に向かって、国内外のすべての敵から我が国を守ることを誓うことでもあります。今、彼のレトリック(詭弁)は実際に作られています-それは私たちの敵を助け、賭けています。彼は絶対に彼の誓いに違反している。私たちの国の安全性を低下させるという点で反逆の線を越えているか、あるいはその一線に近づいています。


タッパー:カイル、あなたは海外の独裁的な指導者の脅威について、何百ものインテリジェンス評価を作成しました。実際、あなたはトランプ大統領が彼らのように行動していると思いますか。 


マーフィー:そうですね、ジェイク。エリザベスが白人至上主義者について出した例のように、この大統領は個人的な友情だけでなく、世界中の有名な独裁者と、スタイルの面でも近づいていると思います。ロシアのウラジーミル・プーチン、北朝鮮の金正恩など。
そして、私が米国政府、諜報機関でのキャリアを通じて見たものは、リーダーが民主主義のベニアを使い、民主主義の工具を使って囲い込み、自分たちの目的に利用し、そして、ますます権力を掌握する。、小さなサークルを掌握し、ますますのサークルを知事めてゆく、自らの利益のために。そして、私は今、米国で起こっているいくつかをことに同じ兆候を見ました。


タッパー:ロバート、あなたはロシアの干渉に関してプーチンの言葉を受け入れるトランプ大統領の態度を、憲法に対する彼の誓いの前例のない裏切りと呼びました。
それはどういうことなのか?何を意味するのか?そしてトランプ大統領のあと4年が壊滅的であるとあなたが信じる理由を説明してください。


カルディロ:そうですね、ジェイク、トランプ大統領は、フィンランドで、ウラジーミル・プーチン大統領の会談の席で、同席した国の諜報機関の報告や見解を無視し、
彼がより簡単な方法だと思うものを採用しました。ウラジーミル・プーチンの言い分に同調したのです。そしてそれは(アメリカにとって)壊滅的な瞬間でした。それは、私は諜報機関がという意味ではありません。 アメリカ人たちにとって、という意味です。


なぜなら、カイルは私たちが海外で見ているリスクのいくつかに彼に言及したばかりだったからです。そしてこう付け加えます。これは、244年の歴史を持つ私たちの民主主義の最も基本的な基盤の1つであり、人々はそれを永続的で永遠に続くものと考えていることです。
しかしそうであはりません。それはただの理想です。


もし人々が、もし統治者が自らの政府に信頼を持っていないなら、どのように奉仕することができるでしょう。そして我々は危険な場所に向かってゆく。
そして、言わせて貰えば、彼の自己中心的な統治が4年あるとしたら、それはすべて私(の助言・見解)やその他すべてのことが、ディープ・ステート(陰謀論;アメリカを動かしている影の政府)陰謀論一部であるか、あるいはデマの類となります。 私は、私たちの民主主義が続くために必要なその”信頼”を心配しています。


タッパー:ロバート、カイル、エリザベス、ありがとうございました。感謝します。


次は、元当局者は彼がトランプ大統領の前で決して言えなかったことを語ります。
CNN特別番組"インサイダー”です。コマーシャルの後でお会いしましょう。
(コマーシャル)


口語であり人によっては、比喩やメタファーを多用しているので、直訳は意味不明の場合、
つ会える真意を踏まえて、超訳してます。


なぜこの比喩?と思うのですが、カイル・マーフィー氏の言う「リーダーが民主主義のベニアを使い、民主主義の工具を使って囲い込み、自分たちの目的に利用し、そして、ますます権力を掌握する。、小さなサークルを掌握し、ますますのサークルを縮めてゆく、自らの利益のために。」これは、以前取り上げた、アメリカの研究書『民主主義の死に方』の中の、『ソフトなファシズムは民主主義の顔をしてやってくる。中立機関の人事に踏み込み、長年不文律とされたきたものを踏み倒すと同じ意味だと思ういます。そして、今、日本で起こっていること、まさにそのままを言い当てていると思いませんか?



勇気ある告発・真剣な警鐘はまだ続きます。多分後一回で収まらなければ、2回お付き合いください。その間に大統領ディベート報告書く予定です。



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