密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

戎橋と官邸前 警察のやばい変化を浮き彫りにしたファイターズ

戦う人、立ち向かう人、それも一人で、これは並大抵のことではない。
山本太郎氏が、大阪都構想反対のキャンペーンを繰り広げる中、大阪戎橋で、中止を要求する、大阪府警南署の警察官と、法的根拠を巡って抵抗した。
このニュースは、通行妨害、見届けなどで山本氏に非がある、と攻撃する論調もあるが、山本氏は交通法77条に抵触もしない、中止を言い渡す法的根拠を示してほしいと、警察官に要求するが、警察官側は「ここでは言えない」というとんでもない返答。動画を見ている限り、通行の邪魔になってもいない。昨今安倍全総理などに対するヤジに警察が強制移動、などが平然と行われているが、基本的に、まかり通ってはいけないことだということを、山本氏の主張を通じて、一般国民も認識を新たにすることができる。

大阪府警察、山本太郎の演説の中止を要求する 【大阪都構想】
警察も、無力な市民にやっていれば力で抑え込める?ものを、わざわざ、公党の代表に狙いを定めてやってくるところが、甘いというか、それだけ権力行使に何の疑問を持っていない証拠だろう。山本氏にいいチャンスを与えたことになる。
戦う山本太郎健在だ。次期衆議院選では、、ムーブメントを作ることも大事だが、まずご自身が議員に返り咲くことを、一番に考えてほしい。


「学術会議への人事介入」に抗議のため、著述家菅野完氏が行なっている、官邸前ハンスト開始から、 10/16 15:00 332時間経過 (毎日、ついを安否でネットで確認してしまうのだが)11日目もしっかりスピーチ

日本学術会議任命拒否問題・菅野完ハンスト11日目のスピーチ


そして、こちらも警察とニアミス


菅野はハンストを始めて半月も経つが、気力は十分で、警察をタジタジにさせるほどの法律論を展開した。=16日、官邸前 撮影:田中龍作=
それは警察官僚出身者が陰の総理と呼ばれることと密接に関連する。国民が気付かないうちに、時代は一気に特高警察が猛威をふるった戦前に逆戻りしつつある。


 事件はきょう午後、官邸前で起きた。「学術会議への人事介入」に抗議するプラカードを持って朝から立っていた女性が、横断歩道を渡ろうとしたところ、制服警察官に止められたのである。


 女性はスタンディングを終えて帰宅するため「溜池山王駅」に向かうつもりだった。


 すぐそばでハンストしていた菅野完がすっ飛んで来て警察を質した。「青信号なのに(彼女は)何回待てばよいのか?」。


 「部隊長」と名乗る警察官が対応した。すぐ傍を10人位の部下が固め、30人以上の制服警察官が遠巻きにした。


 警察(部隊長)「警備上の阻止」
 菅野「だったら全員止めろ」


 確かにフツーのサラリーマンやOLが止められることはない。


 菅野「通す人間と通さない人間を警察官が決めているのか?」


 警察「通す通さないは麹町署が決めている」
菅野「朝から『お早うございます』と言ってるだけの人(止められた女性)が官邸に危害を加える可能性があるのか?」


警察「一人通すと『俺も俺も』と言ってくる。彼女だけでなくても危害を加えようとする人が『俺も』と通る可能性がある」


 菅野「俺の所に来る人間は危害を加えるのが前提なのか?」


 警察「それを判断するのは麹町署」「菅野さんの応援に行こうという人が続々と来ていることを把握している。ウチらは官邸に危害を加えそうな者をここで止めている」


 菅野「ここでプラカードを持っている人間は官邸に危害を加える可能性が潜在的にあるということか?」


 警察「可能性がないとは言えない」


 わずか10分あまりのやりとりだったが、田中は背筋が寒くなった。


 政権に異論を唱えるプラカードを掲げれば、官邸に危害を加える者と見なされ、憲法で保障された移動の自由(横断歩道を渡る)も制限される。


 そして、それらを決めるのは「所轄の警察署」である・・・ということを一警察官が臆面もなく言い始めた。


 「今、目の前で通す人間と通さない人間を決めたんだよ。思想弾圧じゃないか」。


 菅野の指摘が時代を言い当てた。


 『通す通さないは麹町署が決めている』?!っその根拠はなんだ。警察官が自分の私見で市民を選別できる、権限の所在はどこに? かつて警察官がこんなことを言えば非難轟々だった。いつ許されるようになったんだ。


だいたい根拠を示さずに一方的決められるなんて、やっぱり上を見習っちゃうんだね。


任命を言い渡すのが仕事の総理大臣が、学者の人事権に介入というか、最後は俺が決める的な強権発動をし、一元総理大臣の葬儀に、公金から1億円、明治天皇と同等の弔旗、国立大、地方自治体に弔意を要求、どうかしてる。誰が支配者かはっきりさせよう的挑戦が相次ぐ新政権で、それを実力行使で支えようという警察権力に、今、身を呈して、争うことの重要さをしみじみと感じ、同じことはできなくても、彼らの行動をしっかり目や耳に焼き付け、思い上がった自民党政権を次期選挙で、無力化し、日本を民主主義閣下に、取り戻す、それがフツーの日本人の役目だと肝に銘じたい。


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