密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

トランプの無謀で危険なコロナの選挙キャンペーン利用

もうコロナに脳を侵されている?あるいはステロイドの影響で全能感に満ち満ちてしまっているのか? このトンデモ大統領は、自分がコロナに罹患したのは「神の恵み」とのたまわっている。罹患したのが神の恵みではなく、回復の兆しいあるのが科学と医療従事者からの恵みだ。神は関係ない。こう言えば、コンサバティブクリスチャンが、トランプは神に選ばれた人!!!ち騒ぐとでも思っているのか? 彼らがそこまで彼らの神を軽んじるかどうかはさておき、自分が早期回復したのは(まだしてないし、まだ他人に移す可能性が高い)
リジェネロン社の抗体カクテルのためだといい、この薬(未承認)をコロナに罹患した全国民無償提供することも約束した。


さてこの薬を投与するには、保険適用外で、一回$100,00(1ドル100円で一千万円)かかると言われている。認可を無理やり早められても、薬の無料提供をリジェネロン社に求めることはできないし、200万人分の抗体カクテル費用を国費で払うと2兆円を超える。一存ではできない。まして安全性の確保の観点からも無理だ。


「災い転じて福となす、そういうことだった。感染して、この薬のことを耳にした。自分に投与してほしいと頼んだら、素晴らしい効果が得られた」と完全にハイになっているトランプ。流石に家族を亡くしたり自分が苦しい目にあったりしているアメリカ国民はトランプほど楽観的にはなれないだろうし、新自由主義者、拝金主義者が保険もあるかないかの貧しい人たちに、そんなことをするとは到底信じられない、これは選挙の票集め以外の何物でもない。


バイデンに16ポイントの差をつけられ、すでに期日前郵便投票は通常時の400倍に達している。ここで、”災い転じて福となす”作戦を考えついたのだろう。
しかし実際、ホワイトハウスは機能不全、陽性・2週間隔離が広がっている、軍部にまでもだ。


トランプは6日、野党・民主党幹部と続けていた追加の景気刺激策をめぐる協議を大統領選後まで停止すると発表。だがその後、一部の措置については個別に承諾するとした。


これまさに飴と鞭作戦。呆れるほど自分のことしか考えていない。


ホワイトハウスで何が
トランプ氏は7日午後、大統領執務室に復帰した。関係者によると、メキシコ湾を北上していたハリケーン「デルタ」や、民主党との新型ウイルスをめぐる景気刺激策に関する協議についてブリーフィングを行った。


トランプ氏は退院以来、居住区ではなく執務室での執務を望み、国民向けの演説や選挙活動の再開を強く求めるなど、リスクを気にかけない姿勢を見せている。


しかし多くの側近や政権スタッフは現在も自主隔離中だ。


マーク・メドウズ大統領主席補佐官は先に、トランプ氏と接触する人が「PPE(個人用防護具)をフル装備し、マスクやゴーグルなど」を着用していることを明かしていた。


5日には、ホワイトハウスの西側部分「ウェスト・ウィング」1階と居住区への立ち入りを制限し、トランプ氏から2メートル以内の距離にいる人に対する防護具や手の消毒といった厳格な措置を求める通知が出た。


トランプ氏の感染が判明する以前は、ホワイトハウスでのマスク着用ルールは甘く、批判を受けていた。しかし、今ではより多くの人が着用しているようだと報じられている。


トランプ氏と接触があり、ウイルス検査で陽性と判定された人の名前は公表されているが、ホワイトハウスで実際に何人が新型ウイルスにさらされていたのかは不明だ。少なくとも9人の職員の陽性が分かっているが、集団感染の規模はさらに大きいとみられる。


ホワイトハウスのアリッサ・ファラー報道部長がマスクを着ける姿が目撃された。現在はさらに厳しい感染予防措置が取られているようだ
ホワイトハウスの一部スタッフは米メディアに対し、感染者あるいは感染リスクのある人だと知らないまま、接触していたかもしれないと懸念していると明かした。


民主党幹部のナンシー・ペロシ下院議長は、ホワイトハウスは「この国で最も危険な場所の1つ」であり、「近づくつもりはない」と述べた。


6日にはトランプ氏にきわめて近いとされるスティーヴン・ミラー上級顧問の感染が明らかになった。ミラー氏に先立ち、ケイリー・マケナニー大統領報道官らの感染も確認されている。


過去1週間の世論調査では、民主党の大統領候補のジョー・バイデン前副大統領が全国的にトランプ氏より8~12ポイントリードしていることがうかがえる。しかし、激戦州の結果が選挙の勝敗を左右する可能性が高い。BBC


(英語記事 Trump back at work days after positive Covid test)
とち狂ったコンダクターによる、ホワイトハウス狂想曲は続く。



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