密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

トランプ入院、投与の抗体カクテルとは?+ホワイトハウス・クラスター

トランプが自主隔離から、米軍医療施設に入院に入院した。米軍医療施設であるウォルター・リード米軍医療センターは首都ワシントン近郊の軍関係、退役軍人とその家族のための医療施設で、大統領も、健康診断その他全ての健康管理でここを利用するする。大統領専用病室は執務室がついている。大統領の健康は国家安全保障にかかわる重大事、日本と違ってメディアを引き連れ、民間病院など利用しない。


トランプは、症状は無い良好の状態から、軽い症状に移行のため大事をとってと報告されている。海軍の医師によると、トランプ氏は米リジェネロンの抗体治療薬を投与されたほか、亜鉛やビタミンD、ファモチジン、メラトニン、アスピリンを服用している。


ビタミンDは骨、免疫、内分泌に効果、亜鉛は味覚異常の改善、メラトニンは睡眠導入剤 アスピリンはバファリンみたいなもの血液をサラサラにする。 ファモチジンは胃薬。
さて問題はリジェネロン社の抗体治療薬「REGN-COV2」治験中の未承認薬の超法規的使用。

(CNN) 米ホワイトハウスは2日、新型コロナウイルスに感染したトランプ大統領に対し、医師団が米製薬大手リジェネロンの抗体治療薬8グラムを投与したことを明らかにした。


リジェネロンも同治療薬を提供したことを確認。大統領の主治医から、未承認薬の人道的使用を認める「コンパッショネート使用」の要請があったと明らかにした。


この治療薬は「REGN-COV2」という名称で、同社は2つのモノクローナル抗体を組み合わせた「カクテル」と形容している。ポリクローナル抗体が複数の異なる免疫細胞を使って作られるのに対し、モノクローナル抗体では、特定の親細胞のクローンとして作成された同一の免疫細胞を使う。


リジェネロンの研究者はモノクローナル抗体治療薬の製造に当たり、実験で新型コロナウイルスの中和に最も効果があった2つの抗体を選出。続けて、これらの抗体のクローンを作って治療薬にした。リジェネロンが2つの抗体を組み合わせているのは、ウイルスの変異に対応するために最も効果的とみているためだ。
リジェネロンは6月に同治療薬の臨床試験(治験)を開始した。


9月29日には、非入院患者275人を対象に行った後期試験の結果を発表。同治療薬の安全性が確認され、ウイルスレベルの低減や症状の改善に効果があったとみられるとしている。
治験に参加した患者はトランプ氏よりも若く、平均年齢は44歳だった。患者のうち40%以上はトランプ氏と同様に肥満で、計64%は新型コロナの重症化リスク要因を一つまたは複数持っていた。
この治験結果は査読を受けておらず、同社の声明では一部のデータしか公開されていない。



軽い症状で念のため入院した患者に、治験中の治療薬を投与したりするだろうか?
トランプの場合自業自得感が強いが、この時期大統領が重症化することは、大混乱をもたらす。病院内の大統領執務室で毎日職務を行なっていると、報告されているが、ホワイトハウスの執務室でさえ、半日仕事をすればいい方だと言われていたトランプが、COVID-19陽性で突然勤勉になった? 

ともあれ、国のトップの病状は徹底して隠されるものだ、日本と違って。



さて巻き添えを食って、クラスター発生のホワイトハウス。


(CNN) ケリーアン・コンウェイ前米大統領顧問は2日夜、新型コロナウイルスの陽性反応が出たことを明らかにした。軽いせきなど症状は重くなく、気分は良いとしたが、医師と相談し隔離措置に入ったとツイッターで述べた。同氏は先月26日、トランプ大統領が米連邦最高裁判所の新たな判事を発表したホワイトハウスでの行事に出席していた。この行事に列席し、陽性反応が確認された政権の中枢人物や政治家らは6人目となった。トランプ大統領夫妻に共和党の上院議員2人、ノートルダム大学学長が含まれる
共和党上院議員2人!?この二人が最高裁判事承認賛成か否か?大きい。
この行事ではマスク着用や一定の対人距離の保持の行動もまれだったとされる。CNNの取材によると、会場の椅子の間隔も新型コロナ対策で勧められる6フィート(約1.8メートル)に達しなかったとみられる。
一方、米ホワイトハウス記者会は2日、記者3人が新型コロナの陽性反応を示したと報告した。会員へ電子メールで連絡した。


トランプ氏や他のホワイトハウス職員の感染などを踏まえ、ホワイトハウス詰めの多数の記者が診断結果を待ちながらも自主隔離の措置に応じているともした。

Attentionの張り紙。ブリーフィングルーム(報道官に記者会見室)は狭い。ほとんど座れない。FOX only?
ただ、他の全ての記者は陰性反応を示したとも明かした。
ホワイトハウスでは2日朝、職員1人の新規感染が確認された。同所では記者と報道担当職員らが狭苦しい場所で居合わせる機会もあり、密接な接触が生じてもいる。


感染した記者の1人は先月26日、ホワイトハウスで取材した後にトランプ氏に同行し、ペンシルベニア州の政治集会へ大統領専用機で向かっていた。症状を覚えたのは1日だったという。
トランプ氏がメラニア夫人を含めた陽性反応を発表したのは2日未明だった。


COVD-19は人を選ばないし、大したことはないというものでは無い。マスクを拒否し、
予防勧告を無視し、多くの人を先導したトランプ。もちろん生還して欲しい。それは、バイデンやオバマが出した無事を祈る紳士的で人道的声明とは違って(ちなみにディベートで、トランプからの感染が心配されていたバイデンさんは、陰性でした、ご安心を)は、コロナ対応の間違いを認め謝罪し、大統領選敗退の屈辱と、自分のしてきた、多くの人を詐欺的行為で騙し、セクシャルハラスメントをこない、脱税し、他国との密約で動いていた、大統領の地位を利用し理恵子村班を行っていた、その悪事の償いをして欲しい。


最後まで、トンデモ大統領に振り回され続ける アメリカだ。



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