密接な関係にある他国から

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トランプのプラウドボーイズ擁護で距離を取る共和党

ディベート直後より、人々の頭が冷えてきて、トランプの態度に対する非難がメディアで報じられている。大混乱のディベート・両者非難合戦、のような書きぶりは鳴りを潜め、ん大混乱の原因はなんだったのかを精査、たった一人の行儀の悪い無法者の引き起こした、”前代未聞の大統領ディベートだった、ということが明らかにされた。


もちろんメディアはどちらの候補にも肩入れしないという姿勢から、当初、”大混乱のディベート・両者非難合戦”のようなスタンスをとったが、このスタンスこそ、あまりに売電に対しアンフェアで、トランプ擁護となることを認めたようだ。


米大統領候補討論会委員会(CPD)は9月30日、第1回討論会が大混乱に陥ったことを受け、残りの討論会の形式を変更する方針を示し、現在その方法を検討中だ。


バイデン支持者は、もうディベートの継続を拒否するべきだ、あんな非道い状況は、必要ないし耐えられない、との意見が寄せられたそうだが、バイデンは、CPDのルールに則り継続する旨を明らかにした。


トランプはどういう風になっても自分が不当に扱われていると、言い募るだろう。


ところで、今大きな問題となっているのが、ディベート中にトランプが、白人至上主義団体への対応を問われ(プラウドボーイス)Stand back Stand byと発言したことだ。
アメリカは。白人至上主義を一切容認しないことが徹底している。政治家にとってはタブーである。白人至上主義(まあ自分至上主義)のトランプは、この点が辛いところだ。父親がKKK出会ったことからも、否定はしたくない。だから曖昧に行ったり、どっちもどっち論石たりしてきたが、それでも批判を浴びてきた。今回は、自分がプライドボーイスノコマンダーのよううに、Stand back Stand byと命令を下したと受け取られたし、プラウドボーイズをとりまとめるジョー・ビッグス氏は、「トランプ大統領がプラウド・ボーイズに待機するよう命じた。誰かがアンティファに対処する必要があるからと。(中略)かしこまりました! 私たちは準備万端です!!」と投稿した。
トランプが、いくら後で、プラウド・ボーイズは誰だか知らなかったなどと、子供でもしない言い訳をしてもどうにもならない。


トランプを支持する共和党は、今発言に神経を尖らせ(同時におこなれる上院議員選挙
で巻き添えを食って大負けすることを恐れている)

ワシントン(CNN) 米共和党の上院トップ、マコネル院内総務が上院選に出馬する同党の候補に対し、トランプ大統領から距離を取ってでも議席を死守するよう示唆していることが分かった。共和党内では今秋の選挙を前に、大敗の可能性を懸念する声が強まっている。
マコネル氏に近い情報筋を含む複数の共和党幹部によると、同氏はこのところ上院過半数を失うことへの懸念を深めており、再選が危うい共和党の上院議員に対し、必要なら大統領と距離を取ることも可能だというシグナルを送っているという。
その場合、候補者はトランプ政権の新型コロナウイルス対応と決別することになりそうだ。米国では南部や中西部の共和党州をはじめ、各地で死者や感染者が増加しているものの、トランプ氏は依然として楽観姿勢を崩していない。候補者はこうした姿勢から距離を取ることになる。


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