うちのおじいちゃんが言っていた「筋の悪い商売は，一時儲かっても長続きはしない」
また、仏教でも，『悪因悪果を生む』という。

兵器としての核、エネルギーとしての核，両方の恐ろしさを経験した日本が、他国に核を売る。筋の悪い商売で、悪因が強い。

「忘災」の原発列島　インドで「アベさん、帰れ！」　日印原子力協定に反対運動

http://mainichi.jp/articles/20160128/dde/012/040/012000c

首相インド訪問のタイムリーに以前書いた記事です。
国内貧困を尻目に，首相は死の産業未来へのセールスマン
http://artrino.muragon.com/entry/128.html

自国内でも，原発再稼働反対の声が強く、被災者、原発決死の作業員の方達の受難は続いている。見るも恐ろしい有様の核廃棄物の黒い固まりが重ねられ，延々と拡大し続けている。汚染水も海に，大地にに広がる続けている。

４年を過ぎ，徐々に蓄積された放射能被爆により，健康を損なう人々も増え始めている（しかし，行政は、被爆,公害病認定をなかなか認めない。）

一つとして，解決の道のない核災禍の後始末。それを無視して、他国に核輸出とは。

世界の片隅でも、安全で，平和主義で、良質の物を生産し、国民が働いただけの成果を受け取り，子供が飢える事なく、若者の学問の機会が平等に開かれる，小さな国、国際社会の権力闘争に加わらず、静かに平和的解決を提案できる，そういう国でなぜいけない？

日本は放射能まみれで青白く世界の中心で輝き、兵器を輸出し、企業は拡大する、そういう強い国日本を夢見て、あっちこっち飛び回る安倍首相には、静かに人間らしく生きたいと思う多くの人の気持ちなど理解できないのだろう。

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