密接な関係にある他国から

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総理出演詐欺広告、そもそもこういう問題が起こさないための招待状 再検討は政府の義務

名簿がないから、これ以上検証できない、などと、盗人猛々しい言い分を押し通す、菅総理・加藤厚労大臣。それで今年は桜を見る会はやらない(コロナかであるためこれは当然の対処だと思うが)でこの問題をスルーしていいはずがない。


そもそも、桜を見る会には、政治関係者の他にも、皇族や各国大使、著名人が大勢集まる。そういう所に、詐欺師が入れば、当然握手写真を撮りまくり、信用保証に使うだろう。
だから、招待状に番号を振り、誰の招待かを明らかにし、適切な招待かを確認するのが、主催者である総理の責任であり、官僚の重要な仕事のはずだ。


しかし、前代未聞の、起こるはずに無いことが起こり、招待状が送られた。総理、官房長官をはじめ、大臣クラスの写真も犯罪に利用され多くの被害者を出した。となれば、まず、名簿をひっくり返し、記憶を洗いざらい出して、どうしてこういう人物が紛れこんだのか?を検証しなければならないのは当然だ。総理主催なのだから、まず安倍前総理が総理時代に陣頭指揮をとって、行わなくてはならないことだったのだが、利用されたと被害者面。官僚たちも、一目散で名簿をシュレッダーした。そしてその責任、また誰が命令したのはもちろん、検証も謝罪もなく、総理が変わったことで、強引に終わったことにする。国会も開かない。国民も前政権で起きたこと気分になってしまっているが、前政権では無い。あと一年でゴミ掃除を仰せつかった、末期安倍政権だ。


お祭り好きで来るものは拒まずなご夫妻がばらまいた総理枠招待状。国の行事と、自分の宴会の区別のつかないボンボン総理が辞めたから、それでおしまいではない。しかも小狡いことに、引責辞任ではなく、病気を理由にして辞めて、そのあとフルコースを食べワインを飲み、靖国参拝に出かける(ずっと我慢してたんだろうね)。自由すぎる難病患者。
好き勝手やったツケを払わず政権放り出し、悠々自適の休養を経て、また政治の中央に返り咲く気満々の安倍晋三坊ちゃん。


ジャパンライフ山口会長以下14名の逮捕を受け再開した野党追及委員会での官僚たちの態度もシャットアウトの暗黒管政権で即座に変わった。以前の官僚諸氏の答弁は、安倍総理愛のような人間的?感情が見えるし、野党見下し強気発言もあった。しかし今は、もう萎縮度がすごい。ただただシャットウト。受け付けない。という答弁。何を聞かれても、一つのことを押し通す。調べられないではなくます調べてください、と言われても、何度も申し上げましたが、調べられません、一辺倒。上に聞いてくださいと行っても、聞くことなど絶対無理という、必死の拒絶。悪魔の声に耳を塞ぎ祈り続ける信仰者のようだ。 管総理はすでに、がっちり官僚たちの口を縫い付けた。その上、国民にも”人柄がいい”などという、ありえない好印象を感染させている。


沖縄への対応、望月記者への陰湿な意地悪、この辺を見ているだけで、いい人とは程遠いことがわかりそうなものだ。結局現時点では、安倍政権はリセットに成功した。


それにしても、誰がこういう筋書きを考えているのか、正直感心する。
それでも、メディアがまともで、国民が安直でなければ、こういうことがそう何度も成功するはずもない。


結局、野党ディスで、責任転嫁しているのは、忖度メディアとその都度いいように騙される国民の方だと思う。日本国民は、誰かに命令されたり、考えを強要されたり、従わされたり、そして褒められて、少しご褒美をもらえれば、ご主人に心酔してしまう、そういうタイプが多いのだろう。


横田一氏が、管氏のことを、”下僕の宰相”と読んだ。とすれば、ダウントン・アビー風に言えば(NHKでの邦題は、『ダウントン・アビー 華麗なる英国貴族の館』)、管執事の命令いっか、下階にいて上階の人々(安倍・麻生とそのお友達)のためにサービスし続けるのが国民の誇り、とばかりに疑問も持たず生きてゆく。


気さくなゆるふわ殿様が指揮を執って収集がつかなくなったので、厳しい執事が指揮を執る。その方が、使用人は引き締まって働く。軽口も無駄口もなく、ただただ働くだろう。ご褒美は携帯値下げ?


これでは民主主義の国で無くなる。あれだけ酷かった安倍政権をそのまま継承し、肯定し、まずいところはなかったことにするための新政権に、70%の指示を与えてしまう国民は、
姿を隠したお貴族様のために働く下僕の奴隷でしかない。


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