密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

苦労人総理は、国民を甘やかさない、口答えは許さないという、昭和初期親父

菅氏は10日の番組で「将来的なことを考えたら行政改革を徹底したうえで、国民にお願いして消費税は引き上げざるを得ない」と発言した。
菅氏、消費税増税必要と明言 「人口減避けられず」と強調:東京新聞 TOKYO Web
自民党総裁選に立候補した菅義偉官房長官は10日放送のテレビ東京番組で、現在10%の消費税率について「将来的なことを考えたら行政改革を徹底した上で、国民の皆さんにお願いして消費税は引き上げざるを得ない」と述べた。番組にそろって出演した石破茂元幹事長、岸田文雄政調会長は態度を明確にしなかった。菅氏は「私も引き上げると発言しない方が良いと思ったが、これだけの少子高齢化社会で、どんなに頑張っても人口減少は避けられない」と強調した。


これには、国民、野党、そして与党方も反発が出て、半日で軌道修正、11日の閣議後の記者会見で、消費税率の引き上げについて「安倍晋三首相は今後10年上げる必要がないと発言した。私も同じ考えだ」と述べた。10日の消費税10%超引き上げが必要発言は、「あくまで将来的な話としてお答えした」と述べた。慌てて火消し。


それにしても、コロナ・総裁選の最中に”あくまで将来的な話”を発言しなければならないのか?政治センスが悪い、と一刀両断する人もいるが、”苦労人”菅氏は、親(国)は国民を甘やかしてはいけない。親(国)に口答えは許さない、と考える「戦後食べるものもなく、苦労して、今の地位に上り詰めたのだ」という自負心満々の昭和のお父さん的、スパルタ教育主義者なのだと思う。


まずこのスパルタ式?(ほんとうんスパルタで行われた教育様式なのかは定かではないが)我慢教育、恫喝教育、支配教育は、ただ従順で、自己肯定基盤の弱い子供にしてしまう。自民党政治にとっては、国民は、ただ従順で、自己肯定基盤の弱い(政府に逆らわない、権利主張をしない)方が都合がいい。


このタイプは、自分は苦労したから、苦労している人を助ける、とはいかず、自分は助けもなくここまできた、甘えるな、と突き放す。甘えは人間をダメにする、と考える確信犯が国のトップになるのは最悪である。しかも国民が疲弊しきっているこの時期に。


父親なら、いずれ独立するとき(家出も含め)その支配から抜け出せる(抜け出せないで苦しむ子供も多くいるが、それでも、お別れは来る)しかし国が、このような考えで国民を締め付ける、言論を封じるようになれば、その行き着く先は、独裁国家。恐怖で人々を統制し、制度で人々を縛るだけの、一部の人間のための”国”で、取り替えのきくパーツとして人生を送ることになる。


安倍氏は戦前回帰だが、菅氏は、戦後初期から高度成長期、会社のために死ねるは労働者の誇り、夫の後ろを歩き、口答えをせず(自分の考えを持たず)、家庭を守る妻、を今再現すれば、国は維持できるとでも考えているかのようだ。しかし、この戦後復興期・高度成長期
には、焼け野原になった本当の0からの出発、空襲の恐怖、軍部独裁政権からの解放、命があったことへの感謝、というエネルギーがあり、また、一つ一つ得られること対する喜びが
あった。社畜と呼ばれても終身雇用制で、人生設計ができ、それが心の余裕を与え、消費も喚起され、会社組織に生きていない人間でも、生きて行ける世の中で、それは社会の余裕があったからだ。それ故ワタクシのような者も、画家として、困らずに生活できた。
2000年以降アメリカに渡ったが、離れてからの日本はどんどんタイトになって、所属のはっきりしていない人間の存在が許されず、追い詰められて、行き場がなくなる、そんな息苦しさを、帰国のたびに感じていた。もし、日本にいたら、生きてゆけなかっただろうと感じる。


全ての人が、所属を明確にされ、所属できない人、所属を嫌う人は生きられない、生きることを許されない。ネットカフェ難民と言われる人々。彼らのライフラインであり、サンクチュアリーであったネットカフェもコロナの蔓延で封鎖され、不安定な収容所に所属しいられ、いずれ放り出される。この後彼らはどうなるのだろうか?


日本が怖い国になったと感じたのは、NYCの映画館で”東京ソナタ”を見た時からだった。
終身雇用の崩壊、一億総中流の幻想が崩れた。ただそれが、政府の新自由主義政策+竹中平蔵氏の計画によるものだとは、その時思わなかった。それからすごいスピードで、日本は変わり、右傾化が囁かれ、民主党政権の誕生(悪く言われているけれど、国民の生活を支える政策もあって、この時は日本に帰って、へぇこんなサポートが国からあるのか、とホッとした感じを覚えている)そして3・11が起こった。この後、日本人は、もっと隣国に対する敵意が強まってしまうのではないか(危機感によって、ルサンチマンが増大する)と心配したが、安倍政権の誕生で社会全体が、ルサンチマン(プライドを高く保つために、相手を引き下げる、特別な人を育てず、引き摺り下ろす感情)国家になった。


そして、安倍政権の無茶苦茶な行いが飽和状態になり、コロナが蔓延し、安倍晋三が逃げ出した後、スパルタ教育管政権で、国民を抑えつけ、国への不満、疑問、反発は許さない、という社会をつくりたいだろう。


そういう国に生きていたいだろうか? 事実上、自分勝手に私利私欲で総理を仲間内で決めめ、異論を発する人間はいじめ殺す、こんな自民党は、一度解体寸前まで議席を減らさなければ、彼らの傲慢は止まらない。



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