密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

表情が柔らかくなった枝野ん。もっと笑顔を。

新立憲民主党の党首に選ばれた枝野さん、おめでとうございます。旧民主系のゴタゴタ、纏まらなさ、そして、枝野さんの、あまりに頑固というか拒絶的とも取れる態度、について文句を言いつづけてきたが、新生、立憲民主党としてのスタートを切るのは、素晴らしいことだ、素直に期待し応援ている。


枝野さんは最近、怖い顔がどんどんひどくなっていたが、当選を受けた会見での、表情が柔らかく、発する気が澄んでいるように感じる。彼の気が、意固地に停滞しては、国民の心はどんどん離れてゆく。今のように、まっすぐな気を吐いて、引っ張っていってほしい。が、一つ要望が。


アメリカの政治家は、人に対するコミュニケーション・身体表現のコーチを雇うことがある。大統領なども、プレジデンシャルボイスのトレーニングを受け、態度、笑顔もコーチを受ける。自分の表情、声の出し方って、自分で変えるのは難しい。まあ変えると言うより、ソフィスティケイトするのだが。


枝野さんには、これが必要なのではないか、と真剣に思う。演説はうまい、頭もいい、信念もある、そう言う人が、岩のような顔と言うのは、相手にネガティブなイメージ、拒絶されているイメージを与える。


昭和の頃、男は歯を見せるな!!という教育(軍隊教育からか?)があった。女性も歯を見せて笑うのは(大笑いするのは)はしたない、とされてきた。そういうわけで、昭和生まれ日本人の顔面の筋肉の動きは不器用でとても弱い。


これは、私が声が出なくなって、医療的ボイストレーニングにかかった時の話。
口を大きく開けて、口を両サイドに大きく広げて、声を出す、これが上手く出来ない。
自分ではやってるつもりなのだが、ドクターはもっともっと、という。
彼女は、イラクからの移民で、「私の国も女性が大きな口を開けて、歯を見せて笑うことを良しとしなかった。あなたの国も同じでしょう」と言った。
「私がこの国(アメリカ)が好きなのは、みんな目一杯の笑顔で笑うことです。それは自分を幸せにするし、周りも幸せにします」とおっしゃった。


アメリカでは子供達に、Big Smail を教える。You have Good Smail!!!と子供達を褒める。子供達は口が裂けんばかりの笑顔を作り、それは彼らの美しく明るい笑顔の下地になる。卒業写真集を見れば、みんなハリウッドスターのように美しく笑って写っている。


最近日本でも、老け顔改善に、口角を上げる、というのが広まっていると聞いた。
若い世代も笑顔が綺麗だ。いつから変わったのだろう。


口を閉じていても、口角を上げて微笑む、これは、相手に許容、優しさ、理解を示す(時には相手に対して余裕を示すという攻撃的使い方もある)そして、破顔と言われるように、大きな笑顔を見せる、これは政治家にとってとも重要なことだと思う。(俳優の柳葉哲郎さんは、まさに破顔という感じで大きな笑顔を持つ。多分ご本人は大きな笑いを常に持っている人なのだろうが、寡黙・頑固者の演技の最後にこの”破顔”を用いると、空気が一変する。)


山本太郎氏も、この”破顔”の使い方がとてもうまい。また笑顔でも、左右対称の綺麗な笑顔ができている。さすが俳優だっただけのことはある。テレビカメラという客観的に視点から作られる世界で存在する自分をチェックする。だから自分の身体表現を自分自身で矯正する、あるいはトレーニングを受ける必要が彼らにはある。


であるなら、”況んや政治家をや”だ。ある意味で、スターにならなくてはいけない。
枝野さんが、この笑顔を手に入れたら、彼の頑固が、頼りになる一本筋の通った信念映ってくる。また、ギャップ萌え現象も作れるだろう。枝野さんの顔なら、笑顔を伝家の宝刀のように使える。(泉健太さんのように爽やかな笑顔がある人では効果はない、頑固な昭和おやじだからこそだ。菅さんも笑顔教育受けてるような気がする。でも彼に”破顔”は無理)


総理大臣=日本の顔になるのなら、笑顔を手に入れろ。


笑って、枝野ん!!もっと笑顔を!!!



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