密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

独裁 続くよ どこまでもぉ〜

安倍(まだ)総理が病気を理由に辞任を発表した。反安倍の人たちは、少しホッとして大きな重しが取れて何かが変わることを期待した。


しかし、病気の辞任は、引責辞任でも、国民の不支持による惨敗選挙辞任もない。ここが肝だ。電通自民政権は、今まで、少しでも良心のある政権、あるいは自浄作用のある政党であれば、幾つも内閣が吹っ飛ぶ自体を、ねじり返し戦後最長の在任期間を、自分たちが祭り上げた総理に続けさせた。国民は、これを安倍政権と呼んできた。


この安倍晋三を担いだ政権も、さすがに万策尽きた。
コロナ対策の失政、安倍の名前を冠した阿呆政策アベにマスク、そこで待ち受ける、安倍・自民党首脳部案件、河合夫妻に1億5千万円の出資に検察の手が伸びる。
そこで、これまでのピンチをチャンスに!!の集大成奇策、安倍総理病気辞任(もちろんこのピンチには安倍総理体調不良という要素もあっただろう)


これもうまくいった。オイタワシや安倍総理、体を壊すほどよく頑張った、お疲れ様キャンペーン大成功。つくづくこの国の人々は、扱いやすい。たぶらかされるは、我にあり、と言わんばかりだ。


安倍政権に騙されないぞ、と眉に唾している人々でさへ、長きに渡った悪性(悪政)の癌が
あっさりぽろっと取れたので、これで、回復の糸口が見えるぞ、と勢い込んだ。


しかし、何も変わらない。タレ目で舌足らずのアイドル総理という巨大な癌の裏で、がっちり悪性リンパ腫が広がっていた、という様相だ。


しかしこれが人体だったらもう手の施しようがない、と諦めなくてはならないかもしれないが、国家としては、まだ、諦めるのは早い。


今回の自民党内で見せた”完全独裁完成の図”が国民に周知され、いったいこれはなんなんだ、!?と思う国民も少なくなかっただろう。石破氏のことをあまり知らない、あるいは、タカ派軍事オタクで危険というイメージが強かった人も、彼の唱える正論は、国民が、まさに自分が言いたかったこと、求める政府像、と共感したことだろう。
右も左もなく、今の自民党は最低線の民主主義国家において、政治を司る人間の限度を壊してしまっている。


これは、今の自民党幹部たちが、この国をもう支配できる、自分たちは法を超える存在だと、宣言しているに等しい。これは裏返せば、、二階、菅、麻生、(安倍ーもうカッコつき。)たちが、目先の困難の排除に、脱法、違法すれすれも厭わず、政治的良心(元々そんなものはなかったのだろう)の欠如と、国民など無視していいという態度、それを隠すポーズさえできない、余裕のなさを呈しているということに他ならない。


次期選挙まで最長1年、この間に、菅総理(まだ)のもと、あらゆる強権で、安倍の遺産の隠蔽、強制終了(彼ら的には一度したはずの)国民生活のさらなる絞り上げ、露骨な利益誘導、治らないコロナとワクチン導入に際するトラブル、オリンピック(と中止にしろ実施にしろその後始末で壮大な膿が出てくるだろう)外的には、アメリカの大統領がリベラルに変わる(と強く願っているし、その可能性は高い。)それらのストレスを抱えた国民が望む選挙だ。いくら菅総理(まだ)強権独裁でも、選挙を中止には、今の状態ではできないだろう。だから選挙は必ずある。
(ただ良いことは、国会で訳の分からないダラダラ答弁が少なくなるだろう。やってる人もいるが、安倍(まだ)総理の足元にも及ばない。菅さんには無理だ。だあら拒絶型で通すのだろうが、それでは次々質問が来る。テンポのいい国会になるかも。安倍さんは、この点においては、余人を持って代えがたし、である。ところで、菅総裁バーターで麻生氏衆議員議長とか、って記事あったけど、、、無理無理無理無理、議長は中立公平、できないでしょう? 紛糾連発で議会が進まなくなる。あのダミ声の差配ありえないし、漢字読めない議長って、、、ありえない)


その時、新立憲を中心に野党が大きな勢力になりこの国民のマグマのような怒りとストレスをくけ止めるか、菅総理(まだ)がかわいくなりきれず、支持率最低になった自民党の起死回生に、石破氏が救世主になるか、それでも石破憎しで、河野太郎でも立てるか?


今回の密室談合総裁決定で、日本人の判官贔屓根性に火がつけば、石破氏次期総裁待望論も高まるだろう。次期選挙まで、いろんな番組にでまくて、正論を吐き続ければいい。
(玉木そのように、石破チャンネルでも立ち上げて、野党論客と政策論議を生配信するとか。何しろ、国民は正論に飢えている。それもねっとりどっちり愛嬌がない石破さんをサポートする。危険な軍オタイメージも、きちんと論理的生合成があっての主張というところも、また野党と論争で、見えてくる展望も、国民に示すことができるかもしれない。枝野さん、志位さんと対談してほしいし、議論を聞いてみたい。)


まあ、この次の電通自民党のピンチをチャンスに!!は、河野太郎+小泉進次郎で世代交代キャンペーンってところだろう。


これで騙されちゃうかなぁ〜、国民はまた。どっちみち利権妖怪といえど永遠の命があるわけではないからいずれ世代交代で変わっゆくだろうけど(早くて、後、5〜6年ってとこか)それでも、この驕りきった腐りきった今の自民党支配層、二階、菅、麻生、安倍、下村、甘利、そしてその取り巻きたちに、相応のツケを払ってもらいたいという思いは強い。


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