石垣氏が批判を受けている”体を壊す癖”は絶妙の表現、謝罪は良くない。

2020/09/03 00:00

石垣のりこ議員が大批判を受けているようだが、こういうわけのわからない難癖に、謝罪して収めるということは、この人たちの意見は至極ごもっともと認めたことになる。
ここでまた一つ、彼らに成功体験を与え、一部の人間による言葉狩りの範囲が広まった。

立憲民主党の石垣のりこ参院議員（宮城選挙区）は28日、安倍晋三首相が持病の潰瘍性大腸炎の再発を理由に辞任表明したことについて、ツイッターに「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」と投稿した。インターネット上で「疾病を患った方々に対する冒とくだ」「癖という発言はどうかと思う」などの批判が殺到し、枝野幸男代表がツイッターで「申し訳ありません」と謝罪した。

「配慮が足りなかった」28日深夜に謝罪を投稿
　石垣氏はツイッターで「総理といえども『働く人』。健康を理由とした辞職は当然の権利。回復をお祈り致します」としつつ、「『大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物』を総理総裁に担ぎ続けてきた自民党の『選任責任』は厳しく問われるべきです。その責任を問い政治空白を生じさせないためにも早期の国会開会を求めます」と投稿した。

　ネット上での批判を受け、枝野氏は28日夜、さいたま市で記者団に「私も適切ではないと受け止めた」と指摘。その後、ツイッターで「執行部として不適切であるとの認識を（石垣氏に）伝え、しかるべき対応を求めました」と明らかにした。

　一方、石垣氏は投稿の真意を尋ねる報道機関への回答文書をツイッターに掲載し、「いかなる身体的特性、疾病があろうとも、『就労の自由』は基本的人権で絶対的に擁護されるべきもの。退職の権利も妨げられるべきものではない」と説明。そのうえで「だからこそ、補佐する担当者を配置する、職務遂行に支障のない環境を整える義務が、職場側・選任側に発生する。しかし、自民党および政府は、『持病で職を辞す』という経歴をお持ちの安倍首相がその職責を十全に果たせるような措置を取らなかった」と、改めて政府・与党を批判した。

　問題視された「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」という表現への釈明や謝罪はなかったため、ネット上で「論点ずらしだ」「不適切な発言だったことに変わりはない」とさらなる批判が湧き起こった。石垣氏は28日深夜、ようやく「確かにこの箇所の表現に、疾病やそのリスクを抱え仕事をする人々に対する配慮が足りなかったと反省しおわびします」と投稿した。【宮原健太】

みんなビクビクして、歯に衣を着せたような、ソフトかつ丁寧な言い方が、TV ニュースやバライティー、ラジオなんかでも感じる。ちょっとイライラする。
まあきつい言葉を使って、噛みつかれるリスクを減らしたいというのは、こんな、難癖の言葉狩りがはびこれば当然だろう。誰だって不愉快なやつから、不愉快な言葉を送られたりしたくない。それでも、論客とかジャーナリストとか、コメディアンとか、言論のナイフを持つ人々は、鞘に収めっぱなしではいけない。

毒舌、皮肉、というのを、排除してしまえば、隠し味のお塩のない気の抜けた料理のようになる。政治家も時として、鋭い皮肉を発してなんぼだ。
石垣氏の「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」は、安倍晋三まだ総理に対する、皮肉である。特に問題と攻撃される”体を壊す癖”を、難病を抱える人に対する何たらかんたら、は無理やり誘導の難癖だ。
「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」から、”癖”を抜くと、「大事な時に体を壊す危機管理能力のない人物」となる。これは持病を抱える人間は大事な局面のある仕事につくな、という意味合いにも取れる。

そう、”癖”を入れることで、絶妙に安倍氏個人のストレス管理できない、あるいは自分に嫌なことが起こるとストレスになり病気が悪化する人。精神面の脆弱さ、思い通りにならないと病気が悪化する安倍（まだ）総理の資質に対する皮肉になっている。その背景には、これで２度目、彼が行ってきた、数々の行政私物化そして隠蔽があるのだから、皮肉の一つも言いたくなる。

アメリカなら、誰も責めない。言われた方が、ユーモアで切り返すだけだ。
いまだに、身分制度が存在する、存在してほしい人々による、言論統制。しかも女性だから、ってのもある。女のくせに、女如きが、生意気な、ゆるさぁ〜ん　み・た・い・な。

それでも、攻撃の相手も、さすがに病気の安倍総理を攻撃するな（一部そういう人もいたようだが）という安倍愛Onlyでは弱いと踏んで、一般化して、『難病の人に嫌な思いをさせる』、という（彼らからすると、サ・ヨ・クの好きな人権でブーメランしてるつもりか？）謝らざるを得ないように作って攻撃している。
でも、政治家なら、これを利用して、難病を抱える人の社会進出、社会保障、などの政策を、発信すべきだ。ついでに安倍政権の無関心棄民政策もつくべきだ。それによって、難病の人の社会進出やケアの問題など知らんぷりしている安倍総理が、自分だけ、いやな局面でストレスがかかると病気が発生し、辞めて、逃げる、だからこの皮肉は正当性を持ってくる。安倍応援団や自民党のバイト君たちも、このことから政権の対応批判に発展すれば、藪をつついて蛇を出す、は困るので引き上げてゆくだろう。

石垣氏は、絶対に謝まってはいけない（もう遅いが）枝野氏、お得意の弁舌で庇いきれ、
一緒に謝ってどうする（もう遅いが）

面倒だから謝っとくか、は、逆にみっともない。批判する人たちの票が欲しいわけじゃないんでしょ。

絶対謝らない・あんな人たちに負けるわけにはいかない！！こういう態度は、国民受けするのが今の日本なのでしょうから、謝ったら負け。反省する資質は、なんでも人のせいにする相手に対しては、弱点にしかならない。アメリカ大統領選をみよ。自分のしたことを全部バイデンのせいにする、数十年まえの過去発言を取り上げ攻撃、全くデマのスキャンダルバラマキのトランプの厚顔無恥デマ戦略。しかし、バイデンは過去発言についても謝ることは絶対ありえない（アメリカ人は総じて謝らない。謝っても、あなたに不愉快に感じさせたことを謝ります、という。）最近の自民党はこの方式を採用している（誤解を与えたなら謝りますってやつ）日本人はなんでも謝ってことを収めようとする文化があるが、国際的には通用しないかも。　

野党も、アメリカ式でないと、自民党には勝てないよ。絶対謝ってことを収める、今後やってはいけない。石垣のりこさん、議員辞職なんてとんでもない。Sarcasm（引き裂くという意味から、痛烈な皮肉）も忘れないでください。カラマ・ハリスのSarcasmは、あなたに勇気を与えるでしょう。