密接な関係にある他国から

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安倍総理同情キャンペーン大成功 電通流マイナス返し殺法、これが最長在任記録達成の原動力

安倍総理は、思わしくない体調で病院通いを余儀なくされているようだ。
周りは休養が必要だとか、いろいろ彼の体調を気遣うわりに、重責でハードワークあるはずの、国難下の行政の長を退いてくれとは言わない。それほど安倍晋三総理は余人をもって変えがたいお人なのか?


そもそも安倍晋三という人物がどうしても総理大臣でいなくてはならない理由はなんだろう。総理でいて欲しくない、いや、いてはいけない理由は見つかる。行政を私物化し、身内びいきで公金を還流し、感情的発言を国会でぶちまけ、その結果、公文書改ざん、隠蔽、自殺者まで出した。税金で個人の豪華なパーティーや振る舞いを続け、行くだけ外遊といい顔したいバラマキ、外交という関係構築の致命的計算違いで対米従属をべったりにし、北方領土と呼ぶこともままならない状態にし、拉致被害者家族は今も血の涙を流している。血の涙を流しているのは、選挙で示した民意を無視されつづけ、暴力的弾圧を受けている沖縄の辺野古基地反対を訴える人々、被爆者とその遺族、放置され年ごとに少ない援助も切られる被災地の人々だ。 唯一の被爆国として核兵器廃止条約にサインを拒んで恥知らずも、歴史修正主義で国連機関に言いがかりをつけ、隣国との摩擦を喜んで煽った。そういう諸々のことだ。そんな人を国民は、今、可哀想、働きすぎ(???)だから休んで!!、体を一番に、とか本気で言っているのか? 心配しないと人道的にひどい人のようになるから、これ以上安倍総理のネガティブなことは言えない、とか国会開けとか、言いづらい空気になっているのではないかと、とても心配している。


総理でなくてはならない理由、安倍三代のサラブレットではあるが、頭がキレる訳でもなく、特段の理想、政治哲学がある訳でなく、坊々特有の適度な甘さ、素直さ、プライドの高いゆえに、盟友のいうことはよく聞き、官僚などは扱いやすい、というところだろうか。
あと自分の身内周囲は守りきると言った、男気?友情に厚いところだろうか(もちろん、一国のリーダーたるもの、国民への忠誠・公平公正に、自分の友情を優先させてはならない。)


今回、普通は秘匿すべき、総理の健康不安を、明らかに政権側が垂れ流している。これが安倍最長政権伝家の宝刀”電通流マイナス返し殺法”だ。
これに加えて、無敵の責任全う術の組み合わせで、安倍政権は数多の危機を知らんぷりし、煙に巻き、時間稼ぎをし、世論を終わった方向に誘導し、まだ**やってんの〜世論を作り出してきた。今、日本国最大の国難に、総理の持病まで利用して、マイナス返し殺法に転じ、言論封殺(それゆえ末期的だとも言える)。


だいたい、自分の会社が潰れるかどうかの瀬戸際の人や、自分や家族の命が失われるか、失われた、という人、しかも政府の無策で、検査が受けられないまま重症化して亡くなった人が多数いるのに、国民の空気は、よく「総理可哀想」「国政のことは1日140分やればいいから、ゆっくり休んでね」、なんていう風に染まれるものだ。ワイドショウ・ニュースが独占する安倍総理体調は?の分、報じられない重要なことが押し出されているのではないか?


中には、電通内閣のやることだから、どこまで本当か?という人もいるけれど、流石に他人の健康問題には強い口調では言えない。ネットで総理に不敬・人非人袋叩きにあう可能性があるのだろうか?


日本の人は総じて優しい、優しいわりに、匿名や集団でひどいことをしてしまう。
この性質を実にうまく使ったのが安倍政権と言える。


まあ、優しい日本人の端くれとして、安倍総理には、総理を退いて、療養に専念されることを、肩の荷を降ろしてくださいませ、と申し上げたい。持病の大腸性潰瘍炎はストレスが大敵。普通の神経の人間であれば、今の政府のトップでいるというのはストレスそのもの(その責任の重さと、ミッシェルオバマの言葉を借りると、複雑かつ矛盾することに精通し、諸事を判断する緊張の持続、あるいは、自分の失策続きで支持率が落ち、複雑かつ矛盾することに全く精通していないため、どうしていいかわからず、通常のようにデーターや文章を弄ってうちうちで誤魔化す方法も、もう使えず立ち往生しているストレス)なのであるから、早く誰かに預けて、療養に専念されたら宜しかろう。


ただし、権力を手放した途端、逮捕、送検されるかもしれないストレスに苛まれるので、痛し痒しといったところか。だから重病アピールはMust


安倍総理の”強い責任感”は、自己過信に由来している。大問題、不正疑惑の只中で、こんな人に総理を任せておけない(本人が多くの問題の中心だし)と国民の多くが考えても、自分が総理でいることが責任と考えている。なぜ自分でなければならないと考えるのか? ”自分でなければならない”ために、不都合な事実を捻じ曲げ。なかったことにする必要が生じる。これが安倍晋三の”責任”の認識、つまるところ、責任とは自己愛に見つけたり!!という安倍流美学。


まあ今回の安倍体調不良が、本当であれ、大げさであれ、またケロッと総理復活は、ないように思うが、2017年森友事件の時にも、同じことがあったと指摘する人もいる。どうなることかは、国民無視の自民党内政治ゲームによる。


傲岸不遜のひょっとこ野郎、か、陰謀スガりひょんか、どっちにしても、今のポンコツ無能のボクちゃんより、国民無視の強権を振るう可能性もある。こういう大事なことに国民は関与できない。


国民一人一人が地域の候補者に入れた票の集積が、党の力を決め、与党を決め、その与党に中で、この国の行政のトップを決める。そしてその人物が閣僚メンバーを決める。してみると、次期選挙では、各候補は、当選した場合、誰を総理に推するか、を表明してほしい。
大統領制まで行かないまでも、国民の意思は、国のトップに反映しやすくなる。党内派閥の力関係も、国民の支持が及ぶことになる。こうなって初めて、総理大臣は国民の支持を得たと大見得を切れる。


野党も共闘の場合は、総理統一候補を明言するというのがいい。
こうなると面白いのが、ゆ党維新議員が誰を総理候補にするか?だ。
是々非々などと言っているが、実は連立与党にはなれない自民補完勢力。党首松井一郎も人気の吉村大阪知事も国会議員ではないから、とりあえず、総理指名は馬場議員か足立議員?ありえない。


ともあれ、安倍さんも自己愛責任感はいい加減にして、今すぐ国会を開く責任感と、国会に出席できる体力のある代理あるいは次期総理を指名してほしい(か、総裁選)。そうしたら、早く良くなってね。そして来年の国会の証人喚問に元気で出席してね。と心から言えるだろう。


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