密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

アメリカの若い有権者の大人判断

バイデン氏は正式な民主党大統領候補となり、ハリス副大統領候補と選挙戦を戦う。
若者にとってジョー・バイデン決して、Fall in Loveする候補でも、 Excitingな候補でもない。バーニー・サンダースに熱狂した若者は、再び失望し、投票を放棄するのか?


バイデン氏は、カリスマ的候補ではなく、中庸、許容、包容力を前面に出し、人の話を聞き受け入れる姿勢と、バーニーやウォーレンのような社会主義的政策を抱えた候補とも積極的に会談し、いくつかの政策の実行を約束した。このことは、バーニーが民主党大会第一日目のスピーチで伝え、自分の支持者たちに売電への投票を呼びかけた。


若者たちも、前回選挙の挫折、そして投票放棄が、トランプ政権を誕生させた1要因であると認識いているだろう。民主党首脳部も、前回と同じ失敗を繰り返さないために、結束、トランプ政権を終わらせるという目標に結集させる
呼びかけを行っている。


こうした姿勢に中で、逆にバイデンの、可も不可もないキャラクター、オバマ政権時代を希求する有権者にとっても、若い、初のアフリカ系大統領を8年支えて、白人の民主党の重鎮に対して、包容力共感力にを高く評価するだろう。


民主党大会でも、スピーチの要所要所に”共感力=Empathy”という言葉が挟まれた。


では、若い有権者はどういう反応なのか?

【米大統領選2020】 若い民主党支持者はバイデン氏をどう思う?
党の中道、穏健派。No1 チョイスではない。大統領に求めるなんとも言えないものがあの人にはない。しかし候補になってから予想外の動きをしました。党内のリベラル派の人の手を差し伸べ、他の陣営(バーニーやウォーレン)のスタッフを取り込んで、気候変動対策についての助言を求めたことを評価する。トランプからアメリカを取り戻すには悪くない候補。
WHOに再び、協力を表明し実行すること。


パリ協定に再加盟し、協力体制を宣言すること。


ムスリムの入国制限を解除。


アフリカ系のコミュニティー地域に投資すること、


アフリカ系との信頼を実業で示すこと。


パンデミックの中の医療保険をどうするのか明確なリーダーシップが必要。


若者が成人年齢で、両親のじが圏から脱し無保険になる現状の改善。


ジョー・バイデンになれば、元に戻れる可能性がある、今の何もかもがひどい状態から、そう悪くない状態に。


今の政権の作った恐怖を終わらせてほしい。


バイデンは、いい意図をもって人を助けたいと思っている、今の大統領はそうじゃない。
今はそれだけで十分なんだ。


というのが各地から選ばれた、若い人たちの意見だ。


彼らは賢明で、成熟した感覚をもっていると思う。この若者たちは、現実を知り、どうすればいいかを知っている。


あれだけ不正に満ちた政治の私物化、そしてコロナ禍で顕著に降りかかった無為無策と棄民政治。命より経済、オリンピックへの執着、全くむちゃくちゃなのに、他に適当な人がいないと、思う人々は、”野党はだらしない”という呪いの言葉に縛られている。
現実的にはあり得ない、ミサイル攻撃に、コロナ対応を何もせず、巨額の税金をつぎ込む自民党議員。感染拡大の原因を政府自らがGoToと煽り、経済経済と、でも儲かるのは大手だけ。システムも煩雑で中小事業は弾かれる。そして、職場放棄の総理大臣を可哀想だと思えキャンペーンで、空気を作り、政府非難の矛先を変えて、首相批判なんて人非人的言論封殺。悪いやつはどっちだ。


いい意図をもって人を助けたいと思っている、時にはそういう人で十分なんだ、というシンプルで本質的な見方が、日本の有権者にも、もっと必要なのではないか?


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