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野党統一候補は、枝野総理が条件って、野党共闘私物化?

ああ、枝野さん、山本太郎君が貴方をCrazyにさせてしまったのですね。
宇都宮餃子ツイートの件といい、”「枝野首相」指名なら一本化”なんて発言をすることといい。相当キテますね。
「枝野首相」指名なら一本化 次期衆院選の野党共闘で―立憲代表:時事ドットコム
立憲民主党の枝野幸男代表は6日、高知市で記者会見し、次期衆院選の野党共闘をめぐり、自身を首相に指名することを、候補者一本化の条件とする考えを示した。「選挙後の首班指名で『枝野』と書いていただける可能性がある方は、自民党・公明党の候補者と一騎打ちとしたい」と述べた。


野党共闘から、山本太郎を”排除いたします”だ。野党第一党党首なら、小沢一郎氏の太っ腹を見習うべきだ。山本氏は華がある、野党共闘の推進力になる。消費税5%を飲むべきだ。国民の玉木代表も消費税減税で戦うべきだ、と発言している。玉木さんはボーダーがないというか、結構ふらついて見えるところがある。しかしトップはこのくらい柔らかい方がいいのかもしれない。


これまでの野党共闘において、立憲民主党の強権的態度が、癌だと思ってきた。
また肝心な時に曖昧にし、連合がバックの民主党由来、決められない態度。与党とバーターするへたれた態度も、だ。そこに山本氏は頭にきて新党旗揚げしたのだろう。


今回の都知事選で、山本太郎氏は、野党共闘支持者の大きな反発を買ったと思う。
山本太郎氏が喧嘩を売ったのは、野党第一党立憲民主党の小さな独裁ではないかとさえ思う。そこを見ないで山本裏切り者視は片手落ちだ。お仲間の国民民主は自由投票。立憲支持層からも小池氏への投票が出ていたと言われる。
山本氏が宇都宮票を食ったなどよりもそういうところが問題だろう。


立憲の自党利益体質(俺たちこそ与党・かつて与党プライド)は、共産党小池書記長も事あるごとに候補の一方的取り下げは、本当の共闘とは言えない、と漏らしている(結構頭にきていると思う)


枝野氏は大きな決意で立憲民主党を立ち上げた、そしてムーブメントを起こした。
だから自分の党だ、と執着する。そう思うのは無理もない。しかし、野党全体をまとめるなら、自分の理念を押し付けるより、周りから=国民(自由・社民)・共産・れいわの意見を吸い上げ調整をする必要がある。言ってしまえば、自分を殺して臨まなければならない。しかるに、「選挙後の首班指名で『枝野』と書いていただける可能性がある方は、自民党・公明党の候補者と一騎打ちとしたい」とは、、、、。政権を取って、周りから押されてなるのが理想的総理大臣だ。村山さんのように。


だいたい自分本位の理念で粛清してどうする。れいわを育てるくらいの度量が必要だ。
立憲党内の締め付けがきついことも、”元気”な議員の造反にも現れている。そしてその行為に目くじらをたてる。小さい、小さすぎる。


都知事選では宇都宮氏は日本のバーニーサンダースを他称自称していたが(共通部分も多いが、バーニーはどちらかというと破天荒な人だ)ムーブメントとしては、山本氏の方がバーニーに近い。怒れる若者が熱狂する彼の持つ熱と怒り。そして米民主党首脳部に二度にわたって潰される、最後に危険視されるところも。敵は安倍より太郎?


大人の識者も、裏切り者山本太郎へのダメ出しに余念がない。出る杭は打たれる。空気を読まない山本氏はこれからが正念場だ。野党共闘推進の人々を敵に回したのだから。
それも覚悟の上だろう。党の力と組織票とかじゃなく、本当の一人一人の声で押し上げられる政治家になりたいのだろう。今の日本では通用しないけど真っ当だ。
まさに青年は荒野を目指すだ。(五木寛之が1967年に書いた小説。氏の作詞でザ・フォーク・クルセダーズ歌っている。)この歌の歌詞の中で、
みんなで行くんだ
苦しみを分け合って
さらば春の日よ
ちっぽけな夢よ明日よ
今 夕焼けの谷を越え
青年は、青年は荒野をめざす。

という部分がある。安倍政権下で壊れ腐った日本を立て直すには、荒野を目指す青年が必要だ、そう感じる。そういう人たちを潰してはいけない。


そして、野党共闘のリーダーは、大人の役割を自覚し、多くの声を聞き、議論を促し、まとめ、温厚で、反対意見を否定をせず、公平にみんなの納得を得るように努力を惜しまない、決まればブレない人が理想だ。


志位和夫委員長のような人ならいいのに、と思う。彼なら山本氏を排除せず、自分を総理に、で、人をまとめようなどという愚かなことは考えもしないだろう。自分は引いても、適材適所を重視できる人だ。まあ今のままでは、見果てぬ夢だが、、。


ならば、野党共闘再編で、消費税5%で共闘できる人この指とまれ〜、でやるのはどうか。国民・共産・れいわは、共闘できるのだから。まず必要なのは、れいわをハブにすることではなく、立憲独裁共闘をひっくり返すことではないか、と過激なことを思う今日この頃である(表現古スギ?)


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