密接な関係にある他国から

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安倍独裁に対抗しての民主独裁?

残留維新松野代表は、小林節氏のと対談で柔軟な考えをみせ、ガチガチの岡田民主党と、共産党を始めとする他の野党との、公平で民主的協議を行っての,選挙協力、ひいては野党共闘の架け橋の役割を担って欲しいと,書いたのだが、、。


下記の2記事、産経新聞で,割り引いて読んでも、どうも、民主党幹部は自意識過剰の強権リーダーシップをとろうとしているように見える。全員で戦わなくては行けない妥当安倍政権、しかるに、政策が合わないなどもっともらしい事を色々言うが,はっきり国民が、納得の出来る理由を示せない、共産党排除もそうだし、維新、民主、生活太郎、にも,自分たち中心のやり方を求め、従わせようとしている。


産経:維新と元気会 参院統一会派なのにバラバラ 給与法改正案採決で対応割れる 民主・枝野幹事長「理解しがたい」
http://www.sankei.com/politics/news/160120/plt1601200025-n1.html


民主との政策協議でベタ折れの維新議員 「今朝まで悩んだ…」と心情吐露:
http://www.sankei.com/politics/news/160114/plt1601140016-n1.html


大体、いい大人で,政治家を志すのだから,個々人自分の信念なり,まさに”ポリシー”があるはず(と願う)それを、勢力拡大目的で、締め付けて無理矢理まとめあげてなんになる。


いつも山本太郎議員は,ウチは党議拘束がないので,と,彼の信念で投票し、考え方、やり方を貫いている。小沢代表は,大きな手のひらで,彼の能力を束縛せず、引き出しているし(お釈迦様と孫悟空か?)山本議員のそうした、率直で自発的な行動は,多くの国民の心をとらえている。


こういう状況を見ると、共産党とは、政策が違いすぎて組めないなんて言っているが、相手が妥協しておあわせてくれる余地がないので、組めないと云う事だろう。自分たちは合わせる気も、話し合いで方向を変える気もないようだ。


志位委員長は,”共産党は皆同じことを言う”と云う指摘に、話し合い皆で決めて,皆で実行する。
確かに,もっと自分の言葉も必要、と述べている。
その共産党の党規約をみてみると、
第三条 党は、党員の自発的な意思によって結ばれた自由な結社であり、民主集中制を組織の原則とする。その基本は、つぎのとおりである。


(一) 党の意思決定は、民主的な議論をつくし、最終的には多数決で決める。


(二) 決定されたことは、みんなでその実行にあたる。行動の統一は、国民にたいする    公党としての責任である。


(三) すべての指導機関は、選挙によってつくられる。


(四) 党内に派閥・分派はつくらない。


(五) 意見がちがうことによって、組織的な排除をおこなってはならない。


十分民主的で、発言の積極性さへあれば、状況を変えることに努力できる。


そして、規約は、

意見がちがうことによって、組織的な排除をおこなってはなら ない。』としている。この規約を守る共産党からしてみたら、民主党の方がよっぽど全体主義的で,独裁的だろう。


民主党幹部の自負心は、じつは、国民のための、安倍政権打倒ではなく、与党復帰の焦りの賜物の様にうつる。リーダーと云うのは,懐が深くないと,人はついてこない。今の民主党執行部は、自分たちの価値観を押し付け,力づくで民主中心の運動にしようと躍起になり、大局も国民の願いも見失い、プチ裸の王様化している。プチ独裁、プチ裸の王様、のプチ第二自民。冷静に自分たちの立ち位置を見直す必要がある。残留維新は民主サイドを離れ、オリーブの木構想のとり、他の野党と2重党籍で統一会派を組み,共産党と共闘してほしい。

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