密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

アベノマスク 検品費用8億の迷走 

コロナ対策の目玉政策?であるアベノマスク。全戸2枚配布466億円+妊婦・施設用の膨大予算をつけて、妊婦用マスクで10%不良品をを出し回収。これだけでもお粗末なのに、このチープなマスクを検品して再配布に予算8億というから、これがお役所仕事、予算を使い切るだけが目的の不要不急の無駄遣いだ。 このことをあぶりだした14日厚労委員会の福島瑞穂議員の追及は秀逸だった。

「アベノマスク」福島みずほ(社民)5/14参院・厚労委


だいたい、水分を精密測定で検出してカビの育たない環境にすれば、OK?なのか?
それをつける方のみになって考えてみてくれ。カビの胞子は入っているが、育ちませんよ、って、、。女性、特に妊娠中の女性は神経質になるし、検品時カビの育つ環境以下の水分保有であって、配布湿気で(息も当たるし)発生ということの可能性も0ではない。
そんなものをつけたい人はいない。汚染されているのだから、検品などせず焼却した方がいい。しかも良品質の不織布マスクが市場に戻ってきている現状、まだアベノマスクはほとんど届いていない。まさに絵に描いたような後手後手だ。


これが、宇宙飛行士用とか、高度の医療用マスクとかなら、その不具合の検証を億単位の予算をつけて検証するのはわかる。しかし、ただのマスク以下のアベノマスクだ。検品も、ピントのずれた”やってる感” 。安倍総理肝いりだから、という理由しかない。
安倍家の家紋でも入っているのか?菊のご紋タバコも見たいに、国民は使わずのありがたくおし頂けと、、、。実際、記念に(?)取っておいているという人もいるが、いらないなら受取拒否と書いてポストに投函すればいいと、適菜収氏がいっていた。
ねち(ナチ)っこく、細かく、暇なの?とさえ思える安倍政権下の内閣調査室のブラックリストに載るかもしれないが、抗議の仕方としては直接的でインパクトがあるし、かつ隠されない内容に、#安倍のマスク受取拒否させていただきました、と報告を上げて意識を共有し繋がればいい。住民票はまだあるので、もし届いたら、妹に、受取拒否と書いてポストに入れて、と頼もうと思う。


さてこの福島議員の追及で8億が騒がれたその後、厚労省は、検品費用は800万未満と発表した。

国の妊婦向けの布マスクの検品にかかる費用について、厚生労働省は、国会で担当局長が答弁した「8億円」は、その大半が全世帯向けの布マスクの検品の費用で、妊婦向けは800万円未満であると明らかにしました。


不良品が見つかり、いったん国がすべて回収した妊婦向けの布マスクをめぐって、14日の参議院厚生労働委員会で、社民党の福島党首が検品にかかる費用を質問したのに対し、厚生労働省の担当局長は「今年度予算の予備費で調達した布マスクの検品費用は8億円を見込んでいる」と答弁し、福島党首は「8億円も使って妊婦用マスクの検品をやるのはおかしい」と批判しました。


加藤厚生労働大臣は15日の参議院本会議で「8億円は、全世帯向けと介護施設向けなどの布マスクの検品も含めた契約額で、妊婦向けマスク分は1%にも満たない」と述べ、妊婦向け布マスクの検品の費用は800万円未満であると説明しました。


厚生労働省によりますと、8億円のうち大半は全世帯向けの布マスクについて配送前に行っている検品の費用だということです。


厚生労働省では「きのうの国会答弁は正確だったと考えているが、わかりやすかったかと言われれば別かもしれない」と話しています。


だからなんなんだ?全戸用アベノマスクも検品するんかい?!ってことは、配られたものは回収?だよね当然。検品費用だけでなく回収費用もかかる。官僚さんの本能の予算分捕りゲームでしかない。


苦情が出てから、”実はこれだけで抑えられた”は、前にもマスク調達積算額より少ない90億円に収まるみたいなことを言い出したが、こういうことは世間が騒がなければ、そのままどこかに流用して使い切る、そういうアバウトな感覚で血税が使われているのではないか?特にこの政権は、国民に報告しない、聞かれても答えない、文章チェックに対抗して改ざんし、隠し、破棄する。くだらないアイデアに湯水のように税金を使う。


90億で済んだ、といっているが、では、466億はどうなったのか、その内訳、国庫への返金等の報告は一切なく、446億!!という国民の非難を適当にあしらっただけで、今回は8億!!をあしらった(というわけにはいかない、実際検品費用は8億かかるのだ)


普通不良品を納品すれば、全品回収、費用は不払い、会社の信用ガタ落ち、責任者は、解雇にはならなくても、降格・移動などの扱いになる(辞職を詰め寄られつとかもありそうだ)。ところが、納品業者の責任は問わず、会社名も明らかにせず、発注元が費用を払って検品し市場に戻す、そんなこと一般社会ではあり得ない。そもそも、検品して市場に戻せるのは、家電とかそういった種類のもので、命に関わる自動車とか(アメリカでトヨタ自動車でそういうことがあったな)健康・食品に関するものは、検品して再び、なんてあり得ない。


官僚さん的には、アベノマスクだから、恐れ多くて捨てられない?。


そして、実績も経験もなくい”疑惑”のユースビオ+シマトレーディングの選出基準の追及は別に続けられなくてはならない。これも、森加計桜に続く、首相友案件の匂いがプンプン。福島瑞穂議員頑張ってほしい。


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