密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

軽く不信に思ったコロナ対応+何の役に立つ緊急事態宣言

最近専門家の先生も、かなり強めに、日本が未だ通勤ラッシュで出勤している現状を、かなり危険、改善すべきと述べていた。


軽く不信に思ったこと、その1)一時200人を超える勢いだった東京都の1日の陽性者数(4月11日196人12日166人)12日は91人、その後。161人〜127人〜149人と推移している。
感染者数より、検査人数の方が気になるし、検査人数中で感染者何人、と考えないと正しい感染状況は見えてこないように思う。
東京都の新型コロナウイルス感染症対策サイトによると。
この7日間を見てみると、
10日 陽性者188人 前日の検査数344人
11日 陽性者197人 前日の検査数362人
12日 陽性者166人 前日の検査数503人
13日 陽性者91人 前日の検査数57人
14日 陽性者161人 前日の検査数250人
15日陽性者127人 前日の検査数91人
16日 陽性149人  前日の検査数160人


陽性者が検査人数を上回っている。この検査人数には、医療機関が保険適用で行った検査は含まれていないためだろう。それにしても、検査数に対する陽性者の割合はものすごく増えている。


しかし、TVなどでは、陽性患者数しか発表しない、とが検査数を減らせば、低い数字を出してゆくことができる。


軽く不信に思ったこと、その2)あるニュースで、専門家が接触とはという説明をしていた。その中で、子供を公園で一人で遊ばせることはOK, しかしその周りで母親たちがおしゃべりしているのはOUT、何だそうだが、おしゃべりできる複数のママたちが集まるということは、そのままの数だけ子供達も公園で遊んでいる。そして、子供達も近い年齢の子供がいれば、当然濃厚接触で遊びたいだろう。ママたちのおしゃべりを我慢させることはできても、子供達を止めることは不可能。だからこの専門家見解はどうも、現実味がない。子育て世代の多い住宅地の公園は、安心して出かけられる場所ではない。
ママ友同士で時間割を決めるとか、そういう連携が必要だ。


さて、変えずに対応できる新型ウイルス等特措法を悠長に改正し、安倍総理念願の緊急事態宣言を、いざ使おうにも、今まで取らずに済んだ責任を取らされるかも、が心配で、返って周りから出せ出せと言われて、しぶしぶ出した感がある緊急事態宣言。それにしても、そこまでこだわった、緊急事態宣言って、特に役に立ってるのだろうか?


緊急事態宣言を出せば、内閣総理大臣がリーダーシップを取り、通常では難しいような対応も、思い切った要請ができるし、地方自治体も、国が資金援助でバックアップしてくれて、非常時対応できる、、はず、、だったのだが、実情は、政府の思い切った対応は、
466億かけたマスク2枚配布。逆に知事たちが業を煮やして、独自に緊急事態宣言を出したり、それを国がじゃまして軋轢を起こしたり、なん役にも立ちゃしない。


ただ国民に緊急事態宣言は怖くないよ〜という、おためし緊急事態宣言にして、改憲のハードルを下げるくらいにしか考えてなかったんじゃないか。
ところが本当の緊急事態に、権限を集中して、それがきちんと対応できるわけのない無能政権だ、ということが、明白になってしまった。


全国民一律10万円給付も、野党のいうことには絶対耳を貸さなかった上から目線の俺様内閣、しかし、政権維持になくてはならない公明党の強硬な主張に、安倍総理「方向性を持って検討」と発言。相変わらず日本語わけわからない、方向性を持って、ってなんだ?
普通は、「その方向で検討いたします」なのだろうけれど、それだと、はっきり言い過ぎている感じ〜で逃げ道がない感じ〜、なので、”性”を入れてしまった、といったところか。


さて、ダメダメ政権と共倒れを恐れた、公明党山口なっちゃん、とりあえず、支持者へのメンツを立てた。
しかしこれから、実際給付までなんだかんだで、グダグダ時間稼ぎして、やるからには、どこかで、自分たちの利益を作れるところを見つけ出すのだろう。
30万給付にも、中止を主張する公明党に対し、安倍政権は、それは実施して追加でといっているらしい。ケチなのに、、、きっとどこかで、もはや利益を約束しているところがあるのだろう。あでだけ馬鹿にされ、バカバカしさに笑って済ませられない466億という税金を投入したアベノマスクは、不評の声を無視し実施された。もう郵政利権が動いていたので、やめるわけにはいかなかったのだろう。


何をやるにも、転んではただ起きない安倍政権と官邸官僚。ホテル借り上げアパのため、マスク郵送、麻生のため、次は誰が儲けるのか。


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