密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

新型コロナをめぐるフェイクニュース

一昨日の記事で、お花のお師匠さんが送ってくれたウイルス情報は、フェイクでしたと彼女からメールが来た。


このコロナに対する情報というか見解が、たくさんの人に送られ、幾人かの専門家が医学的知見の異論を唱えているということのようだ。


ワタクシはこの情報を読んで翻訳し、その過程で、ある特定の商品販売、危険な行動の推奨、とんでも論などなく、一つの見解として興味深い考えた。一概にフェイクニュースと呼んでしまって騒ぐのは如何なものかと思っている。


今世界トップの機関・専門家の間でも意見がいろいろ出ている。WHOはマスクは、医療従事者と感染者以外はつける必要はない、使用は控えて欲しいとと発表した。これは人々がマスクパニックで買いあさり、本当に必要な医療従事者を守るための、彼らと患者のマスクが足りなくなるからであろう。感染予防にマスク着用不要 過度の使用控えてとWHO  :日本経済新聞


しかし、今朝のお散歩会話のトピックで、Dさんが、CDC(国立感染管理センター)が、以前発表した、マスク不要論を、やはり感染を疑われない人たちもマスクはして出かけて方がいい、と発表したそうだ。WHO VS CDC である。


この背景には、昨日スーパーに行く時、マスクをしていくかいかないかで二人で、揉めた経緯がある。WHOスタンスのワタクシと、CDCスタンスのDさん。
ド日本人のワタクシは、みんなどうかな?が気になるのだ。マスク+アシア人への反応も気になる。結局Dさんが様子を見に行って、マスクもちらほらいたという程度だった。ただ、キャッシャーにアクリル版で仕切りが取り付けられ、また、このスーパーの従来ポリシーである従業員のマスクは禁止というルールは変えて、マスクをしてもいいとなったようだ。ともあれ、アメリカの人々に統一的行動を即するのは不可能だ。


お散歩会話トピックは、フェイクニュースに移り、フェイクニュースとは何か?という論議になった。異なる見解がこれだけ専門家で違っている状況である。
フェイクニュースとは、人々に根拠のない混乱をもたらすもの、特定の商品販売に誘導するための偽情報、特定の属性の人々を貶める恥ずべきデマ、などである。
これをフェイクニュースと騒いで、いろいろガタガタする方が余計混乱を生むのではないか?騒ぎすぎ、、、というところで落ち着いた。


ただ、どの点が、情報として不確かか、翻訳したものを精査した。
ウイルスの情報:


以下は、娘がアシスタントをしているIrene Ken医師から転送されたものです。
ジョンズホプキンス大学(ボルチモアにあるアメリカ屈指の医学部を有する大学です)の感染症の教授、非常に有益です。
私たちのコミュニティチャットでは、伝染を防ぐために、この優れた概要を送信しています。非常に明確なのであなたと共有します:
Irene Kenという医学者は特定できなかった。ホプキンスの教授であれば、すぐにわかるはず。
Dr Irene Men という方はいる。権威の下の特別情報をあなたに共有という、のは、確かにフェイク拡散や

商業目的の詐欺的メールには多い。

さて本文 医学的常識を外したことは書いていない、ただ、見解は分かれる(20秒以上泡だて)とかそういうことはあるという指摘がある。


*ウイルスは生物ではありませんが、脂質(脂肪)の保護層で覆われたタンパク質分子(DNA)は、眼、鼻、または頬の粘膜の細胞に吸収されると、その遺伝子コードを変更し突然変異となります。 そしてそれらは、アグレッサー(攻撃的なもの・侵略者)とマルチプライアーセル(乗数で増殖する細胞)に変換されます。


*ウイルスは生物ではなくタンパク質分子であるため、殺すというものではなく、自然に崩壊します。崩壊時間は、温度、湿度、物質の種類によって異なります。


*ウイルスは非常に壊れやすいです。それを保護する唯一のものは、脂肪の薄い外層です。泡が脂肪質を遮断するので、石鹸や洗剤が最善の治療法です(そのため、大量の泡を作る20秒以上泡だてが必要があります)。

脂肪層を溶解することにより、タンパク質分子は分散し、自然に分解します。


*熱は脂肪を溶かします。これが、手や衣服などすべてを洗うために摂氏25度以上の水を使うのがとても良い理由です。さらに、お湯を使うと泡が多くなり、より有効です。


*アルコールまたは65%を超えるアルコールとの混合物は、脂肪、特にウイルスの外部脂質層を溶解します。



*漂白剤;水1;5混合は、タンパク質を直接溶解し、内部から分解します。(これが悪質に広まった故にこれを飲むという、予防法フェイクニュースはあるようだ)




*過酸化水素(オキシドールなど)はウイルスタンパク質を溶解するため、酸素水は石けん、アルコール、塩素の次に役立ちますが、純粋に使用する必要があり、肌を痛めます。




*殺菌剤は効果がありません。
ウイルスは細菌のような生物ではありません。彼らは、抗生物質で生きていないものを殺すことはできませんが、言われたことすべてでその構造をすぐに分解します。




*使用済みまたは未使用の衣服やシーツのような布を振らないでください。
ウイルスは不活性の状態で、布地および多孔性ー3時間 銅(自然に防腐剤であるため)木ー4時間、厚紙ー24時間、金属−42時間 プラスチックー72時間 での間に崩壊します。しかし、振ったり、はたきをかけたりすると、ウイルス分子が、3時間ほど空中に浮遊し、鼻などから侵入する可能性があります

(これが本当かどうか?異論も上がっているようだ。しかし、これをするな、という情報は、これをすべきという情報と比べ、害はないと思う。患者さんを抱える家族はハタキはかけない方がいいかも。)



*ウイルス分子は外部の寒さでも家や車のエアコンのように人工的環境でも非常に安定しています。また、安定性を保つためには湿気、特に暗闇が必要です。したがって、除湿された乾燥した暖かく明るい環境では、より早く劣化します。


*ウイルスを含んでいる可能性のある物体に紫外線を当てると、ウイルスタンパク質が分解されます。たとえば、マスクの消毒・再利用のためにはとても有効です。ただし、皮膚のコラーゲン(タンパク質)を分解し、最終的にしわや皮膚がんを引き起こしますので、注意してください。(人体に直接照射しない)
(これが唯一販促提携教を持つ部分かな?ある意見では効果なし。ただ病院で使われている殺菌システムの紫外線が使われていることは周知の事実(コロナに効くかは不明だが)一般販売の紫外線ライトくらいでは役に立たない、というのが通説らしい。


*ウイルスは健康な皮膚を通過できません(切り傷などからも侵入)。


*酢は脂肪の保護層を分解しないため、役に立ちません。


*普通のアルコール飲料は、効果がありません。最強のウォッカのアルコール度数は40%のであり、ウイルス崩壊には、65%が必要です。(いま、酒屋が妙に繁盛しているらしい、特にアルコール度数の強い酒が売れているようだ。コロナも昼間からウオッカを煽る口実?この論でいくとある種のテキーラは効き目あり? ともあれ、アルコール依存症の方が有害なので、強い酒は効果なしという認識はいいことだと思う。)


*リステリン(アルコール系リキッド歯磨き、うがい液)は有効です!アルコール度65%です。
(これも販促アイテムにも取れるが、実は私の風邪ひきはじめ撃退法にリステリンうがいというのを行なっている。のどか痛くなり始めたーそして喉、熱と以降するのが常だが、痛くなり始めたら水で薄めたリステリンうがいだとてきめんに収まる。塩水、酢、イソジンなど試してきたが、一番効果があるので、コロナかどうかはさておき、お試しあれ。リステリン、って日本で売ってる?日本滞在中は、Gunでうがいしてました。これも効果抜群、炎症も抑えられるし)



*スペースが限られているほど、ウイルスの濃度が高くなります。より開放的または自然に換気されるほど濃度は薄まります。


*体液(鼻水・痰)、食べ物、鍵、取手、スイッチ、リモコン、携帯電話、腕時計、コンピュータ、机、テレビなどに触れる前と後に手を洗う必要があります。バスルームを使用するときも同様です。


*HUDMIDIFY HANDS DRYを行うべきです。手の洗いすぎも気をつけるべきです。乾燥によるヒビなどのマイクロクラック(ミクロの隙間)にウイルスが隠れてしまうことがあるためです。保湿クリームなどマメに使うと良いでしょう


*また、ウイルスが隠れないように、爪は短く切っておくようにしましょう。

(ハンドクリームや爪切りは、害にはならないしね。子供に接する時など雑菌予防にも気をつけた方がいいのかも)


読み返しても、いろいろな見解が細かい部分で違う。特に医学的正確さという点においては、どこまでの専門性でからられるかで表現が違う。私が、面白いと感じ翻訳したのは、ウイルスと生物は違う(常識なのかもしれないが、知らなかったので勉強になった)こと、その上での対処法を注意深く載せている点だ。


参照”ウイルスについて ~ウイルスと細菌のい”~
https://www.jfrl.or.jp/storage/file/news_vol3_no19.pdf


新型ウイルス、というと、ミクロの決死隊のように、体内に潜り込む新生物、侵略者的イメージを持ってしまう(ワタクシだけか?)だから、殺す、対峙する、撲滅する、より、分解環境を整える、弱体化させる方法を見つけ出す、と考える方が、より冷静でいられるような気がする。


アメリカでは、当然新型コロナに関する情報がネット上で飛び交っている。熱湯や漂白剤を飲むなどの、ひどく悪質なものほど妙に広まるものだ。特定ビタミン販促、変な水とか、こういう時には藁をもすがる不安を利用して儲ける人たちもいる。自分の常識・認識・判断を手放してはならない。
参考として、情報を集める程度にとどめておくべきと思う。


山本玄峰老師だったかな?「正法に不思議なし」と言われた。
これは、ちょつぴり座右の銘で、奇跡を見たと、自分は特別であると宣伝する人に、ろくな人はいない。あなただけの素晴らしいチャンス、などというものにろくなものはない、という教え(非常に俗な解釈ですみません)であり、物事を行なっていく上で、特別な近道も抜け道もない。という戒めにしている。


フェイクニュースなどは、特別になりたいという人の心の弱さにつけこむ現代の”野狐禅”なのだろうと思う。


野狐禅(やこぜん)とは、禅宗において、禅に似て非なる邪禅のこと。「無門関」第2則の「百丈野狐」に出る語である。野狐(やこ)とは低級な妖狐の1つ。野狐精(やこぜい)、野狐身(やこしん)、また生禅(なまぜん)ともいう。
「仏法は無我にて候」として真実の仏陀は自我を空じた無我のところに自覚体認されるはずのものなのに、徒(いたずら)に未証已証(みしょう・いしょう、いまだ証していないのに既に証覚を得た)という、独り善がりの大我禅者をいう。いわゆる魔禅の1つ。
「無門関」第2則の「百丈野狐」の公案には、前世に百丈山にいた老人が、かつて覚った者は「因果に落ちない」と言い、「空」の境涯のみを持ち上げて因果の理法を無視したが為に、五百生の間、野狐身の畜生道に堕したという話がある。この話からいったんの「空」の無相の境涯に捉われて、真に妙有・妙用(みょうう・みょうゆう)の境地に達しないのに、自ら覚り終ったとする独り善がりの増上慢(ぞうじょうまん)の禅をたとえて言ったものである。(By Wikipedia)



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