密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

新型コロナをめぐる新しい動きと情報

おととい、お隣のパイナレス郡でも外出禁止令が出た。
食料等の買出し以外、毎朝20分の散歩以外の外出はしていないし、散歩の際も滅多に人に出会わない。今朝、お花の師匠がお弟子たちに、最新のコロナ対策をメールしてくれた(とってもパワフルで面倒見のいい人なのだ。)ので、それを訳して掲載します。


ウイルスの情報:
 
 以下は、娘がアシスタントをしているIrene Ken医師から転送されたものです。
ジョンズホプキンス大学
(ボルチモアにあるアメリカ屈指の医学部を有する大学です)の感染症の教授、非常に有益です。
 
私たちのコミュニティチャットでは、伝染を防ぐために、この優れた概要を送信しています。非常に明確なのであなたと共有します:
 

 *ウイルスは生物ではありませんが、脂質(脂肪)の保護層で覆われたタンパク質分子(DNA)は、眼、鼻、または頬の粘膜の細胞に吸収されると、その遺伝子コードを変更し突然変異となります。 そしてそれらは、アグレッサー(攻撃的なもの・侵略者)とマルチプライアーセル(乗数で増殖する細胞)に変換されます。


 *ウイルスは生物ではなくタンパク質分子であるため、殺すというものではなく、自然に崩壊します。崩壊時間は、温度、湿度、物質の種類によって異なります。


 *ウイルスは非常に壊れやすいです。それを保護する唯一のものは、脂肪の薄い外層です。泡が脂肪質を遮断するので、石鹸や洗剤が最善の治療法です(そのため、大量の泡を作る20秒以上泡だてが必要があります)。
脂肪層を溶解することにより、タンパク質分子は分散し、自然に分解します


 *熱は脂肪を溶かします。これが、手や衣服などすべてを洗うために摂氏25度以上の水を使うのがとても良い理由です。さらに、お湯を使うと泡が多くなり、より有効です。


 *アルコールまたは65%を超えるアルコールとの混合物は、脂肪、特にウイルスの外部脂質層を溶解します。


 *漂白剤;水1;5混合は、タンパク質を直接溶解し、内部から分解します。


 *過酸化水素(オキシドールなど)はウイルスタンパク質を溶解するため、酸素水は石けん、アルコール、塩素の次に役立ちますが、純粋に使用する必要があり、肌を痛めます。
 
*殺菌剤は効果がありません。
ウイルスは細菌のような生物ではありません。彼らは、抗生物質で生きていないものを殺すことはできませんが、言われたことすべてでその構造をすぐに分解します。
 
*使用済みまたは未使用の衣服やシーツのような布を振らないでください。
ウイルスは不活性の状態で、布地および多孔性ー3時間 銅(自然に防腐剤であるため)木ー4時間、厚紙ー24時間、金属−42時間 プラスチックー72時間 での間に崩壊します。しかし、振ったり、はたきをかけたりすると、ウイルス分子が、3時間ほど空中に浮遊し、鼻などから侵入する可能性があります。


 *ウイルス分子は外部の寒さでも家や車のエアコンのように人工的環境でも非常に安定しています。また、安定性を保つためには湿気、特に暗闇が必要です。したがって、除湿された乾燥した暖かく明るい環境では、より早く劣化します。


 *ウイルスを含んでいる可能性のある物体に紫外線を当てると、ウイルスタンパク質が分解されます。たとえば、マスクの消毒・再利用のためにはとても有効です。ただし、皮膚のコラーゲン(タンパク質)を分解し、最終的にしわや皮膚がんを引き起こしますので、注意してください。(人体に直接照射しない)


 *ウイルスは健康な皮膚を通過できません(切り傷などからも侵入)。


 *酢は脂肪の保護層を分解しないため、役に立ちません。


 *普通のアルコール飲料は、効果がありません。最強のウォッカのアルコール度数は40%のであり、ウイルス崩壊には、65%が必要です。


 *リステリン(アルコール系リキッド歯磨き、うがい液)は有効です!アルコール度65%です。


 *スペースが限られているほど、ウイルスの濃度が高くなります。より開放的または自然に換気されるほど濃度は薄まります。


 *体液(鼻水・痰)、食べ物、鍵、取手、スイッチ、リモコン、携帯電話、腕時計、コンピュータ、机、テレビなどに触れる前と後に手を洗う必要があります。バスルームを使用するときも同様です。


 *HUDMIDIFY HANDS DRYを行うべきです。手の洗いすぎも気をつけるべきです。乾燥によるヒビなどのマイクロクラック(ミクロの隙間)にウイルスが隠れてしまうことがあるためです。保湿クリームなどマメに使うと良いでしょう


 *また、ウイルスが隠れないように、爪は短く切っておくようにしましょう


以上です。色々誤解や勘違いで伝わっている部分を、科学的知見で説明されていてとてもいい情報だと思いました。


また、先の見えない不安の中も、多くの研究機関によるワクチン、新検査法の開発も進んでいるようです。

(CNN) 米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソンは30日、新型コロナウイルス予防ワクチンの臨床試験を9月までに開始し、来年初めにも使用できるようにすることを目指すと発表した。
発表によると、同社は今年1月からワクチンの開発を進めている。米厚生省の生物医学先端研究開発局(BARDA)と提携し、研究や開発、臨床試験に投資する資金は総額10億ドルとなる見通しだ。
アレックス・ゴースキー会長兼最高経営責任者(CEO)は「できるだけ早く、全世界で適正価格での使用を可能にする」と表明した。
来年初めには緊急使用の認可に基づく供給を開始するのが目標。認可後に向けて、全世界で生産能力を拡大するという。
米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)では今月、米バイオテクノロジー会社モデルナのワクチンを使った臨床検査の第1段階が始まっている。


新型コロナへの免疫発見のための抗体検査の可能性に取り組んでいる記事、長い記事なので全ては転載しませんが、たくさんの頭脳が努力を続けています。読んでみてください。

昼夜を問わず何千人もの新型コロナウイルス検査が米国で進む中、新しい血液検査が、このウイルスへの免疫を持つ人を発見できるチャンスをもたらそうとしている。感染を封じ込め、経済を正常な状態に戻すための闘いにおいて、これが局面を大きく変える可能性を秘めている。


複数の学術研究機関、医療関係企業が、こうした血液検査の開発を急いでいる。軽症・無症状の感染者が持つ抗体を迅速に特定できる。現在行われているような診断検査、つまり感染を確認するために鼻を綿棒でぬぐって検体を採取する、なかなか受けられない場合もある手法とは異なるものだ。


ニューヨーク市にあるマウント・サイナイ・アイカーン医科大学のフロリアン・クラマー教授(ワクチン学)は、「最終的には、こうした抗体検査が、誰がこの国を正常な状態に戻せるのかを突き止めるのに貢献するかもしれない」と語る。「いち早く通常の生活に戻り、すべてを再スタートさせられるのは、免疫を持った人だろう」
後略ー



最後に、コメントを送ってくださった方が、日本のコロナ対応に対すする分析の記事を送ってくださいました。時系列も踏まえ、大変素晴らしいオーガナイズと分析で、今、おかれたいる現状と問題点を冷静に理解するのにとても有効だと思いましたので、ご紹介させていただきます。




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