密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

コロナは高齢者だけの危機ではない。

今はまた自粛ムードに戻ったようだが、若者が夜の街で大騒ぎ、大縄跳びや大合唱というニュースを見た。”俺たちに明日はない!!”若者特有の絶望への情熱か?震災や戦争のように目の前で起こることではないので、彼らもより不安とストレスが溜まるのだろう。


日本では封じることが許されないのか?コロナに罹患した人の状態を報告するものがほとんどのニュース・ワイドショーではないように見える。


27日に、ジョージワシントン大学病院が、新型コロナウイルスに感染した患者の肺の立体動画を公開した。

(CNN) 米首都ワシントンのジョージワシントン大学病院が、新型コロナウイルスに感染した患者の肺の立体動画を公開した。わずか数日前まで無症状だった男性は、発症から数日で、肺が正常に機能しなくなっていた
動画は米ジョージワシントン大学病院で胸部外科手術を担当するキース・モートマン医師が公開した。患者は59歳の男性で、血圧が高いことを除けば重い基礎疾患はなかったという。
男性は重症化して人工呼吸器を装着されたが、それでも十分な呼吸ができず、血液を循環させて酸素を送り込む装置が必要な状態。重体となって集中治療室に入院している。


動画の中の黄色い部分は、両方の肺の中で急速に広がった感染と炎症の状態を表している。ダメージは1カ所にとどまらず、両方の肺を覆うようになった。
「進行性の呼吸器不全に見舞われた患者は、肺のダメージが急速に広がる」「残念ながら、これほどのダメージを受けると、肺が回復するには長い時間がかかることもある。COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の患者のうち約2~4%は回復不可能なダメージを負い、この病気に屈してしまう」(モートマン医師)体が感染をコントロールしようとして肺の炎症が広がると、肺で血液に酸素を送り込んで二酸化炭素を取り除くことができなくなり、呼吸困難や過呼吸の症状が表れる。


この動画は、年配の患者でなくてもどれほど急速に感染が広がり得るかを物語るとモートマン医師は言い、「これを見て、どんなことになるのか理解してほしい」「事態を深刻に受け止めてもらう必要がある」と強調、人との距離を置くことや自己隔離などのアドバイスに従ってほしいと呼びかけている。



NYCでは20代の死亡者も出た。若い世代も感染してもチョツトくるしい思いをすれば治る、という認識は改めなくてはならない。
そうかと言って、イタリアでは102歳のおばあちゃんがコロナから生還した。

(CNN) 新型コロナウイルスの深刻な被害が広まるイタリア北部ジェノバ市の病院医師は27日、発症し20日間以上入院していた102歳女性のイタリカ・グロンドーナさんが回復し、退院したと報告した。
治療に当たっていたサンマルティーノ病院の医師は「我々は不死の女性と呼んでいた」とし、「彼女の治癒(ちゆ)は感染の危機に直面する全ての高齢者に希望を与える」と喜んだ。
イタリア国立衛生研究所によると、国内で陽性反応を示し、最終的に亡くなった犠牲者の平均年齢は78歳となっている。


発症しすぐに入院して適切な治療(それが対処療法であれ)高齢者でも生還できるという希望だ。検査を渋って、自宅待機を引き延ばし、体力を消耗させ、免疫力も低下させては、治癒できなくなる。知ることは力である。きちんとした科学的情報が共有されれば、
日本の人たちはそれなりの節度と忍耐を持って行動できる。
場当たり的パフォーマンス、厚労省の情報抱え込みと利権・排外主義、臭いものには蓋、そして喉元過ぎれば暑さ忘れる、そんな安倍政権方針が国民をよりひどい状況に巻き込んでゆく。


いい加減に懲りよう。

ベンシャーン作


選挙で自らを救うしかない。


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