密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

現金より商品券?デザイン・印刷会社にお友達が?

こんなに危機感のない政権があるだろうか?
欧米では、多くの緊急事態宣言を発令し、経済支援策が実施されている。
大企業寄りの米共和党政権でさえ、対策費2兆ドル(220兆円)のうち1.2兆ドルは個人や世帯、医療従事者や病院、失業者への支援だと強調。年収7万5000ドル以下の個人に現金1200ドルを支給するほか、失業保険制度に2500億ドル、中小企業の雇用確保に3500億ドルの資金をあてると説明した。


さて、東アジアに位置しながら、安倍政権のリーダーシップの成果で奇跡的に感染者数の少ない日本では、もはや、終わったこと、なかったことにしてしまいたい空気が醸造されているようだ。なかったことにするのが大好きな安倍政権、被害を逆手にとっり時には危機を捏造して煽り、トランプやお友達への利益誘導が得意な安倍政権、自分たち”上級国民”生活から一歩外に出ず、庶民に目も向かない安倍政権が、検査をしないことで、日本大丈夫、日本だけはコロナに強い、オリンピックでコロナに勝つ(なんて馬鹿げたことはあり得ないことは、国際社会の認識のもと延期となった。)そんな空気を作っている?


日本と海外のコロナ対策に対する真剣味の温度差は、広がるばかりだ。前述の経済対策
を見ても(それでも大企業優遇だと民主党は突き上げている)わかる。
専門家の意見も求めず、やってる感ポーズの独断大英断の全国一斉休校で、ドミノ倒しのような経済困窮が加速(共働き・ひとり親家庭の就業困難、給食の代替え、学校の代替えの必要、学校関係の業種、給食センターなどの停止、そこに搬入していた食材、農家などの首を絞め、子供達の行き場を学童保育に押し付け混乱と疲弊を招いた)


場当たり的な(それを行なった場合のリスクとその対策を一切考えないで行う勇ましい安倍様”号令”)イベント自粛で、イベント会社、主催アーチストやパフォーマンサーの生活を危うくし、すでに発注した経費は自己責任で破産も目の前に迫るという悲惨な状態を民間に丸投げ。


政権浮揚と個人の嫌韓・歴史修正主義でこじらせた日韓関係で、すでに打撃の大きかった観光業は壊滅的状態。


フランスの”あるたいへんに身分の高い女性”の「パンがなければ、ブリオッシュを食べればいいじゃない』という言葉のように、「お金がなければ商品券を使えばいいじゃない」「お米が食べられなければ、和牛を食べればいいじゃない」「外出自粛なら、旅行に行って外食すればいいじゃないー意味不明」という、提言?経済政策案?を打ち出した。


浮世離れしたフランス王妃への作り話のようなバカさ加減である。


だいたい、ポイント還元とか商品券とかが好きな安倍政権、これは新しく何かを始めればその準備に、利権が発生するからで、今回も和牛商品券(例えば)と同額の商品券のデザイン代、印刷代、宣伝普及費などが発生し、きっとそれは、安倍周辺の”クリエーター”のクールなお仕事に投入されるのだろう。


人の災難に乗じて、なんでももうけ口につなげるのが安倍政権。しかもグルメ会食当たり前の感覚で、庶民も和牛なんて食べられたら、拍手喝采、ってか!?
和牛農家も喜んで次期選挙は安泰。だったらその前にTPPだのFTAの時にきちんと考えて対処しろって話だ。


しかも安倍様麻生様がポケットマネーで振舞ってくださる和牛じゃなくて、税の再配分である。同情するなら金をくれ!!! 現金こそオールマイティーの商品券でしかも新しいデザイン料も印刷量もかからない。


こんな現実感覚に乏しい人々の変なリーダーシップに振り回されているうちに、コロナでなくても死んでしまう人が出るかもしれない。
いまだに本気でコロナ対策する気もなく、適当にごまかしても、明確な責任の所在は証明できないから、やってる感だけで、新しい利権を探ろうとか、そんなお花畑が垣間見える。しかし、そうは問屋が卸さない。この3日で、16人・17人ついに1日で40人を
超える感染者がではじめた東京都。中国・韓国が真剣な対策と状況との格闘の末、終局に向かっているのを尻目に、感染者を特定せず、見なかったことにして、自己責任で済ませてきた日本は、これからが本番、となる可能性がある。


安倍総理や閣僚たちは国会においても物事を論理的に捉え答えを出すことができない。人の意見を聞かず、過ちを認めず、故にそこから学ばない。ただ都合の悪いことはなかったことにし、ごまかし、向き合わず、忘れてくれるのを待つ、こんな姿勢が、コロナ対応にも現れている。せめてコロナが忖度できる存在なら、国民は救われるかもしれないが。



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