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森法相デマ暴言 黒川氏定年延長の陰で検察官人事コントロール

9日参議院予算委員会の、小西議員の黒川氏定年延長問題追及。論理的かつ文章の証拠も提示して、詰将棋状態で詰めてゆく小西議員は、この安倍総理とその周辺の馬鹿政治家の免罪符発行人を検事総長にという野望の裏に、全ての検察官の定年(退職命令)を政権がコントロールできる制度づくりという目的もあばきだした。検察庁法と国家公務員法のダブルスタンダードで、国家公務員法の政権側の恣意的運用で、全ての検察官の退職勧告をできるようになるというものだ。つまり検察官は常に職を奪われる可能性とともに、要職につかせる人間を選択できる。検察の独立は崩壊する。官邸の門番の定年延長という目を引く物の陰に、こっそり隠している目的があったのだ。彼らお得意の、いつもこの手法だ。絶対に、国家公務員法の適用など認めてはならない。


その追及の過程で、56年の立法を変えなくてはいけない、社会的変化を問われ、森法務大臣は、ひどく愚かな答弁を行ってしまった。国家公務員法を検察官に適応する社会情勢の変化の事例を問われ、「東日本大震災の際、いわき市の検察官は、市民に避難勧告が出る前の一早く逃げ出したまた複数の被疑者を理由もなく開放してしまった」と答弁したのだ。小西議員は、追及の過程であったため、この発言のみを取り上げて深掘りはしなかったが、のちに山尾議員がこの発言を問題視し、追及した。小西議員ものちにツイッターで
震災を利用する発言と非難している。



小西洋之VS森まさこ壊れたレコーダー TVの前で虚偽答弁!突きつけられた真っ黒クロスケの証拠に 森「コニタン想像たくましい(笑)」「理由・検討経過が書いていない法律は政府解釈で自由に変更できます!」


山尾議員の追及は前半の非常事態宣言に対する大きな懸念と踏み込んだ追及も重要でこれは別で取り上げることにするが、検察官が逃げ出した発言の質疑は、50分30秒から、そして協議が紛糾して散会へ。

【再放送】森まさこ 20200311衆議院法務委員会(山尾志桜里)(国会中継)
森大臣は、野党時代の自分の質疑、きちんとファクトのない、扇情的攻撃的な物言いをそのまま、法務大臣としての答弁で行ってしまった。
山尾議員に、”検察官が逃げ出した” これは事実かと厳しく問いただされて、野党時代の自分の質疑、報道にもあった(どんな報道機関のものやら、、)といい、のちに、裁判所がいわき市から郡山市に移動したことに伴い移動した、と答弁を変え、最後に自分個人の見解であると答弁した。


山尾議員は元検察官であったゆえに、このようないい加減な発言は看過できず、強い憤りを表した。ネトウヨや子供ではないのだから、自分の発言に責任を持たなくてはならない。壊れたレコードでは済まされない、検察官への誹謗中傷であり、検察組織への侮辱だ。検察トップの検事総長に対する指揮権を発動することもできる法務大臣が、こんな発言をすることは、大問題であり前代未聞だ。


検察官は絶対辞任して欲しいだろう。そうでなくてもはらわたが煮えくり返っているであろう検察、黒川氏以外を敵に回したとも言える。


山尾議員はこの件にはきちんとケリをつけるだろう。
火だるまでも、特有の面の皮の厚さで答弁に建ち続けていた森大臣、官邸の言いつけではなく自身の愚かな発言は命取り。これは黒川人事を葬り去る決定打になるか?


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