密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

山本氏に候補取り下げ依頼、立民幹部が、安倍政権と対峙するのは自分たちだけと思うなら勘違いだ。

過ぎたる自負心は厄介なものだ。多くの野党共闘を望む市民は旧民主党がまた一つになって安倍政権と戦ってほしいと思っている?政権交代可能な二大政党なんて、日本では無理とワタクシは思っている。立民+国民の先祖返り合流も、結局彼らのネイチャーである、俺が俺がでまとまらない身内牽制で上手くいかなかった。彼らはいまだに党内の保守派とかリベラルとか、中道リベラルと色々な自称で戦っている。


それにしても、現在野党第一党の立憲民主党の態度には、嫌な感じを抱く人も少なくないんじゃぁないか。京都市長選の自民との反共共闘と、差別意識丸出しの新聞広告、人としてどうか?という感じもする演説など、仮にも、過去の野党共闘で、グダグダの民進党煮え切らなさや、時には侮辱的発言も行われたのに、国民のために安倍政権を倒すという志のもと、忍耐と自己犠牲を続けてきている日本共産党は、全国に候補立てる方針を取り下げることで、比例票も減らすという実害を被っても、野党共闘のため候補取り下げに応じてきた。そんな共産党に対して、こんなことをする人たちなんだ!!とうんざりさせられた。


森加計、昨今の桜問題にしても、その中のジャパンライフの追及にしても、共産党がコツコツと、日が当たろうが当たるまいが調査追及をしてきたことが、大きな問題提起に発展し、それを、他党に情報共有をして、みんなで戦おうと提案したのも共産党だ。


まあ利用できるときは利用して、でもやはり反共、一緒にされたくな〜い的な、矜持のない身勝手な輩、そんな感じがしてしまう。


そして、自負心いっぱい、唯一無二の立憲民主党は、山本太郎氏にも圧力をかけていたようだ。

 立憲民主党の長妻昭・選対委員長側がれいわ新選組の山本太郎代表側に「自分たち(立憲)の選挙区にれいわの候補者を擁立しないでくれ」と圧力をかけていたことが分かった ―


山本代表が18日夜、自らのYouTube番組「山本太郎とネットでおしゃべり会」で明らかにした。

それによると昨年秋も深まった頃、長妻選対委員長側から山本代表側にアプローチがあった。内容は「東京の選挙に関してだ」ということだった。れいわが野党共闘の条件として掲げる消費税5%の件ではないので、山本は出向かず、双方の代理人同士で会った。


山本は野党共闘を進める狙いから候補者擁立を控えていた。だが立憲は減税に応じなかった。
れいわは立憲の選挙区に候補者を立てることした。これが経緯だ。

なぜこうも立憲はれいわを恐れるのか。答えは昨夏の参院選にある。立憲は比例票を2017年の衆院選より300万票も減らした。山本太郎の選挙演説に耳を傾けている有権者に、「以前はどこに投票していたのか?」と聞くと、大概、民主党(立憲)と答えた。立憲が失った300万票の大半はれいわに流れたのである。


野党第一党の選対委員長にして代表代行が、国政政党になってわずか半年の小政党に「自分たちの選挙区に候補者を立てないでくれ」と圧力をかけた。姑息という他ない。

長妻氏本人から直接コメントを取るため、田中は氏の携帯に電話を入れたが、留守番電話だった。


【Live】山本太郎とネットでおしゃべり会 2020年2月18日

27分30秒から上記の立民側とのコュニケーション。小ちゃ!!て言われてます。


山本氏が、枝野立民を好きではない、という感じは街頭記者会見でも言葉の端々に匂っていた。だから与党にも野党にも煙たがられる存在などと標榜もしているのだろう。
結局、自民党と簡単にバーターしてしまうのも立民の体質に、自民党的なもの、政治エスタブリッシュ、エリート的の自覚と判断があるからで、真に国民サイドに立ち切れないそんな似非リベラル(いや保守中道が、、その自称にも現れている、もの欲しさ。伊勢神宮に集団参拝するなよ!)の嘘臭さに山本氏が反発を感じていたとしても不思議はない。 


野党共闘が大事なのもわかるが、野党共闘お題目で、立民中心に彼らを勝たせるための踏み台くらいにしか思わない、そんな傲慢さ、小ささも、結局肝心なところで、これだけ酷い政権の受け皿にさへなれない、というか受け皿をひっくり返すことも平気でやってしまう。信用ならない。結局京都市長選が彼らの本音、敵は安倍より共産党とれいわ新撰組。
野党共闘を盾に彼らを潰し、安泰の保守二大政党樹立!でも安倍自民党はそんなことサラサラ考えていない。


小沢一郎氏は、志位委員長を自身の政治塾での講演に呼んだ。小沢氏は、国民と合流し、
立民と国民の合流を望み大きな反安倍勢力の構築を目論んだ。山本氏は小沢氏の元をはなれ、政治エリートの大方の予想に反し、政党要件を満たし、今、最も発信力のある勢力になっている。


山本氏は、消費税5%を実現するためにあの手この手で仕掛けている。
共産党は、まさに我が意を得たりで共闘体制をとっているが、野党共闘分裂を望んでいないので、つなぎ役的位置をキープしている。


その共産党と、小沢氏を介し、立民にはねつけられた国民が5%に合意し、れいわ新撰組と、選挙協力を含む共闘を行い、いっそ、れいわ・国民・共産+社民? VS  立民+社民? VS 安倍自民+公明+維新の三つ巴でそれぞれ頑張る? ここで石破さんが腹破りして、旧民主保守派、前原氏らと新党結成して第4局。しかし、れいわ連合と立民会派と石破新党は、反安倍で歩調を合わせ、ぶっ壊れたこの国を協力して建て直す、そんなことがあればいいのに。そして安倍一派をLock in してから、政権をかけた選挙を再びすればいい(これは初期野党共闘、志位委員長の国民連合政府構想である)


立憲民主党は、彼らの自負心が、結党当時のまま固まっている。今は国民はそれほど支持していない。彼らに求められるのは、自党のために他党を押さえつけることではなく、他党を立てて、みんなをまとめて安倍政権と戦うことだ。まさに共産党がやっている役割だ


不幸なことにアメリカ直輸入の資本主義政権の反共プロパガンダが、その意味を失っても、なんとなく怖い的な偏見を寝ずかせているー安倍氏の国会誹謗中傷答弁で現れているように、今でもそのプロパガンダ流布に余念がない。


信頼できるのは誰か?誰の言葉が響くのか? 刮目して見極める時だ。


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